----

&size(18){[[有碍書]] : [[特定有碍書>有碍書/特定有碍書]] | [[「い」の段>有碍書/「い」の段]] | [[「ろ」の段>有碍書/「ろ」の段]] | [[「は」の段>有碍書/「は」の段]] | ''「に」の段''  |  [[「ほ」の段>有碍書/「ほ」の段]]  |   [[「へ」の段>有碍書/「へ」の段]] | [[「と」の段>有碍書/「と」の段]] };
&size(18){[[有碍書]] : [[特定有碍書>有碍書/特定有碍書]] | [[「い」の段>有碍書/「い」の段]] | [[「ろ」の段>有碍書/「ろ」の段]] | [[「は」の段>有碍書/「は」の段]] | ''「に」の段''  |  [[「ほ」の段>有碍書/「ほ」の段]]  |   [[「へ」の段>有碍書/「へ」の段]] | [[「と」の段>有碍書/「と」の段]] | [[「ち」の段>有碍書/「ち」の段]] };

----
*「に」の段 [#x0fa90f3]
#contents
**蒲団 [#ni-1]
|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|c
|>|>|>|>|~マップ|
|>|>|>|>|&attachref(ni-1.png,nolink,蒲団,);|
|~難易度|&attachref(img/難易度_大.png,nolink,難易度_大,50%);|~著者|>|田山花袋|
|~入手可能な道具|>|>|>|文魂(小)×12〜23、想魂(小)×7〜13、語魂(小)×7〜15、&br;文魂(中)×1〜3、想魂(中)×1〜2、語魂(中)×1〜4&br;&color(red){''※現在取得数の情報を求めています''};|
|~適正文豪Lv|>|>|>|18〜20|

''&color(Red){鞭か弓を使う文豪};''が多くいると深層部に辿りつける確率が上がる。
(鞭と弓合わせて3人以上いればボスルート確定か?)

#region(侵蝕者・経験値)

&color(red){''※ここでの経験値の数値は全ての侵蝕者を倒した際の数値を表記しています''};

|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c
|~出現&br;場所|~[[出現侵蝕者>敵一覧]]|~体力|~経験値|~備考|
|A|不調の獣_壹号|120|152| |
|~|不調の獣_貮号|150|~|~|
|C|不調の獣_貮号|150|204| |
|~|不調の獣_壹号|120|~|~|
|~|不調の獣_壹号|120|~|~|
|E|不調の獣_貮号|150|200| |
|~|伝わらぬ洋墨_貮号|150|~|~|
|G|伝わらぬ洋墨_貮号|150|300| |
|~|伝わらぬ洋墨_貮号|150|~|~|
|~|伝わらぬ洋墨_貮号|150|~|~|
|H|不調の獣_壹号|120|252| |
|~|不調の獣_貮号|150|~|~|
|~|伝わらぬ洋墨_貮号|150|~|~|
|COLOR(red):''I&br;ボス''|不調の獣_貮号|150|300| |
|~|不調の獣_貮号|150|~|~|
|~|不調の獣_貮号|150|~|~|
|K|伝わらぬ洋墨_貮号|150|300| |
|~|伝わらぬ洋墨_貮号|150|~|~|
|~|伝わらぬ洋墨_貮号|150|~|~|

#endregion
#region(獲得アイテム)
|CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c
|~獲得&br;場所|~アイテム名|~数量|~備考|
|B|文魂(小)| | |
|D|想魂(小)| | |
|F|語魂(小)| | |
|J|文魂(小)| | |

#endregion
#region(転生する可能性のある文豪)
|LEFT:150|LEFT:150|LEFT:150|LEFT:150|c
|CENTER:刃|CENTER:弓|CENTER:銃|CENTER:鞭|h
| |[[島崎藤村]]、[[田山花袋]]、[[永井荷風]]、[[国木田独歩]]|[[室生犀星]]| |

#endregion
#region(会話)
|CENTER:100|CENTER:150|c
|CENTER:発生|CENTER:文豪|h
|~戦闘開始前|島崎藤村、田山花袋|
|~|室生犀星、北原白秋|
|~|正宗白鳥、田山花袋|
|~ボス撃破後| |
|~文学奇譚|佐藤春夫、織田作之助、アオ、中野重治|

#region(内容 ''&color(Red){ネタバレ注意};'')
#region(島崎藤村、田山花袋)
|>|~内容|
|~島崎藤村|ねえ花袋、死んだ時の気持ち、本当のところはどうだったの?|
|~田山花袋|まーたその話かよ! 覚えてねえって言ってんじゃん!|
|~島崎藤村|でも、戦って強くなれば記憶が蘇る事もあるって話だったし&br;もしかしたら思い出したんじゃないかと思って……|
|~田山花袋|知らねえよ! そんなにいうならおまえが自分で思い出せばいいじゃねえか!&br;それかもう一度転生し直してもらえよ!|
|~島崎藤村|あ、そうか! そうだよね! なんで気がつかなかったんだろう!&br;戦いながら思い出すのをひたすら待っているよりも&br;もう一度僕が死んだところを転生し直してもらった方が、覚えてる可能性が高いよね|
|~田山花袋|お、おう、そうだな|
|~島崎藤村|……よし! じゃあちょっと頼んでくる!|
|~田山花袋|あれ……ひょっとしてオレ、余計な事言った? ……万が一、本当に死にに行ったらヤバい&br;おーい、待てよ藤村! 思いとどまってくれー!|

#endregion
#region(室生犀星、北原白秋)
|>|~内容|
|~室生犀星|白さん、雑誌に俺の詩を載せてくれてありがとうございました!|
|~北原白秋|まあ、届いた詩を見た時は載せるかどうか迷ったけどね|
|~室生犀星|ええっ、そうなんですか!? 俺の詩、駄作でしたか?|
|~北原白秋|いやいや、そういう意味じゃない、君の書く字の事さ&br;どうも君くらい原稿の字の拙(つたな)い男はない&br;あて字だらけでみみずの赤ん坊のようでまるで読めなかったよ|
|~室生犀星|ぐはっ、気にしてる事を……! では何故載せたんですか!|
|~北原白秋|まあ、字は字になってはいないが、詩は詩になっていたからね&br;故郷の郷も碌に(ろく)に書けないくせにね|
|~室生犀星|白さん! もう少しマシな批評をしてくださいよ!|
|~北原白秋|イヤだよ、犀星くんや朔太郎くんは僕の弟子と言っているけど&br;君たちは好き勝手に書いておけばいいのだよ|
|~室生犀星|白さんのその「いんぎん」な態度&br;俺はたまに嫌いになります……!|
|~北原白秋|ははは、いいよ、好きなように言い給え|

#endregion
#region(正宗白鳥、田山花袋)
|>|~内容|
|~正宗白鳥|よう、田山。今日は珍しく島崎藤村と一緒じゃないんだな&br;ついに喧嘩別れか?|
|~田山花袋|白鳥じゃん。いや、別に仲悪くないし。今日はたまたまだよ&br;……なんでそんな事言うんだよ?|
|~正宗白鳥|なんで……か&br;お前はずっと、島崎に嫉妬してたじゃないか。自分よりも才能があると|
|~田山花袋|な、なんだよ!いつオレがそんなこと……!|
|~正宗白鳥|見ていたら分かるさ。島崎もわかってるんじゃないのか|
|~田山花袋|……! ニヒルな白鳥様は何でもお見通しか。……そうだよ&br;オレが自然主義を確立した事は確かだ。けど、そもそもはあいつが始めたことで……&br;……とにかく!あいつはいつも、オレよりも先に行っちまうんだよ|
|~正宗白鳥|お前のその正直なところは美徳だな&br;それをそのまま本人に言えばいいじゃないか、お得意の自然主義に従ってな&br;きっと楽になる|
|~田山花袋|それは……そうだけどよ……|
|~正宗白鳥|そこまでは気持ちの整理がついてないか&br;まあ俺は強制しない、ただの忠告さ。お前と同じように自然主義を標榜(ひょうぼう)する者としてのな|

#endregion
#region(佐藤春夫、織田作之助、アオ、中野重治)
文学奇譚 第十三話 文学の世界
|>|~内容|
|~佐藤春夫|……なるほど。アカがはぐれてるうちに……|
|~織田作之助|そう。今は堀くんが面倒を見てるで&br;見えてはいけないものが見えたり、聞こえてはいけないもんが聞こえたりしてるみたいやけど|
|~アオ|典型的な心神喪失状態ですね。他にも、吐き気と全身の倦怠感が三日三晩は続くと思います|
|~織田作之助|全く、勝手に侵蝕者に向かって飛んでくから焦ったわ。助かったからいいものの|
|~アオ|アカは研究対象を見ると見境がなくなるんです。&br;彼が侵蝕者にやられるのはこれが初めてではないんですよ|
|~[選択]|「(人騒がせなやつだ……)」/「(静かになってちょうどいい)」|
|~アオ|あなた、心の声がモレてますよ|
|~織田作之助|なにはともあれ、無事でよかったわ。ワシたちは看病するから、あとよろしくたのみますわ|
|~佐藤春夫|俺たちはお前を連れて調査続行ってわけか。おいアオ、あんまりうろちょろするなよ|
|~アオ|しませんよ。そもそも僕はうすら寒いこんなところでの調査、したくないんで|
|~織田作之助|……あ、そうそう。アカくんが一つ気になるところを言い残していったんやけど&br;「文学にしかないものを探せ」って|
|~中野重治|……文学にしかないもの? 本の中で文字だけに概念の世界がある理由ってこと?&br;たしかに、侵蝕者が寄ってくるのも、文学ってものになにかがあるからだよね|
|~アオ|なるほど。文学を構成する独自の要素に侵蝕者の持つ精神エネルギーが反応している&br;……で、文学にしかないものってなんなんですか|
|~佐藤春夫|難しい質問だな……|
|~中野重治|文学だけにあるもの……美しい日本語、とか?|
|~アオ|真面目に考えてくださいよ。あなた達それでも文豪ですか|
|~佐藤春夫|うーん、そうはいってもな……そもそも、文学ってなにかってところもよくわからないし|
|~中野重治|うん、何が真の文学っていうことはいつも激しい議論になっていたもの&br;文学論争って言われてるくらいにね|
|~佐藤春夫|なんにせよ俺たちだけですぐ答えられる問いじゃないな……他のやつらに聞いてみてもいいか?|
|~アオ|……しかたありませんね、なんにせよ、文学とは一体なんなのか、その定義が必要です&br;引き続き侵蝕者を倒しつつ、話し合ってみてもらえますか|
|~佐藤春夫|わかったよ、話し合ってみる|
|~中野重治|じゃあ佐藤さん、僕は適当な人たちに声をかけてみますね|
|~佐藤春夫|文学とは何か、か……この話は荒れそうだ|
#endregion
#endregion
#endregion
**濹東綺譚 [#ni-2]
|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|c
|>|>|>|>|~マップ|
|>|>|>|>|&attachref(ni-2.png,nolink,??,);|
|~難易度|&attachref(img/難易度_大.png,nolink,難易度_大,50%);|~著者|>|永井荷風|
|~入手可能な道具|>|>|>|文魂(小)×20〜21、想魂(小)×10〜16、語魂(小)×12〜19、&br;文魂(中)×2〜3、想魂(中)×1〜2、語魂(中)×1〜2&br;&color(red){''※現在取得数の情報を求めています''};|
|~適正文豪Lv|>|>|>|20|

&color(red){''「刃を扱う文豪」が三人以上''};いると、最深部に到達する確率が上がる。

ここに出てくる「纏まらぬ洋墨」は&color(red){''急所攻撃・双筆神髄・筆殺奥義以外ダメージ1''};。
すべてのマスで出てくるため、注意が必要。

#region(侵蝕者・経験値)

&color(red){''※ここでの経験値の数値は全ての侵蝕者を倒した際の数値を表記しています''};

|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c
|~出現&br;場所|~[[出現侵蝕者>敵一覧]]|~体力|~経験値|~備考|
|A|纏まらぬ洋墨_零号|20|204| |
|~|纏まらぬ洋墨_零号|20|~|~|
|~|伝わらぬ洋墨_壹号|120|~|~|
|D|纏まらぬ洋墨_壹号|30|300| |
|~|伝わらぬ洋墨_貮号|150|~|~|
|~|伝わらぬ洋墨_貮号|150|~|~|
|E|纏まらぬ洋墨_壹号|30|200| |
|~|纏まらぬ洋墨_壹号|30|~|~|
|F|纏まらぬ洋墨_壹号|30|300| |
|~|纏まらぬ洋墨_壹号|30|~|~|
|~|伝わらぬ洋墨_貮号|150|~|~|
|COLOR(red):''G&br;ボス''|纏まらぬ洋墨_壹号|30|300| |
|~|纏まらぬ洋墨_壹号|30|~|~|
|~|纏まらぬ洋墨_壹号|30|~|~|
|J|纏まらぬ洋墨_壹号|30|200| |
|~|伝わらぬ洋墨_貮号|150|~|~|
|H|伝わらぬ洋墨_貮号|150|300| |
|~|纏まらぬ洋墨_壹号|30|~|~|
|~|伝わらぬ洋墨_貮号|150|~|~|

#endregion
#region(獲得アイテム)
|CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c
|~獲得&br;場所|~アイテム名|~数量|~備考|
|B|文魂(小)| | |
|C|語魂(小)| | |
|I|想魂(小)| | |

#endregion
#region(転生する可能性のある文豪)
|LEFT:150|LEFT:150|LEFT:150|LEFT:150|c
|CENTER:刃|CENTER:弓|CENTER:銃|CENTER:鞭|h
| |[[永井荷風]]、[[田山花袋]]、[[島崎藤村]]、[[国木田独歩]]| | |

#endregion
#region(会話)
|CENTER:100|CENTER:150|c
|CENTER:発生|CENTER:文豪|h
|~戦闘開始前|太宰治、永井荷風|
|~|谷崎潤一郎、永井荷風|
|~文学奇譚|国木田独歩、佐藤春夫、田山花袋、アオ|

#region(内容 ''&color(Red){ネタバレ注意};'')
#region(太宰治、永井荷風)
|>|~内容|
|~太宰治|荷風先生! お目にかかれて光栄です!|
|~永井荷風|おや、太宰君か&br;偽悪趣味の気取った年寄りに、何の御用かな?|
|~太宰治|い、いやそんなことは……書いたけど&br;何だかんだ、俺は荷風先生のファンでして……|
|~永井荷風|フッ、冗談だよ&br;それにしても、君の方こそ「無頼派」などと宣(のたま)い&br;偽悪趣味に没頭していたように僕には見受けられるな|
|~太宰治|そうですね……&br;結局、そこを吹っ切れた荷風先生の作品に、俺は憧れていたんだと思います|
|~永井荷風|君は少々真面目過ぎだな、もっと自由に生きれば良いものを|
|~太宰治|まあ、それが俺の取り柄なんで!|
|~永井荷風|生まれ変わっても相変わらずだな。いや、そこはお互い様か|

#endregion
#region(谷崎潤一郎、永井荷風)
|>|~内容|
|~谷崎潤一郎|荷風先生! 再びこのようにお会いできて感激ですよ!|
|~永井荷風|またまた、そんなお辞儀はいいよ、谷崎君&br;僕と君とは長いこと芸術的な同志だったじゃないか|
|~谷崎潤一郎|フフ、「今も」ですよ、荷風先生|
|~永井荷風|フッ、君の好意はいつもありがたいよ|
|~谷崎潤一郎|それもこれも、先生が私を認めてくださったからです|
|~永井荷風|それだけ君の視点がユニークだったからさ、当然の評価だよ|
|~谷崎潤一郎|それでも、私の性癖と目指す文学に自信が持てるようになったんです&br;そういう意味でも先生は私にとっての恩人なんですよ|
|~永井荷風|そこまで言われると、なんだか照れるね|
|~谷崎潤一郎|何かお困りの事があれば、遠慮なくおっしゃってくださいね|
|~永井荷風|ああ、頼りにしているよ|

#endregion
#region(国木田独歩、佐藤春夫、田山花袋、アオ)
文学奇譚 第十四話 自然主義
|>|~内容|
|~国木田独歩|へー、それで 文学が何かだって?|
|~佐藤春夫|はい、色んな方に聞いて回っているんです。それが侵蝕者の正体を掴むきっかけになるかもって|
|~田山花袋|なるほどなあ。文学にわざわざ寄ってきては消してく理由があるはずだもんな|
|~佐藤春夫|そうです。まずは自然主義の権威の田山さんと国木田さんにお聞きしようかと|
|~田山花袋|おいおい、やめろって! 照れるだろうが|
|~佐藤春夫|ということで、ちょっとの時間つきあってもらえますか|
|~国木田独歩|……俺は別に語ることはないよ&br;やっぱその辺は花袋の方が詳しいはずだぜ、自然主義の王様なんだからな|
|~アオ|……自然主義って何です?|
|~国木田独歩|ああ、そうだよな。物書きはいろんな主義主張をもってモノを書いていたわけだが、その考え方のひとつだ|
|~田山花袋|そ、自然主義においてはだな、自分の内面をありのまま書くことが大事なんだ|
|~アオ|ありのままの自分?|
|~国木田独歩|人間のダサさとか、見たくないところを書くってこと。要はリアリティ重視ってことだな|
|~田山花袋|それまでの小説は典型的な登場人物ばっかでご都合主義のお堅い話ばかりだったんだよ&br;そこを俺は身近なテーマで、わかりやすいものにしたわけ|
|~国木田独歩|そうそう! こいつ、自分の家に住んでいる女の弟子に惚れちゃって&br;こっぴどく振られる忍フィクションを書いてバカウケしたんだぜ!|
|~アオ|恋愛物語ですか|
|~国木田独歩|そ、クライマックスでは、振られたショックで女の子の蒲団の匂いを嗅いで号泣するんだ|
|~田山花袋|「顔を押附けて、心のゆくばかりなつかしい女の匂いを嗅いだ」|
|~アオ|うわ………………………………|
|~佐藤春夫|(まあ、そうなるよな……)|
|~田山花袋|泥臭ーく生きるオレをみて、みんなこういう風に自分に正直に生きたいって思ってくれたんだぜ&br;それだけ深く自分に向き合ったんだ。かっこいいだろ?|
|~アオ|なるほど、つまり田山さんは変態なんですね|
|~田山花袋|ちょっ、おい! 今の結論は聞き捨てならないな!!!|
|~国木田独歩|くくっ……変態か……|
|~[選択]|「変態で何が悪い」/「変態で紳士だ」/「人類みな変態」|
|~田山花袋|……さすが、司書は分かってんな。ああそうだよ! 人間はすべて変態だ!|
|~国木田独歩|みんなそういう人には言えないことがひとつやふたつあるだろ?&br;自分の気持ちを正直に書くってことは花袋がやるまで誰もしなかったんだ|
|~佐藤春夫|世の中にはありのままでいれない、人にも言えないことなんていっぱいあるもんな|
|~田山花袋|そ、自分を偽るな、そのままでいいんだって、言うことこそ、俺の目指したところなんだぜ&br;その結果、俺みたいな人間の醜い部分を描いたもの、それこそ真の文学だって認められるようになったんだ|
|~アオ|へぇ……よくわからないですけど、変態が世界を救ったんですね|
#endregion
#endregion
#endregion
**舞姫[#ni-3]
|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|c
|>|>|>|>|~マップ|
|>|>|>|>|&attachref(ni-3.png,nolink,舞姫,);|
|~難易度|&attachref(img/難易度_大.png,nolink,難易度_大,50%);|~著者|>|森鴎外|
|~入手可能な道具|>|>|>|文魂(小)×7〜17、想魂(小)×5〜13、語魂(小)×3〜12、&br;文魂(中)×2〜3、想魂(中)×1〜2、語魂(中)×1〜2&br;&color(red){''※現在取得数の情報を求めています''};|
|~適正文豪Lv|>|>|>|20|

''&color(Red){「銃を扱う文豪」が三人以上};''いると、最深部に到達する確率が上がる。

#region(侵蝕者・経験値)

&color(red){''※ここでの経験値の数値は全ての侵蝕者を倒した際の数値を表記しています''};

|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c
|~出現&br;場所|~[[出現侵蝕者>敵一覧]]|~体力|~経験値|~備考|
|A|排除する嫉妬心_壹号|150|252| |
|~|不調の獣_貮号|150|~|~|
|~|不調の獣_壹号|120|~|~|
|C|排除する嫉妬心_零号|120|204| |
|~|排除する嫉妬心_零号|120|~|~|
|~|排除する嫉妬心_壹号|150|~|~|
|E|不調の獣_貮号|150|300| |
|~|排除する嫉妬心_壹号|150|~|~|
|~|不調の獣_貮号|150|~|~|
|COLOR(red):''F&br;ボス''|排除する嫉妬心_壹号|150|300| |
|~|排除する嫉妬心_壹号|150|~|~|
|~|排除する嫉妬心_壹号|150|~|~|
|G|不調の獣_壹号|120|204| |
|~|排除する嫉妬心_壹号|150|~|~|
|~|不調の獣_壹号|120|~|~|
|H|排除する嫉妬心_壹号|150|200| |
|~|排除する嫉妬心_壹号|150|~|~|

#endregion
#region(獲得アイテム)
|CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c
|~獲得&br;場所|~アイテム名|~数量|~備考|
|B|想魂(小)| | |
|D|文魂(小)| | |

#endregion
#region(転生する可能性のある文豪)
|LEFT:150|LEFT:150|LEFT:150|LEFT:150|c
|CENTER:刃|CENTER:弓|CENTER:銃|CENTER:鞭|h
|[[森鴎外]]|[[永井荷風]]|[[石川啄木]]、[[正岡子規]]| |

#endregion
#region(会話)
|CENTER:100|CENTER:150|c
|CENTER:発生|CENTER:文豪|h
|~戦闘開始前|永井荷風、森鴎外|
|~|森鴎外、正岡子規|
|~|坪内逍遥、森鴎外|
|~|幸田露伴、坪内逍遥|
|~文学奇譚|アオ、佐藤春夫、谷崎潤一郎|

#region(内容 ''&color(Red){ネタバレ注意};'')
#region(永井荷風、森鴎外)
|>|~内容|
|~永井荷風|森先生、最近は殊(こと)にお忙しいご様子……&br;何かお手伝いできる事はございませんか?|
|~森鴎外|む、永井君か。いや大丈夫だ、助けは必要ない|
|~永井荷風|そうですか?&br;先生に幾度も世話をして頂いた恩がある身として、何か出来る事があればさせて頂きたいのですが|
|~森鴎外|忙しいと言っても、俺の元に来るのは憂鬱が趣味の奴らばかりだ&br;睡眠薬で現実逃避したいだけのな|
|~永井荷風|……先生、それはご冗談ですよね?|
|~森鴎外|当然だろう|
|~永井荷風|先生が仰ると冗談か本気かわかりませんよ|
|~森鴎外|……そうか。とにかく、永井君は俺の部下でも弟子でもない&br;対等な仲間だと思っている。だから頼る時は頼らせてもらうよ、安心してくれ|
|~永井荷風|……! 森先生……そう言って頂けるなんて、感激です……|

#endregion
#region(森鴎外、正岡子規)
|>|~内容|
|~森鴎外|正岡殿ではないか、久しぶりだな|
|~正岡子規|森さん、以前は毎日仕事場にお邪魔してご迷惑を|
|~森鴎外|いやいや、こちらも俳句談義を楽しませてもらったよ|
|~正岡子規|そう言ってもらえるとは。また句会を開くのですが、いかがですか?|
|~森鴎外|おお、では俺も名を連ねることとしよう|
|~正岡子規|森さんが入ると、いつもと違う俳句ができそうな気がしますね&br;俺は身の回りを写生するばっかりなんで|
|~森鴎外|そうかも知れん、俺が詠むとどうしても軍人としての句になってしまうからな|
|~正岡子規|俺は森さんの俳句、好きですよ。家族への思いやりのある、優しい句で|
|~森鴎外|ふっ、やはりお前は人たらしだな|

#endregion
#region(坪内逍遥、森鴎外)
|>|~内容|
|~坪内逍遥|鴎外君は、私達が繰り広げた没理想論争を覚えておられますかな?|
|~森鴎外|……ああ、俺は坪内殿に、文学批評には理想があるべきだと批判したな|
|~坪内逍遥|ええ、それです。私はほとほと困り果てましたよ&br;君は私の知らないセオリーを携えて迫ってくるものですから|
|~森鴎外|……申し訳ない&br;あの時のことは反省している、俺の議論好きの癖が出てしまった&br;周りにも坪内殿の言葉尻を捉えただけのものに見えただろう|
|~坪内逍遥|いえいえ、君の指摘は的を射たものでした&br;それに、この芝居じみた議論を求めていたオーディエンスがいたのも事実ですから|
|~森鴎外|確かに、あれを見た田山君などはこれが真の文学への態度だ! と喜んでいたな|
|~坪内逍遥|そうですそうです。初めて文学のあり方の意見を戦わせた!&br;そういう意味ではありがたく思っていたのですよ|
|~森鴎外|貴殿にそう思って頂けるのであれば俺も気が休まる|
|~坪内逍遥|私達の対決も無駄ではなかったのです……&br;まあ、今だから言えることなのですがね|
#endregion
#region(幸田露伴、坪内逍遥)
|>|~内容|
|~幸田露伴|逍遥さんではないですか! あなたのような偉大な方と肩を並べる日が来るとは光栄だ|
|~坪内逍遥|露伴君か、君にそこまで言われるとこちらも照れるね|
|~幸田露伴|いえ、逍遥さんは俺の人生を変えた方ですから、少しも誇張はありません|
|~坪内逍遥|どういうことかね?|
|~幸田露伴|逍遥さんの本を読んで、静かな池の水面に石を投げ込まれたような衝撃を受けました……&br;あれに出会わなければ、それまでの自分を捨て、文学の世界へ飛び込むことは無かったでしょう|
|~坪内逍遥|……私は舞台の幕開きをセッティングしただけだよ。君がスタアになったのは君自身の努力の成果だ|
|~幸田露伴|逍遥さん……有難うございます|
|~坪内逍遥|ヒュウマニティ……人間性の本質を描く……&br;私にはできなかった難しい仕事を君はやってのけた。逆に君を羨ましく思ったものだよ|
#endregion
#region(アオ、佐藤春夫、谷崎潤一郎)
文学奇譚 第十五話 耽美主義
|>|~内容|
|~アオ|田山さんの話はわかりやすかったですね。文学は変態が書いた日記というところですか|
|~佐藤春夫|いやちょっと待て、まだ一人目だ。結論を出すにはまだ早い|
|~???|ええ、それは小説の一面でしかありません……|
|~谷崎潤一郎|もっと全体を見なくては!|
|~アオ|えっと……あなたは……?|
|~谷崎潤一郎|耽美主義の谷崎潤一郎です……どうぞよろしく|
|~佐藤春夫|谷崎、いきなり現れたな|
|~谷崎潤一郎|話は聞かせてもらいましたよ&br;文学とは……なんて、ずいぶんと楽しそうなお話をしていらっしゃるではありませんか|
|~佐藤春夫|ああ、いい機会だからお前にも聞いておくか|
|~谷崎潤一郎|フフ……&br;先程、田山さんは「人間の醜い部分を描いたもの、それこそ真の文学だ」とおっしゃっていましたね&br;それは、あまりにも一面的では……そう思った次第です|
|~佐藤春夫|つまりその結論には不満がある……と|
|~谷崎潤一郎|ええ。それでは浪漫が足りません&br;人間……いや、女性はもっと、妖艶で、美しく、そして狡猾なのですから!|
|~一同|…………………………………………………………………………………………………………|
|~アオ|あなたも変態の仲間ですか?|
|~佐藤春夫|おいこらっ!|
|~谷崎潤一郎谷崎潤一郎|フフ、そうですね……女性へのこだわりを語らせては私の右に出るものはいないでしょう……ねえ、春夫さん?|
|~佐藤春夫|ノーコメントだ!|
|~谷崎潤一郎|いずれにせよ、ありのままを描いた世界など、すぐ飽きてしまいます&br;人は現実には存在しえないような運命の出会いを創作に求めるもの&br;運命の女性との出逢い……惹かれ合う……そんな妖しく艶めかしい浪漫の世界が必要とされているのです|
|~[選択]|「妄想は好きです」/「綺麗なお姉さんは好きです」|
|~谷崎潤一郎|おお、わかっていただけますか……!&br;そうなのです。女性への洞察を突き詰めた中にある真実の美しさ……&br;それを掴み取ろうともがき続けるものなのです、我々物書きは……|
|~アオ|へえ……真実の美しさ……ですか|
|~佐藤春夫|……こいつは足フェチなんだ|
|~谷崎潤一郎|あっ、違いますよ、足の裏がよいのです。ああ……踏まれたい……&br;……とまあ、私の作品は「艶めかしい」官能の世界なのです。耽美主義と呼ばれていますね|
|~アオ|…………官能|
|~谷崎潤一郎|ええ……あっ、ですが誤解していただきたくないのですが、ただのエロスではありませんよ!&br;そんなところを超越したところにある、真の愛を描くのが私のスタンスです|
|~アオ|……一応聞きますが、どんな愛なんですか?|
|~谷崎潤一郎|そうですね……抜身のナイフのような危険な香りのする女性に溺れ、人生を破滅させる男&br;そういう話を書くのが好きですね。むしろそんな男でありたいですね|
|~佐藤春夫|……おい、その話は長くなりそうだからまた別の機会にしてもらえるか|
|~谷崎潤一郎|おっと、すみません……つい&br;とにかく私は文学とは、人間を肯定し、その美を追求するもの。そう思っています。……参考までに|
#endregion

#endregion
#endregion
**破戒 [#ni-4]
|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|c
|>|>|>|>|~マップ|
|>|>|>|>|&attachref(新規キャンバス226.png,nolink,??,);|
|~難易度|&attachref(img/難易度_大.png,nolink,難易度_大,50%);&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);|~著者|>|島崎藤村|
|~入手可能な道具|>|>|>|文魂(小)×31〜39、想魂(小)×19〜28、語魂(小)×20〜26、&br;文魂(中)×4〜6、想魂(中)×2〜4、語魂(中)×2〜4&br;魂の歯車×3&br;&color(red){''※現在取得数の情報を求めています''};|
|~適正文豪Lv|>|>|>|22|

会派に''&color(Red){刃・銃・弓・鞭を扱う文豪が全て入る};''と、最深部に到達する確率が上がる。

CとDで&color(red){''急所攻撃・双筆神髄・筆殺奥義以外ダメージ1''};の「纏まらぬ洋墨」が出てくる。

#region(侵蝕者・経験値)

&color(red){''※ここでの経験値の数値は全ての侵蝕者を倒した際の数値を表記しています''};

|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c
|~出現&br;場所|~[[出現侵蝕者>敵一覧]]|~体力|~経験値|~備考|
|A|不調の獣_貮号|150|252| |
|~|伝わらぬ洋墨_貮号|150|~|~|
|~|炎上する嫉妬心_壹号|150|~|~|
|C|纏まらぬ洋墨_壹号|30|300| |
|~|纏まらぬ洋墨_壹号|30|~|~|
|~|伝わらぬ洋墨_貮号|150|~|~|
|D|不調の獣_貮号|150|300| |
|~|纏まらぬ洋墨_壹号|30|~|~|
|~|伝わらぬ洋墨_貮号|150|~|~|
|F|不調の獣_貮号|150|300| |
|~|排除する嫉妬心_壹号|150|~|~|
|~|不調の獣_貮号|150|~|~|
|H|排除する嫉妬心_壹号|150|252| |
|~|伝わらぬ洋墨_貮号|150|~|~|
|~|伝わらぬ洋墨_貮号|150|~|~|
|I|炎上する嫉妬心_貮号|180|300| |
|~|排除する嫉妬心_壹号|150|~|~|
|~|炎上する嫉妬心_貮号|180|~|~|
|COLOR(red):''J&br;ボス''|絶不調の獣使い|450|460| |
|L|不調の獣_貮号|150|300| |
|~|不調の獣_貮号|150|~|~|
|~|伝わらぬ洋墨_貮号|150|~|~|

#endregion
#region(獲得アイテム)
|CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c
|~獲得&br;場所|~アイテム名|~数量|~備考|
|B|想魂(小)| | |
|E|文魂(小)| | |
|G|想魂(小)| | |
|K|語魂(小)| | |

#endregion
#region(転生する可能性のある文豪)
|LEFT:150|LEFT:150|LEFT:150|LEFT:150|c
|CENTER:刃|CENTER:弓|CENTER:銃|CENTER:鞭|h
| |[[島崎藤村]]|[[若山牧水]]、[[北原白秋]]| |

#endregion
#region(会話)
|CENTER:100|CENTER:150|c
|CENTER:発生|CENTER:文豪|h
|~戦闘開始前|北原白秋、若山牧水|
|~|徳田秋声、島崎藤村|
|~|二葉亭四迷、坪内逍遥|
|~ボス撃破後| |
|~文学奇譚|佐藤春夫、アオ、太宰治|

#region(内容 ''&color(Red){ネタバレ注意};'')
#region(北原白秋、若山牧水)
|>|~内容|
|~北原白秋|牧水、また酒ばかり飲んでいるようだね|
|~若山牧水|おーう白秋、相変わらずお固いナリでいらっしゃる|
|~北原白秋|国民詩人としてのしがらみが色々とあるのさ&br;君は相変わらず自由で羨ましいよ|
|~若山牧水|こんなになっても、酒ばかりはやめられないね&br;といっても、今は旅も出来ないし俗世間に縛られているような気がするがなあ……|
|~北原白秋|君は少し地に足をつけるべきだし、ちょうど良かったと僕は思うよ&br;平和になれば旅もできるさ|
|~若山牧水|あっはっは、違いねえ。まあどうだ? たまには一杯やらんか|
|~北原白秋|ふっ、そうだな。ありがたく頂くよ|
|~若山牧水|せっかくまたこうして飲める訳だ。その幸運に感謝しながら昔話に花でも咲かせようや!|

#endregion
#region(徳田秋声、島崎藤村)
|>|~内容|
|~徳田秋声|はあ……どうして僕は鏡花に勝てないんだ……!&br;紅葉先生まで僕を地味扱いするし……|
|~島崎藤村|秋声、元気だしなよ……|
|~徳田秋声|うわっ、いたのか島崎!|
|~島崎藤村|たしかに君は地味だけど……その分人間を冷静に、正確に見る観察力があるんだから……&br;それに、地味だからこそできることってあるんじゃないかな?|
|~徳田秋声|……島崎、それで人を元気づけているつもりかい?|
|~島崎藤村|あ、そうだ! 今度『地味な秋声を応援する会』を開こうよ!&br;みんな呼んでさ、そうすれば君も良い小説が書けるよ!|
|~徳田秋声|うん……ありがとう島崎、君は良い奴だよ……&br;でも、その会の名前は変えてもらってもいいかな……|
|~島崎藤村|え、どうして?|
|~徳田秋声|分かってくれよ……全く、君という奴は……|

#endregion
#region(二葉亭四迷、坪内逍遥)
|>|~内容|
|~二葉亭四迷|うう……眠くて体が思うように動かない……くたばってしめえ……|
|~坪内逍遥|どうしました?四迷君、怖い顔をして……|
|~二葉亭四迷|すみません逍遥さん……自分の不甲斐なさに腹が立ってしまって……|
|~坪内逍遥|四迷君は昔から完璧でないと気がすまないところがありますからねえ&br;『浮雲』の出来にも満足していないようでしたし|
|~二葉亭四迷|『浮雲』の話はやめてください……!あんな拙(つたな)い作品は思い出すのも嫌だ……!|
|~坪内逍遥|そうかな?『浮雲』が拙いのなら、私の『当世書生気質』なんてもっと拙いでしょう|
|~二葉亭四迷|それ以前の問題です。逍遥さんの名を使って金を得るなど………本当になさけない&br;羊頭を掲げて狗肉を売るようなものだ!|
|~坪内逍遥|たしかに厳しく言えばそうかもしれないが……&br;君があの時私を訪ね、『浮雲』ができたことで、その後のすべての日本の文学が始まったのです。&br;何も恥じることはないのですよ|
|~二葉亭四迷|あんな拙いものが日本初の近代小説だなんて……!&br;……今の俺なら、世界に恥じない小説を書くことができるはずだ……|
|~坪内逍遥|それはそれは……楽しみにしていますよ|
#endregion
#region(佐藤春夫、アオ、太宰治)
文学奇譚 第十六話 言葉でできた芸術
|>|~内容|
|~佐藤春夫|どうだ? 話を聞いていて|
|~アオ|お二人とも、人間を肯定するというところは一致していましたね&br;肯定する内容はともかく……&br;とにかく、人間を対象にしたものだといえそうですね……まだ曖昧です。定義にはほど遠いのでは|
|~佐藤春夫|まあ焦るな。文学ってのは小説家だけじゃない&br;詩人や歌人、童話……いろんな文学者が作り上げてきたものだ&br;一面だけ見て、これが文学だということはできない。だから気長に付き合ってくれ|
|~アオ|……わかりました&br;文学のように曖昧な概念を持つものを、錬金術の文脈でとらえようとしているのですから&br;簡単なはずはありませんね|
|~アオ|……で、次は誰に話を聞くのですか|
|~佐藤春夫|うーん、中野に何人か呼んできてもらっているんだが、遅いな&br;小説家はみんな変態だって思われているところがありそうだから&br;もう少し真面目なやつの話を聞いたほうが良い気がするんだが……|
|~アオ|あっ、違うんですね|
|~佐藤春夫|違うわ!&br;くっ、ここで挽回しておかないと、俺たちがみんな頭がおかしいやつだと……|
|~アオ|……そこまでいうならあなた自身が解説すればいいじゃないですか&br;佐藤さん、あなたにとっての文学ってなんなんですか?|
|~佐藤春夫|俺にとっての文学か……う〜ん……&br;少なくともこれだけは言えるだろう……文学ってのは言葉でできた芸術だ&br;人間は言葉でものを考える……だから、言葉でできた芸術は人を強く感動させる力がある|
|~アオ|言葉でできた芸術……ですか|
|~佐藤春夫|ああ。同じ言葉がわかるやつにしか通じないっていう弱点はあるけどな&br;俺たち文学者は、その作品にしかない何らかの独自性を持って&br;読者の感情を揺さぶらなきゃならないんだ&br;田山さんや谷崎の言う通り、感情を揺さぶるのにうってつけのテーマが、人間……なんだと思う&br;いまいち言いたいことがまとまらないが……|
|~???|くぅ〜!佐藤先生、おっしゃるとおりです!|
|~佐藤春夫|うわっ、太宰、おまえいつの間に!|
|~アオ|あなたは……|
|~太宰治|俺は太宰治! 皆さんがご存知、彗星のごとくこの世にあらわれた天才小説家だ!|
|~アオ|いや、知らないですね|
|~太宰治|っ!俺を知らないなんてモグリだな………!|
|~佐藤春夫|はぁ……お前も語りに来たのか|
|~太宰治|いえいえ、そんなつもりはないですよ! 天才があんまり語っちゃうと文学の定義しちゃうっていうか&br;可能性を狭めてしまうじゃん?俺はむしろ春夫先生たちの話を聞きたいっていうか&br;調査員の人たちが文学談義している噂、広がっていて&br;これは真偽を俺が代表して確かめなければならないと思った言いますか!|
|~アオ|つまり面白そうな話をしていると聞いて、いてもたってもいられなくなくて様子を見に来たってことですか|
|~太宰治|はっはっは、そういう言い方もあるかな! っていうかお前、なれなれしいぞ……|
|~佐藤春夫|太宰、ちょっとだまれ!|
|~太宰治|へっ?|
|~佐藤春夫|……侵蝕者の気配がしたと思ったら、やっぱりか。おいアオ、後ろに隠れてろ!|
|~アオ|こんなに大きな侵蝕者はみたことがありません!|
|~太宰治|俺の話をぶったぎりやがって……人様の話をさえぎっちゃいけないって習わなかったのかよ!|
|~侵蝕者|……くいあらせ|
|~アオ|あ、あれ……|
|~太宰治|あわわわ、なんだよいっぱい来た……!|
|~佐藤春夫|落ち着けお前ら……!|
第十六話 絶不調
|>|~内容|
|~侵蝕者|…………………………………………&br;ぜっふちょうだ……|
|~佐藤春夫|なんとかやっつけたな……|
|~太宰治|……あの侵蝕者、今喋ってた? っていうか、俺、なんか死にたくなってきたんだけど……|
|~佐藤春夫|しっかりしろ、侵蝕者に気分をひっぱられてるんじゃない|
|~太宰治|だる……疲れた……帰りたい……|
|~アオ|いったい何しに来たんですか……|
|~太宰治|いやもう、何してもうまくいかない気分……なんにもしたくない……|
|~アオ|……どうやら、同じ文豪でも侵蝕者の影響を受けやすい人とそうでない人がいるみたいですね|
|~佐藤春夫|……一休みしていくか|
#endregion
#endregion
#endregion
*コメント [#z0f153d7]
**情報提供 [#x6c9f51c]
-本ページの穴埋め情報(獲得アイテム数、経験値、会話条件等)はこちらにお願いします。
-ルートの固定などを示唆する場合は&color(red){試行回数も記入};して下さい。(○回中○回等)
-ゲーム内の乱数は偏る事が多いため、試行回数が少ないと偏りが大きくなってしまいます。
その為、ルートなどの固定を確かめる場合は&color(red){最低でも30回程度};は試行してからのコメントをお願いします。
-現在、ステージクリアの目安を検証中です。
ステージを初クリアした時の会派編成、文豪のレベルを載せる場合は「&color(red){ステージ初クリア時};」と記載してください。

#pcomment(コメント/有碍書/「に」の段/情報提供,reply,20)
**転生報告 [#q32538d3]

''&color(Red){(報告例)};い-1 刃 横光利一''

#pcomment(コメント/有碍書/「に」の段/転生報告,20)

TIME:"2018-07-19 (木) 13:38:16" REFERER:"http://bungo.wikiru.jp/index.php"

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