異境秘録「アッシャー家の崩壊」ヲ浄化セヨ

公式運営より †

【開催期間】2020年01月22日 17:30から2020年02月05日 13:59まで
情報まとめ †

- 【重要】本イベントは「聖家族」クリアが参加条件に設定されている。
- 封蔵書「アッシャー家の崩壊」(第一章〜第四章)で構成される。
- 一章につき五〜六節ほどで構成されており、各節のボスを倒すか、それによって開放される回想を入手することで次節に潜書できるようになる。
- 各章最終節のボスを倒すか、それによって開放される回想を入手することで、次章に潜書できる。
- イベント終了後は有碍書とは別に常設され、各種進捗も引き継がれる。
- 全ステージ共通で開放時点では「????」表記。各章一節クリア後に本来のタイトル表記に変化する。
- イベント内の会話に登場する萩原朔太郎、中原中也、夢野久作、コナン・ドイルの4名は、侵蝕者に対してより多くのダメージを与えることができる。
- イベント開催期間中、召装10回を回すと必ずついてくる装像「死ノ支配者-ポー」を装備して潜書すると、イベントステージで獲得できる封じの歯車数が倍加する。
【注意 1】装像を最大まで強化すると特別効果が1枚につき2.5倍になります。
【注意 2】「ネコの手」「金のネコの手」は使用できません。
装像特効早見表 |
会派で1枚装備 | 『封じの歯車』獲得数2倍 |
会派で2枚装備 | 『封じの歯車』獲得数3倍 |
会派で3枚装備 | 『封じの歯車』獲得数4倍 |
会派で4枚装備 | 『封じの歯車』獲得数5倍 |
会派で4枚装備 (うち1枚最大強化) | 『封じの歯車』獲得数5.5倍 |
会派で4枚装備 (うち2枚最大強化) | 『封じの歯車』獲得数6倍 |
会派で4枚装備 (うち3枚最大強化) | 『封じの歯車』獲得数6.5倍 |
会派で4枚装備 (4枚とも最大強化) | 『封じの歯車』獲得数7倍 |
- 封じの歯車はイベントステージの他に期間限定研究「『アッシャー家の崩壊』を踏破せよ」でも回収可能。
- 研究では1日500個獲得できる。イベント期間は15日間なので最大7500個獲得可能。
- 封じの歯車はアイテムなどの報酬と交換することができる。
- イベント回想は、初遷移時に発生するもの、戦闘開始時に発生するもの、ボス撃破後に発生するもの、特定のステージをクリアすると解放されるものの計四種類。
- このうち初遷移時および二章一節、二章二節、三章四節再挑戦時に発生するものは図鑑に登録されない。
- 封じの歯車は、次回開催時に繰り越しはできない。
- 報酬受け取り期限と装像の特別効果は02月05日13時59分まで。
封蔵書一覧 †

アッシャー家の崩壊一 †

難易度 |   | 著者 | (表記なし) |
アッシャー家の崩壊二 †

アッシャー家の崩壊三 †

アッシャー家の崩壊四 †

難易度 |   | 著者 | (表記なし) |
報酬一覧 †

手に入れたい報酬を選択し、封じの歯車と交換することで報酬を手に入れることができる。
封じの歯車 回収数 | 報酬(交換可能回数) | | 封じの歯車 回収数 | 報酬(交換可能回数) | | 封じの歯車 回収数 | 報酬(交換可能回数 |
150 | 文魂(小)×50(-) | | 500 | 異彩ノ薬液(刃)×2(15) | | 200 | 洋墨×400(10) |
150 | 想魂(小)×50(-) | | 500 | 異彩ノ薬液(銃)×2(15) | | 200 | 食糧×400(10) |
150 | 語魂(小)×50(-) | | 500 | 異彩ノ薬液(弓)×2(15) | | 800 | 金の栞×1(1) |
250 | 文魂(中)×10(30) | | 500 | 異彩ノ薬液(鞭)×2(15) | | 500 | 金貨×100(5) |
250 | 想魂(中)×10(30) | | 750 | 異彩ノ秘薬(刃)×1(5) | | 5000 | 金貨×1000(1) |
250 | 語魂(中)×10(30) | | 750 | 異彩ノ秘薬(銃)×1(5) | | 15000 | ポー衣装 |
600 | 文魂(大)×1(5) | | 750 | 異彩ノ秘薬(弓)×1(5) | | 15000 | 夢野久作衣装 |
600 | 想魂(大)×1(5) | | 750 | 異彩ノ秘薬(鞭)×1(5) | | 20000 | 厳かなステンドグラス |
600 | 語魂(大)×1(5) | | 8000 | 異彩ノ結晶×1(3) | | | |
1500 | 魂ノ歯車×1(5) | | 1500 | 召装石×300(1) | | | |
回想「負の感情 一」を閲覧すると、「限定印章」を獲得できる。
回想 †

内容 |
館長 | やあ、来てくれたか |
実は、あの「結社」からこの本が届いたんだ |
ネコ | 多いな……封蔵書か? |
館長 | ああ、ホームズの物語で判明したことをずっと調べていてね 何者かが侵蝕者を使い意図的に物語を消滅させている…… もしそうなら、同じようなことが他にも起こっているかもしれない |
その話を政府を通して結社にした。するとあの男からこの本が送られてきたんだ 我々ならば何かわかるかもしれないと |
結社の書庫で保管されていたようだ 何度封印しても、いつの間にか封印が消えてしまうらしい…… |
ネコ | 封印が消える? |
館長 | ああ、それも不思議なことだが、問題はそれだけではない この本だけは、他の本と違って侵蝕を受けないそうだ |
ネコ | 侵蝕を受けない、だと? そんなことがあり得るのか…… |
館長 | 結社の言うことが本当なら、侵蝕者の力が及ばないような何かをこの本は持っているかもしれない そしてそれは、本に潜書することができる文豪たちにしかわからないだろう |
ネコ | それはそうだが……結社はなぜこの本を送ってきたのか、考えが読めニャイな |
館長 | 君たちにはこの本で何が起こっているかを明らかにしてほしい 人選は任せる、よろしく頼むぞ |
第二話 黒猫 二(萩原朔太郎、中原中也、夢野久作、コナン・ドイル)
内容 |
萩原朔太郎 | 中也くん、ついてきてくれてありがとう…… 館長さんの見せてくれた本、なんとなく気になったんだけど、一人で行くのは怖かったんだ |
中原中也 | ったく……で? ここはどこなんだ |
夢野久作 | 墓場ですね。これ以上ない、完璧な墓場です 私の見立て通り、狂気にあふれた世界ではありませんか |
萩原朔太郎 | そうだけど……久作さん、元気だね |
夢野久作 | おやおや、あそこに見えるのはお城、それとも屋敷? |
中原中也 | へぇ、あそこが物語の舞台か? 行ってみようぜ |
夢野久作 | 先にどうぞ。私は後から続きますので |
中原中也 | 先にどうぞって……おまえ意外と怖がりなんだな |
夢野久作 | いえ、そのほうが安全かと思いましてね 例えばあの屋敷の扉を開けたら矢が降ってくる……なんてこともあるかもしれませんから |
中原中也 | ちょっと待て! オレを犠牲にしようってか!? |
夢野久作 | いえいえ、そういうことでは…… |
??? | 賑やかなことだ |
萩原朔太郎 | コ、コナン・ドイルさん……いたんだね |
コナン・ドイル | ああ、私も興味を惹かれてね……もしかしたら私も知っている本かもしれない、と |
誰が行くかで揉めるくらいなら、私が行くが |
夢野久作 | ありがとうございますコナン・ドイルさん。さすが英国紳士といったところです |
コナン・ドイル | 我々を待ち受けているものが何にせよ、注意して進むべきだということには変わりない さあ、行こう |
萩原朔太郎 | 二人がいれば安心……だよね、中也くん |
中原中也 | ……さぁ、どうだろうな |
第三話 一章一節(萩原朔太郎、中原中也、夢野久作、コナン・ドイル)
内容 |
| コンコン |
コナン・ドイル | 失礼、入らせてもらうよ |
| ギィ…… |
中原中也 | ……誰もいねーのか? |
萩原朔太郎 | うわあああっ |
夢野久作 | 扉を開ければ矢……ではなく守護者、ですか。残念、大したものではありませんでしたね |
第四話 一章二節(萩原朔太郎、中原中也、夢野久作、コナン・ドイル)
内容 |
中原中也 | なんだこの守護者ども。ヘロヘロだぞ |
萩原朔太郎 | 元気がないみたいだね、どうしたんだろう |
コナン・ドイル | これが封印を守るという守護者か? 何かを守っているようには見えないが |
萩原朔太郎 | やっぱり、この本に起こった現象のせいなのかな…… |
夢野久作 | フフフフ……いずれにせよ役割を果たせなかった哀れなものたちです ここは苦しまないように、バラバラにして差し上げましょう……フフフフ |
第五話 黒猫 三(萩原朔太郎、中原中也、夢野久作、コナン・ドイル)
内容 |
萩原朔太郎 | 落ち着いた? |
夢野久作 | ええ。思う存分バラバラにできました。いくつか持って帰りましょう! |
コナン・ドイル | 素晴らしいぞ。ここは、そこかしこに不思議が隠れている! |
中原中也 | どいつもこいつも楽しそうだな…… |
夢野久作 | どうやらここはゴシック小説の世界のようですね |
コナン・ドイル | このような場所には吸血鬼や狼男、幽霊などがいるものだよ。気をつけたまえ |
萩原朔太郎 | えええええ、怖いよ |
コナン・ドイル | そうかね? 化け物を倒すために屋敷を訪れる旅人…… まさに物語に描かれる冒険そのものではないか! |
萩原朔太郎 | でも…… |
中原中也 | おまえがここに来たいって言ったんじゃねえか。つべこべ言わずとっとと行くぞ |
萩原朔太郎 | うう……ぐうの音も出ない |
第六話 一章三節(萩原朔太郎、中原中也、夢野久作、コナン・ドイル)
内容 |
夢野久作 | 延々と廊下が続く……同じような部屋ばかりですね |
萩原朔太郎 | ……窓も開かないし、何かわからない気配がたくさん蠢いている…… |
??? | 騒ぎが聞こえて来てみれば、これは面白いお客が来たな! |
萩原朔太郎 | だ、誰!? |
??? | ようこそ我が屋敷へ |
コナン・ドイル | 君がこの屋敷の主人か? |
??? | いかにも。無聊(ぶりょう)をかこつところに思いがけぬ幸運よ…… 私が直々に歓待しよう |
夢野久作 | よろしいのですか? |
??? | ああ、死ぬまでこの世界でさまようとよい! |
夢野久作 | えっ、なんと |
??? | ハッハッハッハ…………! |
萩原朔太郎 | ええーっ、ちょっと待って! |
おわあ! |
中原中也 | なんだこの猫! |
第七話 一章三節(萩原朔太郎、中原中也、夢野久作、コナン・ドイル)
内容 |
萩原朔太郎 | 倒した……? |
中原中也 | なんだ、いまのやつ 霧になって消えちまったな |
夢野久作 | 掴みどころのない敵ですね…… |
コナン・ドイル | あの男が操っていたとみるべきか……? |
第八話 一章四節(萩原朔太郎、中原中也、夢野久作)
内容 |
中原中也 | これ……侵蝕者なのか? |
夢野久作 | 違うようです。霧になったところを見るに、魂がないようですから 解体できないのが残念です…… |
萩原朔太郎 | また出てきた! |
夢野久作 | 私たちを狙って攻撃してくるほどです。知能はかなり高いようですよ もしかしたら、話せばわかるかもしれません |
中原中也 | 朔太郎、なんとかしろよ。おまえ、猫の作品書いてただろ |
萩原朔太郎 | そ、そうだけど……それだけだよ! 自分がなんとかできるってどうして思えるの! |
夢野久作 | そう言わずに。朔太郎さん、ぜひやってみてください |
萩原朔太郎 | うう…… |
おわあ、こんばんは |
おわあ、おぎゃあ…… |
おわああああっ! |
中原中也 | やばい、朔太郎が猫に引っかかれてる! |
夢野久作 | やはり会話はできませんか……助けましょう |
第九話 黒猫 四(萩原朔太郎、中原中也、夢野久作、コナン・ドイル)
内容 |
中原中也 | この屋敷、見ているだけで暗い気分になってくるな |
萩原朔太郎 | ううう、死ぬまでさまようなんて嫌だよ |
コナン・ドイル | あの大仰な男が大げさに言っているだけだと思いたいが…… |
中原中也 | あいつ侵蝕者なんじゃねーのか。だったら倒せば出れるだろ |
コナン・ドイル | ふむ…… |
夢野久作 | コナン・ドイルさん、何かわかったんですか |
コナン・ドイル | いや、あの男について考えていたのだが…… 断言するにはまだ証拠が足りない。今は何も言わないでおこう |
根拠のないことで、無意味に恐怖を煽りたくはないからな |
萩原朔太郎 | それを言っている時点で怖いよ…… |
夢野久作 | コナン・ドイルさんの言うとおりです。ここで話しているだけでは埒が明きません なんとかしてあの男を探しましょう |
内容 |
萩原朔太郎 | さわれないけど、攻撃はできるんだね |
黒猫……この作品に出てくるものなのかな |
黒猫……死……病気……? |
ううん……あとちょっとで思い出せるんだけど…… |
第十一話 黒猫 五(萩原朔太郎、中原中也、夢野久作、ポー)
内容 |
中原中也 | さすがに疲れてきたな…… |
萩原朔太郎 | あっ、あそこに! |
??? | ほう……どうやらお前たちは多少は骨のあるやつのようだ! |
中原中也 | ここで会ったが百年目! おまえのおかげで酷い目にあったぞ! |
??? | これは僥倖……あまりに退屈でこちらが死んでしまうところだったのだ 礼として、お前たちの望むものでもてなそうではないか |
中原中也 | おいおいおい、話を聞けよ! |
萩原朔太郎 | い、いやな予感がする…… |
??? | クックック……なるほどなるほど |
そこの小さいのと猫、貴様らには永遠に続く、深遠なる悲哀の詩を捧げよう |
萩原朔太郎 | 詩……? |
??? | そしてそこの紳士二人、貴様らには…… そうだな、少々変わった趣向の話を味わってもらおうか |
夢野久作 | おや、私たちもですか…… |
| |
萩原朔太郎 | うわああああっ |
| |
ポー | 私の名はポー! 私の完全なる世界を心ゆくまで楽しむといい! |
内容 |
萩原朔太郎 | いたた……ここは……また外に出ちゃった? |
中原中也 | ったく、なんなんだよあいつは |
萩原朔太郎 | 自分のことをポーって言っていた。きっとエドガー・アラン・ポーだよ…… |
中原中也 | あ? 江戸川乱歩? |
萩原朔太郎 | 違う、そっちじゃないよ。エドガー・アラン・ポーだよ |
中原中也 | ああ、そっちか。って、は? あれがエドガー・アラン・ポーなのか |
萩原朔太郎 | そうか。やっとわかった……ここはポーの作品の世界なんだ…… |
中原中也 | ん? エドガー・アラン・ポー、江戸川乱歩? |
萩原朔太郎 | 似てるでしょ。乱歩さん、江戸川乱歩のペンネームをあの人からとったんだ |
中原中也 | なるほどな、納得だぜ この誰にも真似できねえぶっ飛んだ世界観は、たしかにあいつに通じるものがある…… |
萩原朔太郎 | それでどうしよう……二人とはぐれちゃった…… |
中原中也 | 中にいるかもしれねえ ちっくしょー……もう一度、あの屋敷に行くしかねえな…… |
内容 |
中原中也 | うわっ、なんだよこの鴉! |
鴉 | ねえばあ・もうあ |
萩原朔太郎 | この鴉……ここは大鴉の詩の世界なんだ。エドガー・アラン・ポーの詩…… あの時、永遠に続く、深遠なる悲哀の詩って言ってたもの |
中原中也 | 『大鴉』か……詩人なら知らねえやつはいないほど有名な詩だな |
萩原朔太郎 | 僕たち……詩の中にいるんだ。『大鴉』の詩の迷宮に |
内容 |
萩原朔太郎 | こんなものを作るなんて……やっぱり、ポーさんはすごい |
中原中也 | 悔しいが、それは認めるしかねえな これじゃ侵蝕された本のほうがマシだ |
……この陰鬱でどうにもならない感じ、朔太郎の詩にも似てるよな |
萩原朔太郎 | うん。……実際にね。自分もあの人の詩からヒントを貰ったんだ |
とをてくうる、もうるとう。鶏の鳴き声を詩にしたのは、この『大鴉』の詩がきっかけなんだよ |
中原中也 | あーなるほど、このやかましいカラスの鳴き声、お前の詩のインスピレーションになったんだな |
内容 |
萩原朔太郎 | この無限に続く回廊は、詩で描かれている終わりない陰鬱…… その中にいる自分たちはいずれ狂っていっちゃうんだよ……詩に出てくる、あの人みたいに! |
中原中也 | やめろ! 洒落にならねえ…… |
??? | クックック……面白いな、お前たち。気に入ったぞ |
萩原朔太郎 | あっ、この声は! |
ポー | 我が屋敷を楽しんでくれているな。貴様らの阿鼻叫喚はまことに心地良い! |
中原中也 | おい、ここから出しや…… |
萩原朔太郎 | お願いここから出して! |
ポー | おや、気に入らなかったのか? |
萩原朔太郎 | う、ううん、この詩の世界は綺麗だよ 寂しく遠い、墓場の中から吹いて来る風のような、もの悲しくて気味の悪い…… |
中原中也 | おい、出たいのか、出たくないのかどっちなんだよ! |
萩原朔太郎 | あわ、そうだった……ポーさん、お願いだから出して…… |
ポー | ほう……貴様らは私の詩の美学を理解しているようだ。この終わりなき追悼の詩を |
その洞察に免じて、願いを叶えてやろうではないか |
萩原朔太郎 | ほんと! |
| |
ポー | 彼奴らに打ち勝つことができたらな! |
内容 |
ポー | ククク……すべては夢のまた夢…… |
より深遠な世界へ訪れるといい―― |
内容 |
ポー | クックック……あの騒がしい者共は詩人のようだぞ |
??? | 詩人? |
ポー | ああ、言葉に耽溺し、夢のまた夢……夢幻の中で生きる者だよ |
あとはあの男たちだな。お前から見てどうだ? |
??? | ………………………… |
狂う者、推理、求めます |
ポー | そうだろう。私も同じ見立てだ。では |
求める者には与えようではないか、存分に、望むだけ……な そうだ、ハワード。お前も歓待してやれ |
??? | はい、ポー様 |
ポー | クックック……きっと気にいるだろう。お前の持つ力もな…… |
第十八話 ライジーア 一(夢野久作、コナン・ドイル)
内容 |
夢野久作 | ハテ? ここは一体……先ほどとは似ているようで、違うような…… |
おや、アナタは…… |
??? | こんばんは。私は、ポー様の、下僕、です |
夢野久作 | おやおや、アナタもですか。それはスバラシイ 何か私に御用でしょうか。実は私、アナタのご主人に会いたいのですが |
??? | ポー様に、会いますか? |
夢野久作 | ええ、ぜひ会いたいものです。恥ずかしながら、私は仲間ともはぐれてしまいまして |
??? | 理解、しました。ポー様、会います その前、謎、問います |
夢野久作 | 謎? |
??? | はい。この世界の、謎です 答え、求めます |
夢野久作 | !? |
| |
??? | ポー様、問います |
生とともにあり、生を揺り動かすもの 死の影にあるが、死とともにないもの |
夢野久作 | ハテ…… |
私は何を見たのでしょうか……何か楽しいものを見たような気がするのに…… |
コナン・ドイル | おい、聞こえていないのか |
夢野久作 | オヤ……コナン・ドイルさん? |
コナン・ドイル | やっと君を見つけたと思ったら 虚空に向かって話していたので驚いたぞ |
夢野久作 | ……私が? |
コナン・ドイル | 詩人の二人と話していると思ったのだが……彼らはいないようだ もしや、妖精と話していたのか? |
夢野久作 | ああ、そうです! ……妖精ではなく、下僕を名乗る方でしたけれど |
コナン・ドイル | 下僕? 何を話したんだ |
夢野久作 | 何が起こったのか私にもよくわからないのです。何やら深淵を覗いたような気持ちですが…… |
内容 |
コナン・ドイル | なるほど、その下僕とやらはポー氏に言われて来たというのだな |
夢野久作 | ええ、ご主人はエドガー・アラン・ポーのことでしょう |
コナン・ドイル | ……まさか、エドガー・アラン・ポーに会うことができるとは この古風な屋敷は、偉大なるアメリカの作家が作り出したものだというわけだ |
夢野久作 | エドガー・アラン・ポー……またまた、懐かしいお名前で |
コナン・ドイル | 君も知っているのだな |
夢野久作 | もちろんです。いえ……探偵小説家でポーを知らない、敬畏の念を抱かぬ者などいませんよ 私の敬愛する乱歩さんも、あの方から筆名を拝借したほどです |
コナン・ドイル | そうだな。「探偵(ディテクティブ)」を発明した偉大な作家だ かの名探偵C・オーギュスト・デュパンがいたからこそ 私もシャーロック・ホームズを生み出すことができた |
夢野久作 | ええ。これで色々なことが腑に落ちました この荘厳な世界は、アノ人の卓越した才能が作り上げたわけですね |
コナン・ドイル | 下僕の正体はわからないが、一つ謎は解けた。後は…… |
| |
コナン・ドイル | この状況をどうするかだ |
内容 |
夢野久作 | あっ |
コナン・ドイル | 何か思い出したのかね? |
夢野久作 | 大事なことを言い忘れていました。下僕の方を通じて、ポーさんに謎をもらったのです |
コナン・ドイル | ほう、謎掛けか 解けば我々の願いでも叶えてくれるのかね? |
夢野久作 | ええ。ご主人にも会わせてくれるそうですよ それでその謎ですが…… |
| |
コナン・ドイル | 生とともにあり、生を揺り動かすもの 死の影にあるが、死とともにないもの…… |
あの偉大な作家の謎掛けか、面白い! |
夢野久作 | ええ、探偵小説のようですね…… とはいえ、どうすればよろしいのでしょうか…… |
コナン・ドイル | 彼は探偵小説の祖だ。必ず謎を解くヒントがあるはず…… |
夢野久作 | なるほど、そうですね! 探偵小説において読者にすべての手がかりを提示することは義務です アノ人がそれに反することは絶対にしないでしょう |
例えば、この世界、ここに潜むものたち…… |
コナン・ドイル | なるほど、彼らが手がかりになるかもしれないな |
内容 |
コナン・ドイル | 猫、鳥、美女……我々が出会ったのはこの三つか |
夢野久作 | あの片目のない猫は、『黒猫』に出てくるものでしょう。あの鳥は…… |
コナン・ドイル | 彼の有名な詩に『大鴉』というものがある |
夢野久作 | では先ほどの見目麗しい女性は、『ライジーア』のライジーア姫でしょうか |
コナン・ドイル | 彼の作品には美女はつきものだが、あの黒髪から言ってライジーアで間違いないだろう あの眷属たちはポーの作品に登場する者だ |
夢野久作 | 自分の作品のモチーフを操る……どのような力を持てばそんなことが可能になるのでしょうか |
コナン・ドイル | 当然の疑問だ。もしかしたら、この謎の答えにも関係あるのかもしれないな…… |
第二十二話 ライジーア 二(夢野久作、コナン・ドイル)
内容 |
夢野久作 | ホームズになったつもりで、一つ一つ検討していくべきでしょうか |
コナン・ドイル | ……そうだな |
コナン・ドイル | まず、『黒猫』は破滅をもたらす存在だ 妻を殺し壁に塗り込めた男は、猫にそれを暴かれる |
夢野久作 | 壁から湧き上がる謎の声……それは虐げられた猫の復讐か、それとも…… フフフ……実に不思議なお話です |
コナン・ドイル | 次に『大鴉』……この音楽のような詩において、描かれるのは陰鬱なものばかりだ 最愛の人の死を悼んでいる男のもとに大鴉が訪れ、狂気に陥っていく |
夢野久作 | 大鴉に繰り返す言葉が印象的で……アア、ゾクゾクします |
コナン・ドイル | ああ。「Nevermore」……二度とないという意味だな |
夢野久作 | フフ、最後の『ライジーア』は、男の愛する妻が生き返る話ですね |
夢野久作 | ……いえ、少なくとも語り手の男がそう思っているだけで、本当に生き返ったかはわかりませんが |
夢野久作 | 絶世の美女が死から蘇る! 物語のクライマックスで狂気に侵された主人公 彼の目の前に現れたのは……ハテ、一体何なのでしょう |
コナン・ドイル | 「信頼できない語り手」か。それもまたポーらしい趣向だな |
夢野久作 | 狂気に陥っているがゆえに、語り手が本当のことを語っているとは限らない…… 素晴らしい趣向です! 私はこのようなトリックが大好きで…… |
コナン・ドイル | ……そこまでにしよう。このままでは探偵小説の議論になってしまう |
夢野久作 | ハッ、そうでした。イヤハヤ、難しいですね…… |
第二十三話 ライジーア 三(夢野久作、コナン・ドイル)
内容 |
コナン・ドイル | 『黒猫』『大鴉』『ライジーア』……これらの作品に共通するもの、か |
夢野久作 | ふむ、どれにも「死」がテーマのひとつになっていることは確かですね |
コナン・ドイル | だが「死」は答えではないな 「死の影にあるが、死とともにない」のだから |
夢野久作 | ズバリ、狂気でしょう! |
ポーの小説の狂気はスバラシイ。人を惹き付けてやみません…… そうです! これが答えでは? |
コナン・ドイル | なるほど。それはある一面では正しいだろうが、少し引っかかるところがある……丁寧に検討したい |
謎掛けのもう一つの内容「生とともにあり、生を揺り動かすもの」 これが狂気を示すかどうか、だ。君はどう思う? |
夢野久作 | そうですね……狂気というのは、生きていて常にあるとは言えません |
珍しいからこそ、狂気に惹かれる…… 「生を揺り動かすもの」と聞いてピンと来たのですが |
コナン・ドイル | そうだな。だが、悪い線ではないと思うよ |
夢野久作 | 生きる時にはあって、死ぬ時にはない…… |
あと少しで掴めそうなのですが……アア、モドカシイ…… |
内容 |
夢野久作 | ………………………… |
ハッハッハッハ…… |
コナン・ドイル | 何かわかったのかね? |
夢野久作 | コナン・ドイルさん、私の推理を聞いてください |
「生とともにあり」「死の影にある」というのは実は同じことを意味しているのでは? |
私は常々思っているのです。生と死はコインのように表裏一体なものではないのか、と…… |
つまり、生きているときに「それ」を持つことによって死に近づいてしまうが 死んでしまうと消えてしまうものということができます。そしてそれは我々が普遍的に持っている |
コナン・ドイル | ふむ、君の言いたいことがわかったぞ…… 今の話を私たちが話してきたポーの作品群に当てはめると…… |
夢野久作 | ええ。おのずと答えがでるのではないでしょうか |
第二十五話 三章四節(夢野久作、ポー、コナン・ドイル)
内容 |
ポー | クックック…… |
コナン・ドイル | この声は…… |
ポー | 楽しんでくれているかね? 私の謎かけを |
夢野久作 | 丁度いいところに…… |
ポー | ふっ、貴様の小うるさい笑い声が聞こえてな そろそろ貴様らの答えを聞こうか。彼奴から聞いているだろう? |
生とともにあり、生を揺り動かすもの 死の影にあるが、死とともにないもの |
コナン・ドイル | 答えは「恐怖」だ、恐怖は死をもたらし、狂気に陥れるが、死の中にはない |
夢野久作 | そして恐怖と戦うことは生きていれば避けられない…… アナタの作品に共通するものです |
ポー | クックック…… |
見事なものだ! 貴様らはただの迷子ではないようだな |
コナン・ドイル | どうやら正解だったようだ |
夢野久作 | これで我々の願いを叶えてくれるんですよね? 今度こそゆっくりとお会いしたいのですが |
ポー | ああ、私は最奥の深遠なる場所で待っているぞ |
ハッハッハッハ……! |
コナン・ドイル | ……ここに飛び込めということか 今度はどこに飛ばされるというのやら |
夢野久作 | 私が先に行きますよ |
コナン・ドイル | おや、先ほど朔太郎君を盾にしようとしていたように、今回も私を盾にするのかと思ったが |
夢野久作 | ……アナタの冒険好きがうつってきたのやも知れませんね |
第二十六話 アッシャー家の崩壊(萩原朔太郎、中原中也、夢野久作、コナン・ドイル)
内容 |
コナン・ドイル | ここは……別の作品につながった? |
萩原朔太郎 | おわあああっ |
| |
中原中也 | いててて…… |
夢野久作 | おやおや……皆さんも無事だったようですね 探す手間が省けてよかったです |
| |
萩原朔太郎 | 二人とも、無事だったんだね……よかった |
夢野久作 | アナタ達も、アノ人……エドガー・アラン・ポーに振り回されたようですね |
中原中也 | チッ、あんにゃろ、出してくれって言ったのに、屋敷の外に放り出しただけじゃねえか |
コナン・ドイル | いや、厳密には同じではないな…… 我々は強制的にこの世界へ飛ばされてきたが、最初に来た場所とは違う どうやら、ポーは自身の作品をいくつか支配下に置いて、自由に行き来できるようだね |
君たちもドジソンくんの作品世界から、ホームズの世界に来ただろう? ポーの作品同士は繋がっている |
中原中也 | アンタの言うことが正しいとして……じゃあ、ここは何の作品なんだ? アンタらの言う通りなら、ここがポーの「本拠地」なんだよな |
夢野久作 | 恐らく、『アッシャー家の崩壊』ですね。幻想小説の名作と呼ばれていますから 今までにいた作品世界はこの本の描写の影響を受けていたのでしょう |
コナン・ドイル | 恐怖を操る王の住まいとしては申し分のない場所だな |
萩原朔太郎 | 『アッシャー家の崩壊』……幻想小説の名作…… |
夢野久作 | ……ここにいても仕方ありません。中に入りましょう |
第二十七話 四章一節(萩原朔太郎、中原中也、夢野久作、コナン・ドイル)
内容 |
夢野久作 | ……今度こそ、ゆっくりお話ができるといいのですがねえ |
萩原朔太郎 | ねえ、もしポーさんが怒ったりして『アッシャー家の崩壊』の最後みたいに、屋敷が崩れちゃったら…… |
中原中也 | そうなったらおしまいだな |
コナン・ドイル | そうならないよう、ポーを説得するしかあるまい |
主人は、この先にいるはずだ |
第二十九話 四章二節(萩原朔太郎、中原中也、夢野久作、ポー、コナン・ドイル)
内容 |
ポー | かくて今この渓谷を旅ゆく人々は 赤く輝く窓より見るなり |
調べみだれたる楽の音につれ 大いなる物影の狂い動けるを |
萩原朔太郎 | きた…… |
中原中也 | おい、どこだ! どこにいる! |
ポー | また蒼白き扉くぐりて 魔の河の速き流れのごとく |
恐ろしき一群 永遠に走り出で 高笑いす、――されどもはや微笑えまず |
| |
ポー | 待っていたぞ。夢の中に生きる詩人、変人の魂たちよ。貴様らの願いはなんだ? |
萩原朔太郎 | えっと、ここから出し…… |
コナン・ドイル | この世界に来たのは、貴方に会うためだ。親愛なるポー氏、我々は貴方の本の読者だ 我々は貴方を迎えに来た |
ポー | ……ほう |
面白い、お前たちは現し世から魂となって私の世界へ降り立ったと? |
中原中也 | そうそう。アルケミストに言われてな |
ポー | 読者? アルケミスト? まるで狂人の戯言だな |
中原中也 | 違うっての! |
ポー | 何が違うのだ? そうだな……貴様らが狂人ではないというのなら、力で証明してみせろ |
夢野久作 | それで本当に信用していただけるなら、構いませんが…… |
ポー | ふん |
狂気というのは不思議なものだ。魂は傷つき、久遠の闇を彷徨うこととなる…… |
| |
ポー | この屋敷に封じ込めておいた、わが世界への哀れな迷い子だ |
さあ、死の譚詩曲(バラッド)を奏でようではないか! |
第三十話 負の感情 一(萩原朔太郎、夢野久作、ポー、コナン・ドイル)
内容 |
ポー | ふん、つまらん……貴様らは詩人や変人のくせに、狂人ではないのだな |
コナン・ドイル | 我々はこの種の者共の扱いには長けているのでね 改めて言わせてもらおう、エドガー・アラン・ポー。我々は貴方に話がある |
夢野久作 | 今世界は危機に瀕しています 何者かが侵蝕者を……先程の狂気の怪物を操り、物語や詩を世界から抹消しようとしているのです! |
コナン・ドイル | 正義のための戦い……ぜひ我々と共に戦ってはくれないだろうか 我々は侵蝕を行う者の正体を追っているのですよ |
ポー | それに私が手を貸して、何の利があるのだ? |
萩原朔太郎 | ええ……それは |
ポー | 貴様らが掲げる正義は私にはどうでもいいな。勝手にやっているがいい |
コナン・ドイル | な…… |
夢野久作 | まあまあ、そう言わずに 我々と行動を共にすることはアナタにとっても楽しい遊びになると思いますよ |
ポー | ほう、貴様らは私にどういう遊戯を提供してくれるのだ? |
夢野久作 | 恐怖の体験です! |
「恐怖とは生とともにあり、生を揺り動かすもの」 アナタの言う通りです! ……恐怖のない生活なんて、ツマラナイ。生きているとはいえません |
ポー | ……ほう |
夢野久作 | ですが侵蝕者との戦いは未知との戦い、未知との戦いとは、恐怖との戦いです! そして侵蝕者はアナタが好む狂気、悲哀……そして恐怖、ありとあらゆる負の感情を抱えています |
戦いを通してその謎を暴けば、より深遠な魂の神秘にも近づけるでしょう……いかがです? |
ポー | ククッ……面白い見立てだ。「魂の神秘」か…… |
夢野久作 | それに、アナタのファンとも言うべき方がアナタに会うのを楽しみにしています ここだけの話、現世にいるものは皆アナタに影響を受け アナタの背中をみて小説や詩を書いたのですよ |
ポー | むっ、そうなのか…… |
クックックッ……そこまでいうのであれば、乗ってやろう どこまで本当かは知らんが、退屈は紛れそうだ |
萩原朔太郎 | あ、ありがとう、ポーさん! |
夢野久作 | フフフ…… |
第三十一話 負の感情 二(萩原朔太郎、中原中也、夢野久作、ポー、コナン・ドイル)
内容 |
コナン・ドイル | 今回の冒険は非常に楽しませてもらったよ エドガー・アラン・ポーという偉大な作家に相見えることができたのは素晴らしい幸運だ |
萩原朔太郎 | よかった……これで大手を振って帰れるね |
中原中也 | 結局よくわかんねーが、この屋敷から出られるならなんでもいいぜ…… |
萩原朔太郎 | ……………… |
おわあ、じゃあね…… |
| |
ポー | ハワード! 貴様も来い |
………………………… |
む、いないのか |
まあいい。行くぞ |
夢野久作 | えっ、よろしいのですか? |
ポー | おおかたどこかで迷っているのだろう…… 彼奴の方向音痴に付き合ってられん。目を離せば、次元や時をまたいで消えてしまうからな |
夢野久作 | いったいアノ人は何者なんですか!? アノ人には、あの……形容しがたい、狂気を感じたのです……! |
ポー | さあ、何者だろうな……あれがどこから流れてきたものか、私にもわからん |
夢野久作 | ソウデスカ…… |
内容 |
ネコ | そうか……この本はエドガー・アラン・ポーの本だったのだな |
夢野久作 | ポーさんにはひどい目に合わされましたが 仲間となってくれればこれほど心強い人はいません |
ネコ | 確認するが、ポーは自身の作品のモチーフを眷属として操っていたんだな そのせいで侵蝕者は手出しできなかった、と |
夢野久作 | ええ。本人曰く、「恐怖の力」だそうですよ…… |
ネコ | 信じられん、そんなことが可能なのか |
夢野久作 | なぜです? 侵蝕者という負の感情を凌ぐ圧倒的な力…… 偉大な作家であるポーさんがそれを持っていることは、我々には全く不思議ではありません |
館長 | ……君たち、よく聞いてくれ |
ホームズの物語が何者かによって抹消されていたと知った時、 我々は侵蝕者を操るものがアルケミストなのではないかと考えたんだ |
錬金術の力にはまだまだ謎が多い 我々の知らないアルケミストの能力で侵蝕者を生み出し、文学を抹消したのだと…… |
しかし、心では納得いっていなかった こんな大掛かりな、しかも文学作品という強い概念を破壊するほどの力をもつなどできるはずがない、と |
だが、そのような感覚は捨てなければならない 事実ポーは自身の作品のモチーフという形で、恐怖の感情エネルギーを操っていた |
侵蝕者を操る黒幕も、ポーと同じように精神エネルギーを使って侵蝕者を操っているのだろう |
……我々には打ち倒さなければならない真の敵がいる |
ネコ | ………………………… |
館長 | ……早急に手紙を書こう。あの男にも、な |
今後は忙しくなるかもしれない、君も覚悟しておいてくれ |
コメントフォーム †

最新の20件を表示しています。 コメントページを参照