文豪作品リンク集 (旧)有碍書 その他 †

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(旧)有碍書として登場する作品 †

「い」の段 〜 「は」の段 †

タイトル | 作者 | 青空文庫 | 国会図書館DC | Wiki pedia | あらすじ・備考 |
タイトル | 作者 | 青空文庫 | 国会図書館DC | Wiki pedia | 概要・備考 |
(旧)「い」の段 ◆ |
歌のわかれ | 中野重治 | 著作権存続中 | | | 金沢の旧制高校から東京帝大に入学した片口安吉の学生生活と、ある日の短歌会での出来事と決意を描く。【短編】 |
夫婦善哉 | 織田作之助 | 新字新仮名 | | ■ | 大阪の人気芸者・蝶子と、安化粧問屋の若旦那で優柔不断な妻子持ちの男が駆け落ちし、次々と商売を試みては失敗し、喧嘩しながらも別れずに一緒に生きてゆく。【短編】 |
田園の憂鬱 | 佐藤春夫 | 新字旧仮名 | 病める薔薇 (天佑社,1918)収録 | ■ | 都会生活に疲れた「彼」は自然に癒しを求め、郊外の田園へ移り住み、見つけた薔薇に自身を重ね合わせ手入れを始める。別題は「病める薔薇(そうび)」【短編】 |
聖家族 | 堀辰雄 | 新字新仮名 | | ■ | ある青年が、敬愛する師の死をきっかけに、師の恋人だった夫人と彼女の娘と出会い、師と夫人の関係に、青年自身と少女の恋愛を重ねながら自己のあり方を確立してゆく。【中編】 |
(旧)「ろ」の段 ◆ |
恩讐の彼方に | 菊池寛 | 新字新仮名 | 我鬼 (春陽堂,1919)収録 | ■ | 罪を犯して後悔を感じながら生きる市九郎は、僧となり、懺悔として洞門を掘り進める。やがてかつて殺した男の息子が敵討ちにやってくる。【短編】 |
手袋を買いに | 新美南吉 | 新字新仮名 | | ■ | 子狐が人間の町へ手袋を買いに行く物語。【児童文学】 |
蝿 | 横光利一 | 新字新仮名 | 御身 (金星堂,1924)収録 | ■ | 馬車の乗客らと一匹の蝿の道行きを映像的に描く。【短編】 |
金色夜叉 | 尾崎紅葉 | 新字旧仮名 | 前編 中編 後編 続編 続々編 | ■ | 許婚であった鴫沢宮を資産家の富山唯継に奪われた間貫一は、高利貸しとなって宮や世間に対して復讐しようとする。【長編(未完)】 |
(旧)「は」の段 ◆ |
武蔵野 | 国木田独歩 | 新字新仮名 | 武蔵野(民友社,1901)収録 | | 少年時代に上京して十年が経ち、地方出身の「自分」は今の武蔵野に詩趣を感じる。当地をあてどなく散策して得た感慨が語られる。【短編】 |
お目出たき人 | 武者小路実篤 | 著作権存続中 | | ■ | 「自分」は、近所に住む鶴という女性に五年間も恋をしているが、一度も言葉を交わしたことが無い。時間だけが過ぎ、空想家の「自分」の中で、鶴はますます理想の女へとなっていく。【中編】 |
山月記 | 中島敦 | 新字新仮名 旧字旧仮名 | 光と風と夢 (筑摩書房,1942)収録 | ■ | 袁傪は旅の途中で人喰い虎に襲われかける。虎の正体は友の李徴であった。李徴は友に自分の運命を語る。【短編】 |
あらくれ | 徳田秋声 | 新字新仮名 | あらくれ (新潮社,1914) | ■ | 物怖じせずに一途に生きていく勝ち気な女、お島の一代記。【長編】 |
「に」の段 〜 「へ」の段 †

タイトル | 作者 | 青空文庫 | 国会図書館DC | Wiki pedia | あらすじ・備考 |
タイトル | 作者 | 青空文庫 | 国会図書館DC | Wiki pedia | 概要・備考 |
(旧)「に」の段 ◆ |
蒲団 | 田山花袋 | 新字新仮名 | 花袋全集.第一巻 (花袋全集刊行会,1936)収録 | ■ | 刺激的恋愛を空想する中年作家・竹中時雄は若く美しい女弟子に心奪われながらも、厳格な保護者であろうと懊悩するが、やがて激しい嫉妬を燃え上がらせる。【中編】 |
濹東綺譚 | 永井荷風 | 新字新仮名 | 濹東綺譚 (岩波書店,1937/木村荘八挿絵) | ■ | 玉の井(現在の墨田区東向島)の娼婦・お雪と、作家である「わたくし」との出会いと別れを描く。【長編】 |
舞姫 | 森鴎外 | 新字新仮名 新字旧仮名 旧字旧仮名 | 水沫集 (春陽堂,1892)収録 | ■ | 若きエリート官吏の太田豊太郎は、留学したベルリンで、美しい踊り子エリスと出会う。【短編】 |
破戒 | 島崎藤村 | 新字旧仮名 | 破戒 (上田屋,1906) | ■ | 部落出身の教員・瀬川丑松は父から「身分を隠せ」と堅く戒められていた。しかし同じ宿命を持つ解放運動家・猪子蓮太郎の壮烈な死をきっかけに、父の戒めを破ってしまう。【長編】 |
(旧)「ほ」の段◆ |
暗夜行路 | 志賀直哉 | 著作権存続中 | | ■ | 時任謙作は出生の秘密を知り、深い苦悩を味わう。結婚によって脱却の道を得たと思ったのもつかのま、妻は過ちを犯してしまう。謙作は独り大山に滞在し、そこである境地に達する。【長編】 |
痴人の愛 | 谷崎潤一郎 | 新字新仮名 | | ■ | 河合譲治は、世間を知らぬ年頃の娘を理想の妻に育て上げて結婚するという夢があった。女給の美少女・ナオミを理想の妻にしようとするが、彼女は譲治の望まぬ方向へ成長していく。【長編】 |
D坂の殺人事件 | 江戸川乱歩 | 新字新仮名 | | ■ | 「私」はD坂にある喫茶店で、探偵小説好きの明智小五郎と居合わせていた。向かいの古本屋に異変があると気づいた二人が向かうと、殺人事件が起こっており…。【短編】 明智小五郎初登場作品。 |
坊っちゃん | 夏目漱石 | 新字新仮名 | 漱石全集.第2巻 (漱石全集刊行会,1937)収録 | ■ | 行動力があり正義感が強い江戸っ子である「坊っちゃん」は、数学教師として四国松山の中学に赴任し、痛快な活躍をする。漱石の教師時代の体験を基に書かれたと言われている。【長編】 |
(旧)「へ」の段 ◆ |
注文の多い料理店 | 宮沢賢治 | 新字新仮名新字旧仮名 | | ■ | 二人の青年紳士が山奥で道に迷い、空腹に襲われる。途方に暮れた彼らの前に「西洋料理店 山猫軒」が現れた。料理店へ入っていくと…【童話】 同名の短編集は、賢治生前唯一の童話集となっている。 |
走れメロス | 太宰治 | 新字新仮名 | | ■ | 友人を身代わりに処刑を三日間猶予されたメロスが、さまざまな障害を乗り越えて帰って来るまでを描く。【短編】 |
高野聖 | 泉鏡花 | 新字新仮名 | 鏡花全集.第4巻 (春陽堂,1926)収録 | ■ | 高野山の旅僧が旅の途中で道連れとなった若者に、自分がかつて体験した不思議な怪奇譚を聞かせる。【短編】 |
歯車 | 芥川龍之介 | 新字新仮名 新字旧仮名 | 西方の人 (岩波書店,1929)収録 | ■ | 季節外れのレインコート、絶えず回る半透明の歯車。「僕」の周囲で狂気と不吉の光景が繰り返される。芥川の遺稿。【短編】 |
「と」の段 〜 「ち」の段 †

タイトル | 作者 | 青空文庫 | 国会図書館DC | Wiki pedia | あらすじ・備考 |
タイトル | 作者 | 青空文庫 | 国会図書館DC | Wiki pedia | 概要・備考 |
(旧)「と」の段 ◆ |
怪談 | 小泉八雲 | 耳無芳一の話 狢 ろくろ首 葬られたる秘密 雪女 | | ■ | 日本各地に伝わる伝説、幽霊話などを再話した、怪奇文学作品集。17編の怪談を収めた『怪談』と3編のエッセイを収めた『虫界』の2部からなる。 |
或る女 | 有島武郎 | 前編・後編 | 有島武郎著作集.第8,9輯 (叢文閣,1919) 収録 | ■ | 国木田独歩の最初の妻佐々城信子をモデルに、女主人公早月葉子の奔放な生を描く。【長編】 |
山椒魚 | 井伏鱒二 | 著作権存続中 | | ■ | 成長しすぎて自分の棲家である岩屋から出られなくなってしまった山椒魚は…。【短編】 何度か改筆されており、いくつかの版が存在する。 |
伊豆の踊子 | 川端康成 | | | ■ | 伊豆へ一人旅に出た青年が、旅芸人一座と道連れとなり、踊子の少女に淡い恋心を抱く。【短編】 |
(旧)「ち」の段 ◆ |
ドグラ・マグラ | 夢野久作 | 新字新仮名 | | ■ | 時計の音で目覚めた私は、見知らぬ部屋に閉じ込められ、自分に関する過去の記憶を全て失っていた。失われた記憶の中には、悽愴を極めた犯罪事件の真相があるという…。【長編】 日本探偵小説三大奇書に数えられている。 |
檸檬 | 梶井基次郎 | 新字新仮名 旧字旧仮名 | | ■ | 不安と虚無感を抱いて彷徨する青年は、ふと心ひかれたレモンを手に取り…。【短編】 他の17編の短編小説とともに収録された単行本『檸檬』は生前の梶井唯一の出版本となった。 |
浮雲 | 二葉亭四迷 | 新字新仮名 | 新編浮雲 第1編 第2編 第3編(金港堂,1887-1891) | ■ | 欧化主義、出世主義の世相に反抗する文三と彼を取り巻く人間像を描く。【長編(未完)】 言文一致体で書かれた日本最初の近代小説。 |
(旧)特定有碍書として登場する作品 †

月曜日 / 水曜日 †

タイトル | 作者 | 青空文庫 | 国会図書館DC | Wiki pedia | 概要・備考 |
タイトル | 作者 | 青空文庫 | 国会図書館DC | Wiki pedia | 概要・備考 |
月曜日◆ |
墨汁一滴 | 正岡子規 | 新字旧仮名 | | | 随筆集。亡くなる前年に連載され、脊椎カリエスを患っていた子規はすでに起きあがる事すらままならず、ほとんど寝たきりの状態で執筆した。 |
抒情小曲集 | 室生犀星 | 新字旧仮名 | 抒情小曲集 (アルス,1923) | | 室生犀星の第二詩集。若き日の哀感や故郷への思いなどを叙情的にうたった文語自由詩94編を収める。 北原白秋と萩原朔太郎が前文を寄せている。 |
月に吠える | 萩原朔太郎 | 新字旧仮名 | 月に吠える (感情詩社・白日社,1917) | ■ | 萩原朔太郎の第一詩集。近代人の孤独や不安をとらえ、近代詩に新鮮な情緒を導き入れた。室生犀星の感情詩社と前田夕暮の白日社からの共刊。 |
ほととぎす | - | | | ■ | 俳句雑誌。(明治期は総合文芸雑誌)1897年(明治30)に正岡子規の友人である柳原極堂が松山で創刊。子規、高浜虚子、河東碧梧桐、内藤鳴雪らが選者であった。 |
水曜日 ◆ |
別離 | 若山牧水 | | 牧水全集.第1巻(改造社,1929)収録 | ■ | 若山牧水の第三歌集。第一歌集『海の声』、第ニ歌集『独り歌へる』に新作を加えた合計1004首が収められている。恋愛中心の青春歌が大衆を魅了した。 |
一握の砂 | 石川啄木 | 新字旧仮名 | | ■ | 石川啄木の第一歌集。一首三行書きの短歌551首を収載。「我を愛する歌」「煙」「秋風のこころよさに」「忘れがたき人人」「手套を脱ぐ時」の五部構成。 |
桐の花 | 北原白秋 | 新字旧仮名 | 桐の花 (東雲堂書店,1913) | ■ | 北原白秋の第一歌集。八つの章の歌449首と、六編の歌論・詩文が収められている。白秋28歳のころの作品で、挿絵も白秋の自筆。 |
明星 | - | | | ■ | 詩歌を中心とする文芸誌。1900年(明治33年)4月から1908年(明治41年)11月まで刊行。主宰は与謝野鉄幹。寄稿した与謝野鉄幹・晶子夫妻、北原白秋、石川啄木、吉井勇らは明星派と呼ばれた。 |
金曜日 / 土曜日・日曜日 †

タイトル | 作者 | 青空文庫 | 国会図書館DC | Wiki pedia | 概要・備考 |
タイトル | 作者 | 青空文庫 | 国会図書館DC | Wiki pedia | 概要・備考 |
金曜日 ◆ |
測量船 | 三好達治 | 新字旧仮名 | | | 三好達治の第一詩集。1926年から1930年にかけて発表した詩39編を収録。 |
智恵子抄 | 高村光太郎 | 新字旧仮名 | 智恵子抄 (竜星閣,1941) | ■ | 高村光太郎の代表詩集の一つ。他界した夫人智恵子をしのんで編んだもの。詩29編、短歌6首、〈智恵子の半生〉ほか2編の回想記を収める。 |
山羊の歌 | 中原中也 | 新字旧仮名 | | | 中原中也の第一詩集。1924年〜1930年(大正13-昭和5)までの作44詩篇収録。代表作に「サーカス」「汚れっちまった悲しみに…」など。作者生前に刊行された唯一の詩集。 |
四季 | - | | | | 詩雑誌。1933年(昭和8年)に堀辰雄が季刊2冊を刊行(第一次)、翌34年月刊として創刊(第二次)。第三次までの編集を堀が担当。同人は堀の他、三好達治、中原中也、萩原朔太郎、室生犀星、井伏鱒二、佐藤春夫など。 |
土曜日・日曜日 ◆ |
三国志 | 吉川英治 | 新字新仮名 01-12 | | ■ | 中国の歴史小説「三国志演義」を元とした、著者の代表作のひとつ。【長編】 |
蟹工船 | 小林多喜二 | 新字新仮名 | | ■ | 厳しい労働条件に苦しむ蟹工船の労働者たちが、団結して闘争に立ち上がる。プロレタリア文学の代表作。【中編】 |
運命 | 幸田露伴 | 新字新仮名 | 幽秘記 (改造社,1925)収録 | ■ | 中国の『明史』を元に、建文帝・永楽帝の生涯を描く歴史小説。【長編】 |
桜の森の満開の下 | 坂口安吾 | 新字新仮名 | | ■ | ある峠の山賊と、妖しく美しい残酷な女との幻想的な怪奇物語。【短編】 |
イベント限定有碍書として登場する作品 †

特別要請・調査任務・奇襲作戦 †

館長と共同研究 †

限定装像として登場する作品 †

2017年10〜11月の、文アル×新潮社コラボイベントにおいて配布された装像。(→装像一覧(新))
| タイトル | 作者 | 青空文庫 | 国会図書館DC | Wiki pedia | 概要・備考 |
第一弾 | 其面影 | 二葉亭四迷 | | 其面影 (春陽堂,1916) | ■ | 「文豪とアルケミスト『文学全集』第二期」(新潮社)に冒頭の草稿写真版が収録されている。 |
續蘿洞先生 | 谷崎潤一郎 | | | | 「文豪とアルケミスト『文学全集』」(新潮社)に直筆原稿版が収録されている。 |
月夜の風 | 北原白秋 | 海豹と雲 (新字旧仮名) | | | 詩集『海豹と雲』のなかの一編。 |
第二弾 | 斜陽 | 太宰治 | 新字新仮名 | | ■ | |
子に送る手紙 | 島崎藤村 | | | | 関東大震災を背景に書かれた、故郷の長男に宛てた手紙の形式をとった作品。 |
第三弾 | 星座 | 有島武郎 | 新字新仮名 | 有島武郎著作集.第14輯 (叢文閣,1922)収録 | | 札幌農学校を舞台に繰り広げられる青春の物語。長編小説として構想されていたが、有島の死により未完となっている。 |
美人 | 佐藤春夫 | | | | |
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