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「に」の段 Edit Edit



蒲団 Edit Edit

マップ
蒲団
難易度難易度_大著者田山花袋
入手可能な道具文魂(小)×12〜23、想魂(小)×7〜13、語魂(小)×7〜15、
文魂(中)×1〜3、想魂(中)×1〜2、語魂(中)×1〜4
異彩ノ薬液()×1、異彩ノ薬液()×1
適正文豪Lv18〜20

鞭か弓を使う文豪が多くいると最深部に到達する確率が上がる。
(鞭と弓合わせて3人以上でボスルート確定)

侵蝕者・経験値

獲得アイテム

転生する可能性のある文豪

会話

濹東綺譚 Edit Edit

マップ
??
難易度難易度_大著者永井荷風
入手可能な道具文魂(小)×20〜21、想魂(小)×10〜16、語魂(小)×12〜19、
文魂(中)×2〜3、想魂(中)×1〜2、語魂(中)×1〜2
異彩ノ薬液()×1、異彩ノ薬液()×1
適正文豪Lv20

「刃を扱う文豪」が三人以上いると、最深部に到達する確率が上がる。

ここに出てくる「纏まらぬ洋墨」は急所攻撃・双筆神髄・筆殺奥義以外ダメージ1
すべてのマスで出てくるため、注意が必要。

侵蝕者・経験値

獲得アイテム

転生する可能性のある文豪

会話

舞姫 Edit Edit

マップ
舞姫
難易度難易度_大著者森鴎外
入手可能な道具文魂(小)×7〜17、想魂(小)×5〜13、語魂(小)×3〜12、
文魂(中)×2〜3、想魂(中)×1〜2、語魂(中)×1〜2
異彩ノ薬液()×1、異彩ノ薬液()×1
適正文豪Lv20

「銃を扱う文豪」が三人以上いると、最深部に到達する確率が上がる。

侵蝕者・経験値

獲得アイテム

転生する可能性のある文豪

会話

破戒 Edit Edit

マップ
??
難易度難易度_大難易度_小著者島崎藤村
入手可能な道具文魂(小)×31〜39、想魂(小)×19〜28、語魂(小)×20〜26、
文魂(中)×4〜6、想魂(中)×2〜4、語魂(中)×2〜4
魂の歯車×3
適正文豪Lv22

会派に刃・銃・弓・鞭を扱う文豪が全て入ると、最深部に到達する確率が上がる。

CとDで急所攻撃・双筆神髄・筆殺奥義以外ダメージ1の「纏まらぬ洋墨」が出てくる。

侵蝕者・経験値

獲得アイテム

転生する可能性のある文豪

会話

コメント Edit Edit

情報提供 Edit Edit

  • 本ページの穴埋め情報(獲得アイテム数、経験値、会話条件等)はこちらにお願いします。
  • ルートの固定などを示唆する場合は試行回数も記入して下さい。(○回中○回等)
  • ゲーム内の乱数は偏る事が多いため、試行回数が少ないと偏りが大きくなってしまいます。
    その為、ルートなどの固定を確かめる場合は最低でも30回程度は試行してからのコメントをお願いします。
  • 現在、ステージクリアの目安を検証中です。
    ステージを初クリアした時の会派編成、文豪のレベルを載せる場合は「ステージ初クリア時」と記載してください。

最新の20件を表示しています。 コメントページを参照

  • に-2「濹東綺譚」ステージ初クリア時(Lv/開花)

    芥川龍之介 (28/11)
    島崎藤村 (37/10)
    太宰治 (10/10)
    中島敦 (10/10)
    判定:優 双筆:無し
    打ち漏らし:無し
    耗弱・喪失:無し
    MVP:芥川龍之介
    ドロップ:無し

    太宰、中島は通常攻撃が40〜50台と芥川に比べるとレベルが足りていないようでしたが、芥川、島崎含むクリティカルの連発で押し通せました。
    刃メンツのクリティカルが出ないようであれば弓が頼みの綱かと思います。 -- 2018-02-02 (金) 18:48:22
  • に-3「舞姫」ステージ初クリア時(Lv/開花)

    島崎藤村 (37/10)
    中原中也 (8/4)
    萩原朔太郎 (30/9)
    宮沢賢治 (12/4)
    判定:良 双筆:Eマス(中原中也・宮沢賢治)
    筆殺:ボス(宮沢賢治)
    打ち漏らし:有り(ボス1体)
    耗弱→喪失:宮沢賢治(Eマス:6/100→ボス:1/100)
    喪失:中原中也(ボス:3/100)
    MVP:島崎藤村
    ドロップ:無し

    中原、宮沢は被ダメが一撃30台とかなりキツめでレベルが足りていないようでした。
    同じ銃の萩原は終了時の侵蝕度が76/100でした。 -- 2018-02-02 (金) 18:49:07
  • に-4「破戒」ステージ初クリア時(Lv/開花)

    芥川龍之介 (28→29/11)
    島崎藤村 (37/11)
    萩原朔太郎 (30/10)
    菊池寛 (16→17/11)
    判定:優 耗弱・喪失:無し
    双筆:ボス(芥川龍之介・萩原朔太郎)
    打ち漏らし:無し
    MVP:島崎藤村
    ドロップ:無し

    島崎は無傷、芥川、萩原は終了時の侵蝕度が60/100くらいでした。
    菊池の与ダメ一撃は30〜60台くらいで終了時の侵食度は23/100だったので、もう少しレベルがあった方が無難だと思います。 -- 2018-02-02 (金) 18:49:42
  • 入手素材(布団のみ不明です)

    に-2「濹東綺譚」
    文魂(小)×21, 想魂(小)×11, 語魂(小)×17, 文魂(中)×2, 想魂(中)×2, 語魂(中)×2

    に-3「舞姫」
    文魂(小)×18, 想魂(小)×11, 語魂(小)×13, 文魂(中)×3, 想魂(中)×2, 語魂(中)×2

    に-4「破戒」
    文魂(小)×33, 想魂(小)×21, 語魂(小)×20, 文魂(中)×6, 想魂(中)×3, 語魂(中)×3
    (本日未入手のため、プラスで魂ノ歯車×3) -- 2018-02-02 (金) 19:20:26
  • に―3「舞姫」初クリア時(Lv/開花/残HP)

    ・正岡子規(34/8/84)
    召装:夏目ノハガキ Lv3
    ・萩原朔太郎(20/5/48)
    召装:「月夜の嵐」ノ原稿 Lv3
    ・森鴎外(33/8/62)
    召装:微酔イノ笑ミ‐永井荷風 Lv1
    ・北原白秋(18/5/45)
    召装:主題 Lv3
    判定:優 耗弱・喪失:無し
    打ち漏らし:無し
    双筆神髄:無し
    MVP:正岡子規
    ドロップ:森鴎外

    問題は特にありませんでした -- 2018-02-03 (土) 10:09:03
  • に-1「蒲団」ボスルートについて

    弓面子入れ替えしたパターンは未施行ですが、
    ・島崎/国木田/田山 の三名+α
    で潜書して、毎回ボスへ直進してます。
    新人レベル上げのために、10日ほど毎日20〜40回は周回して100%なので間違いないかも?
    一度だけ、国木田外して刃2と組んだら3周目でルート逸れました。(ので国木田戻した)
    確定の条件が弓3なのか、自然弓3なのかは不明です。 -- 2018-05-12 (土) 23:26:40
    • 弓は全員自然主義文学でしたね…! 自然弓って当たり前( -- 2018-05-12 (土) 23:33:18
  • 文学奇譚 第十三話 文学の世界
    佐藤「……なるほど。アカがはぐれてるうちに……」
    織田「そう。今は堀くんが面倒みてるで
       見えてはいけないものが見えたり、聞こえてはいけないものが聞こえたりしてるみたいやけど」
    アオ「典型的な心神喪失状態ですね。他にも、吐き気と全身の倦怠感が三日三晩は続くと思います」
    織田「全く、勝手に侵蝕者に向かって飛んでくから焦ったわ。助かったからいいものの」
    アオ「アカは研究対象を見ると見境がなくなるんです。
       彼が侵蝕者にやられるのはこれが初めてではないんですよ」
    [選択]「(人騒がせなやつだ……)」/「(静かになってちょうどいい)」
    アオ「あなた、心の声がモレてますよ」
    織田「なにはともあれ、無事でよかったわ。ワシたちは看病するから、あとよろしくたのみますわ」
    佐藤「俺たちはお前を連れて調査続行ってわけか。おいアオ、あんまりうろちょろするなよ」
    アオ「しませんよ。そもそも僕はうすら寒いこんなところでの調査、したくないんで」
    織田「……あ、そうそう、アカくんが一つ気になるところを言い残していったんやけど
       「文学にしかないものを探せ」って」
    中野「……文学にしかないもの?本のなかで文学だけに概念の世界がある理由ってこと?」
    中野「たしかに、侵蝕者が寄ってくるのも、文学ってものになにかがあるからだよね」
    アオ「なるほど。文学を構成する独自の要素に侵蝕者の持つ精神エネルギーが反応している」
    アオ「……で、文学にしかないものってなんなんですか」
    佐藤「難しい質問だな……」
    中野「文学だけにあるもの……美しい日本語、とか?」
    アオ「真面目に考えてくださいよ。あなた達、それでも文豪ですか」
    佐藤「うーん、そうはいってもな……そもそも、文学ってなにかってところもよくわからないし」
    中野「うん、何が真の文学かっていうことはいつも激しい議論になっていたもの
       文学論争っていわれるくらいにね」
    佐藤「なんにせよ俺たちだけですぐ答えられる問いじゃないな……他のやつらに聞いてみてもいいか?」
    アオ「……しかたありませんね、なんにせよ、文学とは一体なんなのか、その定義が必要です
       引き続き侵蝕者を倒しつつ、話し合ってみてもらえますか」
    佐藤「わかったよ、話し合ってみる」
    中野「じゃあ佐藤さん、僕は適当な人たちに声をかけてみますね」
    佐藤「文学とは何か、か……この話は荒れそうだ」
    -- 2018-06-17 (日) 15:29:23
  • 文学奇譚 第十四話 自然主義
    国木田「へー、それで 文学が何かだって?」
    佐藤「はい、色んな方に聞いて回っているんです。それが侵蝕者の正体を掴むきっかけになるかもって」
    田山「なるほどなあ。文学にわざわざ寄ってきては消してく理由があるはずだもんな」
    佐藤「そうです。まずは自然主義の権威の田山さんと国木田さんにお聞きしようかと」
    田山「おいおい、やめろって!照れるだろうが」
    佐藤「ということで、ちょっとの時間つきあってもらえますか」
    国木田「……俺は別に語ることはないよ
       やっぱその辺りは花袋のほうが詳しいはずだぜ、自然主義の王様なんだからな」
    アオ「……自然主義って何です?」
    国木田「ああ、そうだよな。物書きはいろんな主義主張をもってモノを書いていたわけだが、その考え方のひとつだ」
    田山「そ、自然主義においてはだな、自分の内面をありのまま書くことが大事なんだ」
    アオ「ありのままの自分?」
    国木田「人間のダサさとか、見たくないところを書くってこと。要はリアリティ重視ってことだな」
    花袋「それまでの小説は典型的な登場人物ばっかでご都合主義のお堅い話ばっかりだったんだよ
       そこを俺は身近なテーマで、わかりやすいものにしたわけ」
    国木田「そうそう!こいつ、自分の家に住んでる女の弟子に惚れちゃって
       こっぴどく振られるノンフィクションを書いてバカウケしたんだぜ!」
    アオ「恋愛物語ですか」
    国木田「そ、クライマックスでは、振られたショックで女の子の布団の匂いを嗅いで号泣するんだ」
    田山「顔を押付けて、心のゆくばかりなつかしい女の匂いを嗅いだ」
    アオ「うわ………………………………」
    佐藤「(まあ、そうなるよな……)」
    田山「泥臭―く生きるオレをみて、みんなこういう風に自分に正直に生きたいって思ってくれたんだぜ
       それだけ深く自分に向き合ったんだ。かっこいいだろ?」
    アオ「なるほど、つまり田山さんは変態なんですね」
    田山「ちょ、おい!今の結論は聞き捨てならないな!!!」
    国木田「くくっ……変態か……」
    [選択]「変態で何が悪い」/「変態で紳士だ」/「人類みな変態」
    田山「……さすが、司書はわかってんな。ああそうだよ!人間はすべて変態だ!」
    国木田「みんなそういう人には言えないことがひとつやふたつあるだろ?
       自分の気持ちを正直に書くってことは花袋がやるまで誰もしなかったんだ」
    佐藤「世の中にはありのままでいれない、人にも言えないことなんていっぱいあるもんな」
    田山「そ、自分を偽るな、そのままでいいんだぞって、言うことこそ、俺の目指したところなんだぜ
       その結果、俺みたいな人間の醜い部分を描いたもの、それこそ真の文学だって認められるようになったんだ」
    アオ「へぇ……よくわからないですけど、変態が世界を救ったんですね」
    -- 2018-06-17 (日) 15:30:22
  • 文学奇譚 第十五話 耽美主義
    アオ「田山さんの話はわかりやすかったですね。文学は変態が書いた日記というところですか」
    佐藤「いやちょっと待て、まだ一人目だ。結論を出すにはまだ早い」
    ???「ええ、それは小説の一面でしかありません……」
    谷崎「もっと全体を見なくては!」
    アオ「えっと……あなたは……?」
    谷崎「耽美主義の谷崎潤一郎です……どうぞよろしく」
    佐藤「谷崎、いきなり現れたな」
    谷崎「話は聞かせてもらいましたよ
       文学とは……なんてずいぶんと楽しそうなお話をしていらっしゃるではありませんか」
    佐藤「ああ、いい機会だからお前にも聞いておくか」
    谷崎「フフ……
       先程、田山さんは「人間の醜い部分を描いたもの、それこそ真の文学だ」とおっしゃっていましたね
       それは、あまりにも一面的では……そう思った次第です」
    佐藤「つまりその結論には不満がある……と」
    谷崎「ええ。それでは浪漫が足りません
       人間……いや、女性はもっと、妖艶で、美しく、そして狡猾なのですから!」
    一同「…………………………………………………………………………………………………………」
    アオ「あなたも変態の仲間ですか?」
    佐藤「おいこらっ!」
    谷崎「フフ、そうですね……女性へのこだわりを語らせて私の右に出るものはいないでしょう……ねえ、春夫さん?」
    佐藤「ノーコメントだ!」
    谷崎「いずれにせよ、ありのままを描いた世界など、すぐ飽きてしまいます
       人は現実に存在しえないような運命の出会いを創作に求めるもの
       運命の女性との出逢い……惹かれ合う……そんな妖しく艶めかしい浪漫の世界が必要とされているのです」
    [選択]「妄想は好きです」/「綺麗なお姉さんは好きです」
    谷崎「おお、わかっていただけますか……!」
    谷崎「そうなのです。女性への洞察を突き詰めた中にある真実の美しさ……
       それを掴み取ろうともがき続けるものなのです、我々物書きは……」
    アオ「へえ……真実の美しさ……ですか」
    佐藤「……こいつは足フェチなんだ」
    谷崎「あっ、違いますよ、足の裏がよいのです。ああ……踏まれたい……
       ……とまあ、私の作品は「艶めかしい」官能の世界なのです。耽美主義と呼ばれていますね」
    アオ「…………官能」
    谷崎「ええ……あっ、ですが誤解していただきたくないのですが、ただのエロスではありませんよ!
       そんなところを超越したところにある、真の愛を描くのが私のスタンスです」
    アオ「……一応聞きますが、どんな愛なんですか?」
    谷崎「そうですね……抜き身のナイフのような危険な香りのする女性に溺れ、人生を破滅させる男
       そういう話を書くのが好きですね。むしろそんな男でありたいですね」
    佐藤「……おい、その話は長くなりそうだからまた別の機会にしてもらえるか」
    谷崎「おっと、すいません……つい
       とにかく私は文学とは、人間を肯定し、その美を追求するもの。そう思っています……参考までに」
    -- 2018-06-17 (日) 15:31:16
  • 文学奇譚 第十五話 耽美主義
    アオ「田山さんの話はわかりやすかったですね。文学は変態が書いた日記というところですか」
    佐藤「いやちょっと待て、まだ一人目だ。結論を出すにはまだ早い」
    ???「ええ、それは小説の一面でしかありません……」
    谷崎「もっと全体を見なくては!」
    アオ「えっと……あなたは……?」
    谷崎「耽美主義の谷崎潤一郎です……どうぞよろしく」
    佐藤「谷崎、いきなり現れたな」
    谷崎「話は聞かせてもらいましたよ
       文学とは……なんてずいぶんと楽しそうなお話をしていらっしゃるではありませんか」
    佐藤「ああ、いい機会だからお前にも聞いておくか」
    谷崎「フフ……
       先程、田山さんは「人間の醜い部分を描いたもの、それこそ真の文学だ」とおっしゃっていましたね
       それは、あまりにも一面的では……そう思った次第です」
    佐藤「つまりその結論には不満がある……と」
    谷崎「ええ。それでは浪漫が足りません
       人間……いや、女性はもっと、妖艶で、美しく、そして狡猾なのですから!」
    一同「…………………………………………………………………………………………………………」
    アオ「あなたも変態の仲間ですか?」
    佐藤「おいこらっ!」
    谷崎「フフ、そうですね……女性へのこだわりを語らせて私の右に出るものはいないでしょう……ねえ、春夫さん?」
    佐藤「ノーコメントだ!」
    谷崎「いずれにせよ、ありのままを描いた世界など、すぐ飽きてしまいます
       人は現実に存在しえないような運命の出会いを創作に求めるもの
       運命の女性との出逢い……惹かれ合う……そんな妖しく艶めかしい浪漫の世界が必要とされているのです」
    [選択]「妄想は好きです」/「綺麗なお姉さんは好きです」
    谷崎「おお、わかっていただけますか……!」
    谷崎「そうなのです。女性への洞察を突き詰めた中にある真実の美しさ……
       それを掴み取ろうともがき続けるものなのです、我々物書きは……」
    アオ「へえ……真実の美しさ……ですか」
    佐藤「……こいつは足フェチなんだ」
    谷崎「あっ、違いますよ、足の裏がよいのです。ああ……踏まれたい……
       ……とまあ、私の作品は「艶めかしい」官能の世界なのです。耽美主義と呼ばれていますね」
    アオ「…………官能」
    谷崎「ええ……あっ、ですが誤解していただきたくないのですが、ただのエロスではありませんよ!
       そんなところを超越したところにある、真の愛を描くのが私のスタンスです」
    アオ「……一応聞きますが、どんな愛なんですか?」
    谷崎「そうですね……抜き身のナイフのような危険な香りのする女性に溺れ、人生を破滅させる男
       そういう話を書くのが好きですね。むしろそんな男でありたいですね」
    佐藤「……おい、その話は長くなりそうだからまた別の機会にしてもらえるか」
    谷崎「おっと、すいません……つい
       とにかく私は文学とは、人間を肯定し、その美を追求するもの。そう思っています……参考までに」
    -- 2018-06-17 (日) 15:31:16
  • 文学奇譚 第十六話 言葉でできた芸術
    佐藤「どうだ?話を聞いていて」
    アオ「お二人とも、人間を肯定するというところは一致していましたね
       肯定する内容はともかく……」
    アオ「とにかく、人間を対象にしたものだといえそうですね……まだ曖昧です。定義にはほど遠いのでは」
    佐藤「まあ焦るな。文学ってのは小説家だけじゃない
       詩人や歌人、童話……いろんな文学者が作り上げてきたものだ
       一面だけ見て、これが文学だということはできない。だから気長に付き合ってくれ」
    アオ「……わかりました
       文学のように曖昧な概念を持つものを、錬金術の文脈でとらえようとしているのですから
       簡単なはずはありませんね」
    アオ「……で、次は誰に話を聞くのですか」
    佐藤「うーん、中野に何人か呼んできてもらっているんだが、遅いな
       小説家はみんな変態だって思われているところがありそうだから
       もう少し真面目なやつの話を聞いたほうが良い気がするんだが……」
    アオ「あっ、違うんですね」
    佐藤「違うわ!」
    佐藤「くっ、ここで挽回しておかないと、俺たちがみんな頭がおかしいやつだと……」
    アオ「……そこまでいうならあなた自身が解説すればいいじゃないですか
       佐藤さん、あなたにとっての文学ってなんなんですか?」
    佐藤「俺にとっての文学か……う〜ん……」
    佐藤「少なくともこれだけは言えるだろう……文学ってのは言葉でできた芸術だ
       人間は言葉でものを考える……だから、言葉でできた芸術は人を強く感動させる力がある」
    アオ「言葉でできた芸術……ですか」
    佐藤「ああ。同じ言葉がわかるやつにしか通じないっていう弱点はあるけどな」
    佐藤「俺たち文学者は、その作品にしかない何らかの独自性を持って
       読者の感情を揺さぶらなきゃならないんだ」
    佐藤「田山さんや谷崎の言う通り、感情を揺さぶるのにうってつけのテーマが、人間……なんだと思う
       いまいち言いたいことがまとまらないが……」
    ???「くぅ〜!佐藤先生、おっしゃるとおりです!」
    佐藤「うわっ、太宰、おまえいつの間に!」
    アオ「あなたは……」
    太宰「俺は太宰治!皆さんがご存知、彗星のごとくこの世にあらわれた天才小説家だ!」
    アオ「いや、知らないですね」
    太宰「っ!俺を知らないなんてモグリだな………!」
    佐藤「はぁ……お前も語りに来たのか」
    太宰「いえいえ、そんなつもりはないですよ!天才があんまり語っちゃうと文学の定義しちゃうっていうか
       可能性を狭めてしまうじゃん?俺はむしろ春夫先生たちの話を聞きたいっていうか」
    太宰「調査員の人たちが文学談義している噂、広がっていて
       これは真偽を俺が代表して確かめなければならないと思った言いますか!」
    アオ「つまり面白そうな話をしていると聞いて、いてもたってもいられなくなくて様子を見に来たってことですか」
    太宰「はっはっは、そういう言い方もあるかな!っていうかお前、なれなれしいぞ……」
    佐藤「太宰、ちょっとだまれ!」
    太宰「へっ?」
    佐藤「……侵蝕者の気配がしたと思ったら、やっぱりか。おいアオ、後ろに隠れてろ!」
    アオ「こんなに大きな侵蝕者はみたことがありません!」
    太宰「俺の話をぶったぎりやがって……人様の話をさえぎっちゃいけないって習わなかったのかよ!」
    侵蝕者「……くいあらせ」
    アオ「あ、あれ……」
    太宰「あわわわ、なんだよいっぱい来た……!」
    佐藤「落ち着けお前ら……!」
    -- 2018-06-17 (日) 15:32:22
  • 文学奇譚 第十六話 絶不調
    侵蝕者「…………………………………………」
    侵蝕者「ぜっふちょうだ……」
    佐藤「なんとかやっつけたな……」
    太宰「……あの侵蝕者、今喋ってた?っていうか、俺、なんか死にたくなってきたんだけど……」
    佐藤「しっかりしろ、侵蝕者に気分をひっぱられてるんじゃない」
    太宰「だる……疲れた……帰りたい……」
    アオ「いったい何しに来たんですか……」
    太宰「いやもう、何してもうまくいかない気分……なんにもしたくない……」
    アオ「……どうやら、同じ文豪でも侵蝕者の影響を受けやすい人とそうでない人がいるみたいですね」
    佐藤「……一休みしていくか」
    -- 2018-06-17 (日) 15:33:07
  • 文学奇譚 第十六話 絶不調
    侵蝕者「…………………………………………」
    侵蝕者「ぜっふちょうだ……」
    佐藤「なんとかやっつけたな……」
    太宰「……あの侵蝕者、今喋ってた?っていうか、俺、なんか死にたくなってきたんだけど……」
    佐藤「しっかりしろ、侵蝕者に気分をひっぱられてるんじゃない」
    太宰「だる……疲れた……帰りたい……」
    アオ「いったい何しに来たんですか……」
    太宰「いやもう、何してもうまくいかない気分……なんにもしたくない……」
    アオ「……どうやら、同じ文豪でも侵蝕者の影響を受けやすい人とそうでない人がいるみたいですね」
    佐藤「……一休みしていくか」
    -- 2018-06-17 (日) 15:33:07
  • 怪談 ボス優撃破時の獲得アイテム
    文ノ華11、想ノ華7、語ノ華34
    道中で多少の打ち漏らしがあったので完全撃破時のアイテムがわかったらまた報告に来ます -- 2019-01-13 (日) 09:55:06
    • すみません報告するページ間違えました -- 2019-01-13 (日) 09:55:35
  • に-4「破戒」徳冨と正岡
    徳冨「あの……貴方の名前、子規なのはなぜ? ホトトギス?」
    正岡「そうさ、鳴いて血を吐くホトトギスって言うだろ? 子規はホトトギスのことだからな。
    昔病気になって血を吐いた時、今の俺にぴったりだって思ったのさ」
    徳冨「……えっと、ごめんなさい」
    正岡「いやいや! 確かに苦しんだけど、俺は後ろ向きになることだけはしたくなかったんだよ。
    だから名前も、単純にそう思ったからつけただけのことなのさ」
    徳冨「……すごい、子規さん。憧れる」
    正岡「ハハ、昔のことさ、今は元気なんだから」
    徳冨「かっこいい……」
    -- 2019-02-13 (水) 00:00:24
  • に-1 蒲団 ステージ初クリア時(Lv/開花/侵食残)
    北原白秋 35/14(声マスあり)/95
    尾崎紅葉 24/8/84
    徳田秋声 24/7/56
    永井荷風 13/4/50
    判定:優
    耗弱・喪失:なし
    双筆:なし
    討ち漏らし:なし
    MVP:尾崎紅葉
    ドロップ:なし
    でした。ボスマスにて一撃で荷風先生、徳田先生共に大凡50程削られて滅茶苦茶焦りました……ので弓面子はもう少しレベルあった方が安全かもしれません。 -- 2019-03-04 (月) 11:11:47
  • に-4 破戒 ステージ初クリア時(lv/開花/侵食残)
    徳田秋声 24/7/34
    太宰治 17/4/1
    北原白秋 36/15(声マスあり)/85
    尾崎紅葉 25/8/8
    判定:優
    討ち漏らし:Dマスで纏まらぬ洋墨一体
    耗弱・喪失:太宰治(喪失)
    双筆真髄:Aマス(尾崎/北原)
    筆殺奥義:無し
    MVP:北原白秋
    ドロップ:島崎藤村

    アイテム
    文魂(小)33、語魂(小)18、想魂(小)22
    文魂(中)5、語魂(中)4、想魂(中)4
    魂の歯車 3 -- 2019-03-05 (火) 14:21:51
  • にー4破戒 伊藤左千夫と中里介山
    伊藤左千夫:あ、中里さーん! ちょうどいいところに!
          牛乳を飲みませんか? 牛さんが頑張っちゃって、少し余ってるんです
    中里介山:すまないが……私は基本的に菜食主義で……
    伊藤左千夫:え、いらないんですか……そうですか……
    中里介山:い、いや、いただこう。牛乳ならば、仏の道にも反しない
    伊藤左千夫:本当ですか! ありがとうございます!
          あ、試しに作ってみたチーズというものもあるんですよ。よければこれも食べてみてください!
    中里介山:ふむ、美味い、この独特の風味……
         もしやこれは古来の仏教で言う、醍醐味というものなのか?
    伊藤左千夫:お口に合ったみたいでよかったです!
          色々作ってはいるんですが、風味が強すぎるってあまり評判が良くなくて……
    中里介山:そうか、確かに人を選ぶ味なのかもしれないが……
         う、急に腹の調子が……
    中里介山:あわわわ、たまに牛乳でお腹を壊す人もいるんです。ボ、ボクのせいです! ごめんなさいー
    中里介山:いや、こちらこそ、申し訳ない……
    -- 2019-03-27 (水) 23:28:02
  • に-4「破戒」 菊池寛と永井荷風 -- 2020-03-12 (木) 00:25:59
  • に-1「蒲団」 ボス撃破後 正宗白鳥と田山花袋 -- 2020-11-24 (火) 11:05:42
お名前: Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

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(報告例)い-1 刃 横光利一


最新の20件を表示しています。 コメントページを参照

  • に-2 弓 永井荷風 -- 2016-12-03 (土) 21:22:41
  • に-1 銃 室生犀星 A→B→C -- 2016-12-10 (土) 21:09:08
  • に-1 弓 国木田独歩 -- にゃにゃ 2016-12-11 (日) 15:48:35
  • に-1 弓 永井荷風 -- 2016-12-12 (月) 11:35:28
  • に-1 弓 永井荷風 -- 2016-12-14 (水) 11:50:46
  • にー4 島崎藤村 -- 2016-12-15 (木) 06:41:11
  • に-2 弓 島崎藤村 -- 2017-01-04 (水) 00:42:32
  • に-1 弓 島崎藤村 -- 2017-01-04 (水) 21:06:55
  • に-2 弓 田山花袋 -- 2017-02-09 (木) 09:32:54
  • に-2 弓 永井荷風 -- 2017-02-09 (木) 10:07:44
  • に-4 銃 若山牧水 -- 2017-02-10 (金) 00:15:06
  • に-1 弓 国木田独歩 -- 2017-02-12 (日) 09:15:45
  • に-3 刃 森鴎外 -- 2017-05-07 (日) 12:09:40
  • に-1 弓 徳田秋声 -- 2017-05-13 (土) 19:12:33
  • に-3 刃 森鴎外 -- 2017-05-14 (日) 15:28:40
  • に-4 弓 島崎藤村 -- 2017-06-19 (月) 16:19:52
  • に-3 刃 森鴎外 -- 2017-07-16 (日) 23:37:40
  • にー3 刃 森鴎外 -- 2017-12-06 (水) 01:54:54
  • に-3 刃 森鴎外 -- 2018-05-15 (火) 15:46:38
  • に-3「舞姫」初クリア時(Lv/開花)
    徳田秋声(33/15)
    中原中也(28/10)
    萩原朔太郎(22/4)
    新美南吉(24/5)
    判定:良 双筆:道中1回(徳田・新美)
    打ち漏らし:無し
    耗弱・喪失:無し
    MVP:徳田秋声
    ドロップ:無し -- 2018-07-19 (木) 19:20:27
お名前: Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White


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Last-modified: 2020-01-26 (日) 13:18:31