基本情報 †

No.003 | 名前 |
 | 萩原朔太郎 (はぎわら さくたろう) |
誕生日 | 派閥 |
11月1日 | 北原一門 |
レアリティ | 精神 | 武器 | 文学傾向 |
金 | 不安定 | 銃 / 鞭 | 詩歌 |
ステータス (初期値) |
技術 | 天才 | 美 | 主題 | 真実 |
49 | 50 | 49 | 50 | 43 |
代表作 |
月に吠える、青猫、氷島 |
趣味嗜好 |
気が合う人といること |
人物紹介 |
「人と関わることは、詩を創ることよりも難しいね…」
人嫌いで人が多い場所へあまり行きたがらない。しかし孤独は嫌いというかなり面倒な性格。 詩に対して高い理想を持っており一人それを追求し続けている。 詩のこと以外には頓着しないため寝ぐせがついていたり、 着物の帯が下手な蝶々結びになっていたり、靴の左右が逆だったりする。 運動神経が悪く何かにつまづくことも多い。 |
ステータス参考値 †

| 攻撃/防御/回避 |
Lv1 | 129/129/19 |
Lv60+開花38 | 297/297/131 |
Lv60+開花38+指環60 | 322/322/148 |
Lv60+開花38+指環60×2 | 348/347/165 |
※詳細は文豪の初期値と強化方法参照
全身画像 †

回想 †

回想数:17[有碍書:07 散策:02 食堂:02 誕生日:05 特別:01]
- カテゴリ別・図鑑順(回想内容はヘッダのリンク先で閲覧できます)
- 誕生日(11/1)
タイトル | 内容 | 実装年 |
誕生日 | 生まれて以来、疎まれ続けてきた自分の存在を祝ってくれるなんて…… うう……嬉しいよ…… | 2017 |
誕生日二 | うわぁ……こんなに美味しそうなケーキ……いいの? ほんとにいいの? あ、ありがとう……僕の誕生日祝ってくれるなんて、すごく嬉しいよ…… | 2020 |
誕生日三 | 僕の誕生日を祝ってくれるなんて…… ありがとう……うう……最高の誕生日だよ…… | 2021 |
誕生日四 | 今日は……自分が生まれてきた事を、皆が祝福してくれる日…… 嬉しいなあ……ふわふわした夢の中にいるみたいだよ…… ※ボイス無 | 2022 |
誕生日五 | 白秋先生がいて、犀がいて、みんなが自分のために集まってくれて…… こんなに素敵な日はないよ。ありがとう…… ※ボイス無 | 2023 |
- 誕生日特別回想(11/1)※ボイス無 【有償(2000帝国券)】
- 有碍書
回想の内容は、有碍書名のリンクから確認できます。
手紙 †

差出人 | 内容 |
島崎藤村 | 萩原朔太郎様へ
昨日は僕の取材に答えてくれてありがとう 君の詩への情熱がよく理解できたよ、途中から詩についての議論になっていたような気がするけれど…… 僕も君に影響されてしまったのか、早くこの取材を小説にしたくなったな
島崎藤村 |
室生犀星 | 萩原朔太郎様へ
頼まれた原稿用紙を送る、こんなにもどうするんだ なんにせよ調子がいいみたいだ、俺は安心するよ、そんなに詩が浮かぶのは羨ましい限りだ
室生犀星 |
江戸川乱歩 | 萩原朔太郎様へ
以前お教えしたマジック、稽古なさっておられるようで何よりです なかなか先は長いと見受けられますが まあ貴方の場合は根気強く続けていくことが重要でしょう
私を驚かせてくれることを期待して いますよ
江戸川乱歩 |
小泉八雲 | 萩原朔太郎様へ
お手紙ありがとうございます ワタシもサクさんとお話することができてうれしいです、いとおかしです あと日本語を教えてくだすってかたじけないです、サクさんは詩人ですから日本語がとてもあたまに入ってきます
小泉八雲 |
若山牧水 | 萩原朔太郎様へ
この頃一緒に飯を食えていないな 今夜はいいつまみが手に入って酒盛りするから、久しぶりに一杯どうだい
もし来るつもりがあるなら食堂に顔を出してくれ
若山牧水 |
ボイス (CV:野島健児) †

場面 | ボイス | 図鑑 |
ゲーム起動 | 今度の詩のタイトルは……文豪とアルケミスト | ログイン |
出迎え | 司書さん、こんにちは! 自分は何をすればいいの? | - |
出迎え (連続ログイン) | 司書さん、待ってたよ。新しい詩を思いついたんだけど、後で聴いてくれる? | - |
有碍書初回浄化 (1冊目) | こんにちは……自分は萩原朔太郎。孤独は嫌いだからひとりにしないでよね…… | 有魂書一 |
有碍書初回浄化 (2冊目以降) | 自分は萩原朔太郎。何度でも言うよ、ひとりにしないでってね…… | 有魂書二 |
図書館 | なんで朔太郎なのかって? 十一月の一日、朔の日に生まれたからだよ | 図書館一 |
詩はただ、孤独な自分への慰めに過ぎないんだ…… | 図書館二 |
図書館(放置) | はあ……犀に会いたいな | 図書館三 |
図書館 (「声」マス開放) | 誤解しないで欲しいんだけど……コミュニケーションが苦手なだけだから | - |
図書館 (季節限定) | 春 | へらへらと風に動いている草花…… | - |
夏 | 蛙の声が聞こえる、ぎよ、ぎよ、ぎよ、ぎよ | - |
秋 | その言葉は、秋の落ち葉のように散ってくる | - |
冬 | 雪のふる夜も青猫の屋根を這う大都会 | - |
正月 | 新しい年、か……今年も良い詩が書けるといいな | - |
司書室 | なんで自分はこんなに、孤独なんだろうね | 司書室一 |
どっちが右足だっけ、左足、だっけ……あれ | 司書室二 |
助手変更 | 自分が助手だって? 本気なの? | 司書室三 |
衣装変更 | なぜか、ボタンをちゃんと留められないんだ | 司書室四 |
研究 | きっちりとした報酬があるって、いいよね | 研究一 |
購買 | 人込みは嫌い | 購買一 |
手紙 | 白秋先生からの返事、来た? | 手紙 |
会派編成 | 置いてかないでね、お願いだよ | 結成一 |
有装書潜書開始 | 迷子がいるなら、助けないとな | 有魂書四 |
有装(魂)書潜書完了 (助手時) | 終わったみたい……ほら、早く | 有魂書三 |
文豪ノ途 | 自分に欠けた部分を、補ってくれる | 開花一 |
文豪ノ途 (能力開放時) | これで自分の求める詩が書けるようになるのかな | 開花二 |
散策・信頼度 | 詳細はこちら | - |
ボイス | 図鑑 |
一年……だって。おめでたいね | 一周年 |
もう二周年? そっかあ、もう二周年、か…… | 二周年 |
ここまで続いたのは、君のおかげ……かな……。いつもありがとう | 三周年 |
ひとりにしないでくれてありがとう……これからも一緒にいてね | 四周年 |
場面 | ボイス | 図鑑 |
出撃 (会派筆頭) | 本の世界に入れるなんて夢みたいだね | 有碍書一 |
会敵 | 詩の中で生きてみる | 有碍書四 |
最終マス到達 | ぞくぞくしてる、シダ植物みたい | 有碍書三 |
攻撃 | おわあ | - |
こんばんは | - |
攻撃(指環装備) (反転) | 自分は永久に孤独だ | 指環鞭 |
攻撃(急所) | そんなんじゃ詩にならないよ……! | 有碍書五 |
攻撃(耗弱・喪失) | 見も知らぬ犬が、自分の後をついてくる | - |
負傷 | 痛いよ | - |
憂鬱…… | - |
負傷(耗弱・喪失) | ぐすっ…… | - |
耗弱 | ああ……どうしようもなく心が痛むよ | 有碍書六 |
喪失 | 人間が、考え無しにしてしまったこと、すべてが不幸…… | 有碍書七 |
双筆神髄(通常) | 君の詩を聞かせて | 有碍書十 |
双筆神髄(特殊) | 中原中也、室生犀星、三木露風、三好達治と発生(詳細はこちら) | - |
双筆神髄(耗弱) | ぐすっ、お願い…… | - |
筆殺奥義 | 孤独に安堵を感じる…… | - |
ウェーブ進行 (浄化完了) | 君と仲良くなれるとは言ってないよ | 有碍書八 |
MVP | 詩を書くより楽だけど、楽しくはなかったよ | 有碍書九 |
帰還 (会派筆頭) | 迷わずに帰ってこれて、よかった | 図書館四 |
※覚醒ノ指環獲得後に、図鑑に覚醒の姿のボイス項目が追加される
場面 | ボイス | 図鑑 |
指環獲得 | 言葉がつかめた気がする……。これで孤独とも上手く付き合えるようになれたかな…… | 有魂書一 |
図書館 | 勇気を出せば、その分良いこともあるって、……最近ようやく分かってきたよ | 図書館一 |
自分に詩は止(と)められない。たとえ書けなくなってしまっても、詩とは別れられないんだ | 図書館二 |
自分が誰かと話をしていると、犀がすごく嬉しそうにするんだ。どうしてだろうね | 図書館三 |
図書館 (「声」マス解放) | コミュニケーションはやっぱり苦手だけど、犀とだけは、何を話してても、安心できるんだ | - |
司書室 | 三好君は本当にストイックだよね。自分には真似できないけど、あれは彼のすごいところだと思うよ | 司書室一 |
自分もミネルバの梟みたいに、洞窟を出て、白昼の空を飛ぶことが、出来るはず | 司書室二 |
助手・衣装変更 (覚醒の姿選択) | 大丈夫。一人でもちゃんと着られてる、はず | 司書室三 |
研究 | 仕事が終わったみたい。お疲れ様 | 研究一 |
購買 | 羊羹はある? 犀に送ってあげたいんだ | 購買一 |
手紙 | たまには、自分からも送ってみようかな | 手紙 |
会派編成 | 一人じゃないなら、大丈夫だよ | 結成一 |
有装書潜書開始 | 探し物だね。自分でも、見つけられるといいな | 有魂書三 |
有装(魂)書潜書完了 (助手時) | さあ、みんなのところに行かなくちゃ | 有魂書ニ |
散策・信頼度 | 詳細はこちら | - |
※覚醒ノ指環獲得後に、図鑑に覚醒の姿のボイス項目が追加される
場面 | ボイス | 図鑑 |
出撃 (会派筆頭) | 何度だって怖いけれど、頑張ってくるよ | 有碍書一 |
会敵 | 勇気を出して。行くよ | 有碍書三 |
最終マス到達 | かなしい追憶の敵が笑つてゐる | 有碍書ニ |
攻撃 | ごめんね | - |
自分だって | - |
攻撃(急所) | 僕の詩を消さないでくれる | 有碍書四 |
負傷 | やめてよ | - |
堪えなきゃ | - |
耗弱 | どこまでも僕を苦しくする | 有碍書五 |
双筆神髄 | 一緒に詩を紡ごう | 有碍書八 |
筆殺奥義 | 月に向かつて遠白く吠える | - |
ウェーブ進行 (浄化完了) | さあ、雲雀の卵を拾いあげようか | 有碍書六 |
MVP | 良かった。自分も役に立てたんだね | 有碍書七 |
帰還 (会派筆頭) | 待っててくれる人がいるのは、嬉しいな | 図書館四 |
場面 | ボイス | 図鑑 |
補修(通常) | さびしい人格が私の友を呼ぶ………… | 補修一 |
食事 | こぼしちゃわないように、ナプキンを首に巻いておこう | 食堂一 |
アイテム入手 | うまくいったよ、褒めてくれる? | 有碍書二 |
絶筆(反転) | また孤独に戻るの……? 白秋先生、犀…… | 絶筆 |
有魂書潜書 (招魂の栞汎用) | 迷子を連れてくる仕事……? 自分が? いいけど……ミイラ取りがミイラにならないようにしなくちゃね…… ※ボイス無 | - |
場面 | ボイス | 図鑑 |
助手変更・結成・ 研究・購買・食堂 | 孤独…… | - |
はぁ…… | - |
図書館 | 自分なんて腐った蛤だよ……えぐっ…… | 負傷一 |
部屋の隅で、バクテリアが泳いでいる | 負傷二 |
司書室 | 自分は永遠の漂泊者だから | 負傷三 |
し、詩がかけない……こんなに孤独なのに…… | 負傷四 |
補修 | 悪いけど、しばらく引きこもるからほうっておいて欲しいんだ | 補修二 |
参加イベント †

ゲームにおいて †

- 初期実装文豪のうち、3人いる金背景の銃文豪の1人。
精神が「不安定」で耗弱しやすいが、初期ステータスは日本の銃文豪の中ではトップである。
- 手にしている本の意匠は、『月に吠える』(感情詩社・白日社/大正6年)の装丁を元にしていると思われる。
- 司書室で「どっちが右足だっけ、左足、だっけ」という台詞があるが、下駄を履いているのは左右を間違えないためだろうか。
- 2019年5月1日に限定召装 忠心ノ相棒で指環が実装された。装備させると武器種が鞭になる。
- 2021年12月23日に覚醒ノ指環が実装された。
元ネタ †

1886年(明治19年)11月1日 - 1942年(昭和17年)5月11日 群馬県出身
- 大正時代に日本の口語自由詩を確立した詩人。「日本近代詩の父」とも呼ばれる。
- 1913年(大正2年)、北原白秋の主催する雑誌「朱欒(ザムボア)」への投稿をきっかけに、詩人としてスタートする。
若い頃は室生犀星、大手拓次と共に「白秋門下三羽烏」として知られていた。特に犀星とは生涯を通じての深い友人関係であった。
- 図書館の「詩はただ、孤独な自分への慰めに過ぎないんだ」は、詩集『月に吠える』序文の「詩は神秘でも象徴でも鬼でもない。詩はただ、病める魂の所有者と孤独者との寂しいなぐさめである。」という言葉からか。
- 司書室四の「なぜか、ボタンをちゃんと留められないんだ」は、朔太郎が足袋のコハゼ(留め具)を自分で留められなかったというエピソードからと思われる。
- 春季限定の「へらへらと風に動いている草花……」は詩集『月に吠える』の中の一篇「雲雀の巣」の一節である「ひとつかみほどの草むらである。蓬はやつれた女の髪の毛のやうに、へらへらと風にうごいてゐた。」からか。
- 夏季限定の「蛙の声が聞こえる、ぎよ、ぎよ、ぎよ、ぎよ」は『月に吠える』の中の一篇「蛙よ」の一節である「雨のいつぱいにふる夕景に、 ぎよ、ぎよ、ぎよ、ぎよ、と鳴く蛙。」から。
- 秋季限定の「その言葉は、秋の落ち葉のように散ってくる」は、詩集『月に吠える』の中の一篇「さびしい人格」の一節である「ああ、その言葉は秋の落葉のやうに、そうそうとして膝の上にも散つてくるではないか。」から。
- 冬季限定の「雪のふる夜も青猫の屋根を這う大都会」は、朔太郎からの福原清宛書簡の一文から。朔太郎の意向を受けて福原によって公開され、その際表題として「蒲原有明に帰れ」が福原によって付された。
- 補修時の「さびしい人格が私の友を呼ぶ」は、詩集『月に吠える』の中の一篇「さびしい人格」の冒頭から。
- 食事の「こぼしちゃわないように、ナプキンを首に巻いておこう」は、朔太郎が従兄・栄次の臨終を見舞いに来阪したとき、給仕にあたった家の女性群に「あんなにご飯をこぼすひとは見たことがない」と言われたことからと思われる。
- 研究の「きっちりとした報酬があるっていいよね」は、本人のデビュー当時の状況からか。詩集「月に吠える」の「再販の序」などでも、「当時の文壇に於て『詩』は文芸の仲間に入れられなかつた。稿料を払つて詩を掲載するような雑誌はどこにもなかつた。」と述べている。
- 最終マス到達の「ぞくぞくしてる、シダ植物みたい」は詩集『青猫』の中の一篇「夢にみる空家の庭の祕密」の一節である「またそのむらがる枝の葉かげに ぞくぞくと繁茂するところの植物 およそ しだ わらび ぜんまい もうせんごけの類」
または同詩集内の一篇「最も原始的な情緒」の「ぞくぞくと這へる羊齒植物 爬蟲類 蛇 とかげ ゐもり 蛙 さんしようをの類。」からか。
- 攻撃時の「おわあ」「こんばんは」は、詩集『月に吠える』の中の一篇「猫」の一節である「『おわあ、こんばんは』」から。
- 潜書帰還時の「迷わずに帰ってこれて、よかった」は、小説『猫町』からか。見知らぬ町で迷子になることから始まる物語である。
- バーでの散策セリフ「一人にて酒をのみ居れる憐れなる となりの男になにを思ふらん」は萩原朔太郎が二十代の時に神谷バァで詠んだ歌である。
- 図書館の「自分なんて腐った蛤だよ……」は、詩集『月に吠える』の中の一篇「くさつた蛤」から。
- 「部屋の隅で、バクテリアが泳いでいる」は、詩集『月に吠える』の中の一篇「ばくてりやの世界」の一節である「ばくてりやがおよいでゐる。」から。
- 司書室の「自分は永遠の漂泊者だから」は、詩集『氷島』の序詩「漂泊者の歌」からか。
- 攻撃時の「見も知らぬ犬が、自分の後をついてくる」は、詩集『月に吠える』の中の一篇「見しらぬ犬」の一節である「この見もしらぬ犬が私のあとをついてくる、」から。
- 喪失時の「人間が、考え無しにしてしまったこと、すべてが不幸……」は、散文詩「父と子供」からと思われる。子供との会話という形で、「不幸つて何? お父さん。」「過失のことを言ふのだ。」「過失つて何?」「人間が、考へなしにしたすべてのこと。例へばそら、生れたこと、生きてること、食つてること、結婚したこと、生殖したこと。何もかも、皆過失なのだ。」という一節がある。
...
- 萩原朔太郎は北原白秋の雑誌『朱欒』に詩を発表したことで詩人となった。
- また二人の親交は厚く、萩原朔太郎から北原白秋へ宛てた手紙が多く残っている。
...
- 三好達治は「梶井基次郎の転地療養先の伊豆湯ヶ島で、萩原朔太郎と知り合い、朔太郎の住む東京の馬込文士村の地に下宿し、詩誌『詩と詩論』創刊に携わる。師事していた萩原朔太郎には妹が4人いて、郷土前橋では聞こえた美人だった。朔太郎より18歳下の末の妹・アイは、姉たちとは違っては華やかなタイプの美女だが我儘で、23歳で2度の離婚を経験し、兄・朔太郎夫婦の元で暮らしていた。達治はアイに一目惚れし求婚するが、達治は27歳で東大仏文科を卒業したばかりの貧乏書生で、文士を生活無能力者とみなしていた萩原の両親の大反対にあい、断念した。朔太郎が『月に吠える』を刊行した版元のアルス社に、朔太郎の口利きで就職をした達治はアイと婚約するが、会社が倒産してアイとの結婚がご破算となった。(フリー百科事典 ウィキペディア日本語版「三好達治」より引用)」
- 回想内の「往くものは荷物を積みて馬を曳き このすべて寒き日の 平野の空は暮れんとす。」は、萩原朔太郎『純情小曲集』収録の「郷土望景詩」というシリーズにまとめられた「大渡橋」の一節から。
...
- 萩原朔太郎は、詩論『三木露風一派の詩を追放せよ』で三木露風とその一派の神秘主義・観念的象徴主義を徹底的に批判している。
...
- 宮沢賢治は石好きで、幼少時代に「石っこ賢さん」と呼ばれていた。
...
- 回想内の「のをあある……とをあある……」は詩集『青猫』の中の一篇「遺傳」の一節である「のをあある とをあある やわあ」から。
- 同回想内の「懐に短刀を入れてる子供だよ」は『詩壇の新人』の「「懐中に短刀を入れてる子供の図」をこの詩人の風貌から感じるのは、決して僕一人ではないであろう。」からと思われる。
- 同回想内の「君の、人とうまく関われない孤独な強迫観念がそうさせているんだね」と「早く気の合う仲間を見つけなよ、君のその病気はお酒じゃ治らないんだからさ」は、中也の没直後に発表した『中原中也君の印象』の「つまり中原君の場合は、強迫観念や被害妄想の苦痛を忘れようとして酒を飲み、却つて一層病症を悪くしたのだ。所でこの種の病気とは、互にその同じ仲間同士で、苦悩を語り合ふことによつて慰せられるのだ。酒なんか飲んだところで仕方がないのだ。」からと思われる。
...
- 回想内の「自分は何度学校に行っても退学ばっかりだし」という萩原朔太郎の台詞は彼の「前橋中学で一度、旧制五高、六高でもそれぞれ落第、慶應大学には二度入学しその二度とも短期間で退学」という経歴から。
- いずれも鋭い感受性に伴う倦怠感に原因があったという。
- 二人の出逢いは、萩原朔太郎が北原白秋の雑誌『朱欒』に掲載された室生犀星の詩を読み、手紙を送ったことに始まる。
- 北原白秋は『愛の詩集のはじめに』(室生犀星『愛の詩集』に寄せた序文)で「君と萩原君とはまことに霊肉相通じた芸術的双生児である。その何物にも代へ難い愛情、激烈なる相互の崇敬感激、之を二魂一体と君等は云ふ。」と書いている。
...
- 回想内の「犀はキレると椅子を振り回したりで手を付けられなくなるんです……」は、いわゆる「中央亭騒動事件」から。
- 1926(大正15)年5月11日、詩人たちの会合において、萩原朔太郎が岡本潤に難癖をつけられ口論となっているのを暴行されていると勘違いした室生が、椅子を振り回して助太刀に向かった、というエピソードである。
なお後日、これを知った芥川が「敬愛する室生犀星よ 椅子をふりまはせ 椅子をふりまはせ」と室生へ手紙を出しており、こちらもゲーム内で芥川から室生への手紙の下敷きになっている。
...
- 「白秋先生、どうして返事をくれないんですか……何度も何度も書いたのに……返事をくださいって」は、萩原朔太郎は北原白秋に対し頻繁にかなり熱烈な手紙を送っていたが、一方で北原からの返事はそう来なかったというエピソードからと思われる。
...
- 手紙内のマジックについて
”20代の頃から手品に興味を持っており、晩年になって阿部徳蔵主催のアマチュア・マジシャン・クラブに入会した。当時この会に入会するのは難しかったそうで入会した時には「僕のようなものでも不思議に入会できたよ。なにしろ偉い人達ばかりなので詩人の僕など、とてもだめかと思っていたのだが…。」とまるで子どものような表情で喜んでいたという。亡くなるまで手品を楽しんでおり、朔太郎の亡き後書斎の棚に「手をふれるべからず」という紙が書いた紙が貼ってある棚を開けるとすべて手品のネタ明かしだったというエピソードが残っている。”(フリー百科事典 ウィキペディア日本語版「萩原朔太郎」より引用)
- また、萩原朔太郎は江戸川乱歩に対し「小生このごろ、マヂシャン倶楽部へ入会して、少しばかり手品を稽古して居ります。近日御邪魔して、下手なところを見ていただきたく存じます。いつ頃御都合がよいでせうか。」という書簡を昭和15年に送っていることからも二人の間でマジックを通した親交があったことが窺える。
- 萩原朔太郎は大のミステリファンとして知られており、1926年のエッセイ「探偵小説に就いて」で江戸川乱歩の、とくに「人間椅子」を賞賛(ちなみに、朔太郎には「腕のある寝台」と題された詩篇もある)。1931年からは直接親交を結び、「パノラマ島奇譚」を賞賛した(朔太郎が「パノラマ島奇譚」を直接に論じた文章は現在までの所確認されていないが、乱歩の『探偵小説四十年』中に、朔太郎が直接乱歩に賞賛の言葉を贈った旨の回想がある。朔太郎自身、しばしばパノラマを詩・散文詩のモティーフとして取り上げている)。(フリー百科事典 ウィキペディア日本語版「萩原朔太郎」より引用)
- 萩原朔太郎の「腕のある寢臺」が収録されているのは詩集『蝶を夢む』である。
- 萩原朔太郎が「パノラマ」という単語を使用した作品には詩集『定本青猫』の「停車場之圖」の「遠いパノラマの郷愁がひろがつて居る。」や同詩集の「海豹」の「さうしてパノラマ館の塔の上には ぺんぺんとする小旗を掲げ」、ほか詩集『宿命』に収録された散文詩「パノラマ館にて」などがある。
...
- 萩原朔太郎は『小泉八雲の家庭生活』という作品を残しており、この作品内でさまざまに小泉八雲について述べている。
...
- 若山牧水と萩原朔太郎は、北原白秋を通して若山の雑誌『創作』に萩原の詩が送られたことで知り合った。
萩原朔太郎の若山牧水への追悼文『追憶』に二人の交流が記されている。
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