イベント220_討伐任務_特別有碍書「月に吠える」ヲ浄化セヨ

  • 川端康成レベル11、泉鏡花レベル11、太宰治レベル11、芥川龍之介レベル10で潜書。
    HP3の敵と交戦。※特効装像、連続撃破ボーナス無しで110(?)

    会派平均10レベルくらいが丁度いい?
    開き直って防御力の高い刃で揃えた方が被ダメージ少ない。
    (銃のレベル10で行ったら30以上は食らったと思う) -- 時雨 2020-05-21 (木) 12:07:03
  • 月に吠える 五

    萩原朔太郎「詩を作るようになったのはね……
    自分の内側にある感情の核心を曝け出して、誰かに触れてほしいって思ったからなんだ」
    萩原朔太郎「『月に吠える』を通して自分と同じような孤独を抱えている人と触れ合うことが出来たらって……
    その背中を押してくれたのが、犀と白秋先生だった」
    萩原朔太郎「この世界でたった二人だけ自分の詩を肯定してくれる人がいた
    犀と白秋先生がいたから、自分は真っ暗な世界に点々と浮かぶ光の欠片を掬い上げて
    詩を編むことが出来たんだ」
    ???「…………」
    萩原朔太郎「自分の詩を聞きたい? うん、もちろん良いよ」
    萩原朔太郎「ながい疾患のいたみから、
    その顔はくもの巣だらけとなり、
    腰からしたは影のやうに消えてしまひ、……」
    ???「グルルルルル……」
    萩原朔太郎「だ、大丈夫? 苦しいの?」
    ???「…………」
    萩原朔太郎「う、うん。分かった。最後まで読むよ」


    月に吠える 終

    萩原朔太郎「……これで終わりだよ」
    萩原朔太郎「君の周りのモヤモヤしたものは、随分小さくなったね」
    ???「…………」
    萩原朔太郎「肥大した身体が軽くなって、楽になった?」
    萩原朔太郎「……自分の詩が君の孤独の慰めになったんだね」
    ???「…………」
    萩原朔太郎「そう。君も、君の光を探しにいくんだね……」
    萩原朔太郎「寂しいけど、お別れだね」

    室生犀星「朔、探したぞ」
    萩原朔太郎「犀! 白秋先生!」
    室生犀星「無事でよかった。怪我はないか?」
    萩原朔太郎「うん。平気だよ」
    北原白秋「おや、いつもより顔色が良いね。なにか良いことがあったのかい?」
    萩原朔太郎「良いこと……」
    萩原朔太郎「そうだ。ここで、白秋先生と、犀に会えた」
    室生犀星「なんだそれ。図書館でいつでも会えるじゃないか」
    萩原朔太郎「違うよ。この世界を照らす二つの光に、自分はまた会えたんだ」
    室生犀星「そう言われると、なんだか照れくさいな」
    北原白秋「見給え。地面の汚れが綺麗に洗い流されて、健やかな草の茎が顔を出した
    竹の葉に雪のように積もった結晶が天から舞い降りる……美しい光景だね」
    室生犀星「ええ。やっと朔の世界って感じがしてきました」
    北原白秋「三人で少し歩いてみようか」
    萩原朔太郎「本当に?」
    室生犀星「ああ。朔の世界を俺たちに見せてくれ」
    -- 2020-06-01 (月) 03:37:33

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Last-modified: 2020-06-01 (月) 03:37:33