川端康成

基本情報 †

No.14	名前		レアリティ	武器	派閥
	川端康成 (かわばたやすなり)		金	刃	新感覚派
	ステータス(初期値/最大値)
	精神		攻撃	防御	回避
	やや不安定		144/984	143/983	12/78
	技術	天才	美	主題	真実
	49/329	47/327	50/330	43/323	44/324
代表作			文学傾向
伊豆の踊子、雪国			純文学
趣味嗜好
無名の作家・画家の発掘／犬と戯れること(公式資料集より)
人物紹介
「伊豆かと思えば……とんだところに来てしまいましたね」 幅広い作風と新しい表現技法を巧みに使い分けたため、奇術師という異名を持つ男。 寡黙さと凝視癖が相まって怖い印象を与えるが、その眼差しの中には彼なりの優しさが伺える。 極端な無口に加えて浮世離れした感覚を持つため彼の真意を汲み取ることは難しいはずなのだが、 盟友の横光利一だけは理解しているようだ。

+

全身画像　※ネタバレ注意

通常 潜書 + 耗弱 耗弱 + 衣装1　開花で入手 + 衣装2　散策で入手 + 衣装3　イベント「カフェ・ノワールの日常」で入手 + 衣装4　イベント「雪国」で入手 + 衣装5　イベント召装「一夏ノ心覚」で入手 + 衣装6　未実装 [添付]

回想 †

回想数[5/5] 17/10/06メンテナンス時点

手紙 †

17/08/17メンテナンス時点

ボイス (CV:関智一) †

参加イベント †

ゲームにおいて †

• 2017年7月10日〜7月26日に開催されたイベント『川端康成に関する研究』にて先行実装された。
  • Twitterでの紹介（リンク）
    幅広い作風と新しい表現技法を巧みに使い分けたため、奇術師という異名を持つ。
    「……あぁ、すみません。目を合わせれば、挨拶が済んだかと。」
  • Twitterでの紹介（リンク）
    【川端康成の一生】
    0歳：大阪で誕生
    15歳：作家志望の気持ちが強くなる
    22歳：婚約後、一方的に破棄される
    28歳：『伊豆の踊子』刊行
    45歳：古典文学を読みふける
    69歳：ノーベル文学賞受賞
  • Twitterでの紹介（リンク）
    ■著作
    初期：『伊豆の踊子』『抒情歌』
    中期：『愛する人達』『夕映少女』
    後期：『女であること』『美しさと哀しみと』
  • Twitterにて横光利一との双筆神髄動画が先行公開された。（リンク）

元ネタ †

明治32年(1899)6月14日に大阪市で生まれる。
小説家を志望し東京帝国大学文学部英文学科に入学（のちに国文学科に転科）、第六次「新思潮」発刊のため菊池寛を訪ねたことで交流が始まる。
数多くの文学賞を受賞しており、中でもノーベル文学賞を日本人で初めて受賞されている。
昭和47年(1972)4月16日、ガス自殺により死去、満72歳没

• 生涯の親友横光利一と初めて出会ったのは菊池寛による紹介。「あいつは大した奴だから友達になれ」との言つき。
• かなりの動物好き。犬を始め多くの動物を飼育していた。またコリー犬の子犬を坂口安吾へ譲渡したことがあり、お礼の手紙をもらっている。
• 眼光が鋭く、無言で人を凝視する癖があった。担当編集者の女性を泣かせ、空き巣をひるませるほどに。その眼光については、梶井基次郎にも言及されている。
• ほぼ常軌を逸したといってもいい収集癖があった。借金して骨董品を多く買い求めた他、ノーベル文学賞の賞金をはるかに超える買い物をするなど、とめどない。また集めるものも骨董品のみならず、少女人形の頭部など、一般人の趣味とはかけ離れていたものが多い。

• 台詞の元ネタについて

  +

  ネタバレ注意

  マップ出撃時の「魔界入り難しと言いますが、こう容易く入れるところなのですね」は川端康成が一休宗純の「仏界易入 魔界難入（仏界入り易く、魔界入り難し）」を好んでいたことからか。

• 耗弱・喪失時の台詞について

  +

  ネタバレ注意

  司書室の「自分の犠牲と刑罰でしょうか、これは」は『雪国』の「駒子は自分の犠牲か刑罰かを抱いているように見えた。」から。 司書室の「魔界の出口は、雪国でしたか」は『舞姫』に「仏界と魔界」という章があり、また一休の言葉である「仏界易入　魔界難入」が使われていることからか。また、雪国はそのまま『雪国』からだと思われる。

• 回想の元ネタ・相手との関係について

  +

  ネタバレ注意

  横光利一 + ... 二人の出逢いは、横光利一が「小石川中富坂の菊池寛の家で川端康成と出会い、菊池は二人を本郷の牛肉屋「江知勝」に連れて行き牛鍋をふるまった(※wikipediaより引用)」事に始まる。また、「横光が先に帰ると菊池が川端に「あれはえらい男だから友達になれ」といい、川端は終生の友となった。(※wikipediaより引用)」という。 「恩讐の彼方に」回想内の「川端は「発掘の名人」ですからね」は「川端は新人発掘の名人としても知られ、ハンセン病の青年・北條民雄の作品を世に送り出し、佐左木俊郎、武田麟太郎、藤沢桓夫、少年少女の文章、山川彌千枝、豊田正子、岡本かの子、中里恒子、三島由紀夫などを後援し、数多くの新しい才能を育て自立に導いたことも特記できる。(※wikipediaより引用)」から。 「桐の芽が明日は何寸伸びるかと予想しながら……新しい文芸の王国へ……入国を許されるための旅行券を見つけています……」は『新進作家の新傾向解説』の「文藝に興味を持つてゐる総ての人々が、今日注目しなければならない第一の目標は、今日の新進作家である。新進作家が持つてゐる「新しさ」である。この新しさを理解すると云ふことばかりが、新しい時代の文藝の王国へ入国を許されるために必要な、唯一つの旅行券である。これがない人々は、明日の文藝界に於て、創作家であることも観賞家であることも、拒まれるにちがひない。」と「新進作家に就て語るのは、過去の計算をすることではないのだ。今朝の桐の芽が明日は何寸伸びるであらうかと予想することなのだ。」から。 菊池寛 + ... 川端康成が菊池寛に会ったのは大正9年に「同人誌『新思潮』（第6次）の発刊を企画し、先輩の菊池寛に同名の誌名を継承することの諒解を(※wikipediaより引用)」得ようとした時である。 梶井基次郎 + ... 「金色夜叉」回想内の「私の作品の校正を頼んだ時もそうでしたが……」は昭和2年に湯ヶ島において梶井基次郎が川端の宿へと通って『伊豆の踊子』の校正を手伝ったことから。

• 手紙の元ネタについて

  +

  ネタバレ注意

  徳田秋声 + ... 「川端康成は、1947年（昭和22年）11月、卯辰山上の秋声文学碑除幕式前夜に金沢市で行われた記念講演会で「日本の小説は源氏にはじまって西鶴に飛び、西鶴から秋声に飛ぶ」と述べた。また晩年の1967年（昭和42年）には、「日本の小説は西鶴から鷗外、漱石に飛んだとするよりも、西鶴から秋声に飛んだとする方が、私にはいいやうに思ふ見方である。鷗外、漱石などは未熟の時代の未発達の作家ではなかつたか」と記した。(※wikipediaより引用)」と、川端康成は徳田秋声に対する敬意を持っていた。

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