中野重治

基本情報 †

No.045	名前		レアリティ	武器	派閥
	中野重治 (なかのしげはる)		無地	刃	プロレタリア
	ステータス(初期値/最大値)
	精神		攻撃	防御	回避
	不安定		141/981	136/976	11/77
	技術	天才	美	主題	真実
	49/329	42/322	48/328	45/325	42/322
代表作			文学傾向
歌のわかれ、むらぎも、梨の花			純文学
趣味嗜好
議論すること
人物紹介
「書けるのに書かないというのは、天職に対する怠慢だよね」 冷静で落ち着いた顔をしつつも、心には罪悪感を抱えた青年。 かつて己の信念よりも、文学活動を選んでしまった自分の選択を後悔している。 自分の意見はしっかりと持っているようなのだが遠回しな批判をする傾向がある。 また、意外にも大雑把で小さいことにはあまりこだわらない。 文豪一、字が汚いとの評判。

+

全身画像　※ネタバレ注意

通常 潜書 + 耗弱 耗弱 + 衣装1　開花で入手 + 衣装2　散策で入手 + 衣装3　イベント「没日会ノ狂宴」で入手 + 衣装4　イベント「太陽のない街」で入手 + 衣装5　イベント召装「満腹ノ作リ方」で入手 + 衣装6　イベント召装「木陰ノ休息」で入手 + 衣装7　イベント召装「晴舞台ニ煌メク」で入手 + 衣装8　未実装 [添付] + 衣装9　未実装 [添付] + 衣装10　未実装 [添付]

回想 †

回想数[9/9] 18/06/27メンテナンス時点

手紙 †

17/08/17メンテナンス時点

ボイス (CV:赤羽根健治) †

参加イベント †

ゲームにおいて †

• ゲーム開始時に選ぶことができる4人の初期文豪のうちの一人。
• 刃の装飾に梨の花が描かれているのは、小説「梨の花」からきているのだろうか。
• 2019年05月01日に指環が実装予定。装備させると武器種が「銃」になる。

元ネタ †

1902年（明治35年）1月25日 - 1979年（昭和54年）8月24日

• 坂井郡高椋村（現・福井県坂井市）生まれ。
• 関東大震災により罹災した室生犀星が金沢に避難生活をしていた折に出会い、師事した。
• 1926年、プロレタリア藝術連盟に加入し、プロレタリア文学運動に参加したが、1932年に検挙。
  1934年に転向(マルクス主義者としての自らの信条を捨てること)を条件に出獄した。耗弱・喪失時の「拷問」を彷彿とさせる単語はここからであろう。
• 投獄中に肺の疾患（一説には肺浸潤）にかかったと言われており、耗弱・喪失時の姿はここから来ている可能性がある。
• 1947年より3年間、参議院議員（全国区選出）を務めており、1958年には日本共産党の中央委員にも選出されている。

• 台詞の元ネタについて

  +

  ネタバレ注意

  図書館の「鴎外のことを批判しようとすると訳がわからなくなるんだ」は『鷗外　その側面』の前書きの「『半日』が発表され、『小倉日記』が発表され、賀古あて手紙の未発表部分も発表されるらしい今となって読み返すと、これらの断片は、文章からして気にくわない。問題の取り扱いも中途半端である。（中略）あらためて鷗外をしらべる気力も暇もなく、このまま一冊にする次第である。」から。 秋季限定の「赤ままの花……僕はその可憐さを歌うわけにはいかないんだ」は、詩「歌」の中の一節「おまえは赤まんまの花やとんぼの羽根を歌うな」から。 マップ出撃時の政府に対する感情や、会敵時の「論戦が得意」というのは、参議院の野党(共産党)議員だった経歴からきているのだろうか。 国会での重治は能弁家として知られており、また文学だけでなく政治においても評論家として業績があったらしい。 攻撃時の「ああ、僕は嘆かずにはいられないよ」は、詩「わたしは嘆かずにはいられない」の中の一節「わたしは嘆かずにはいられない　告発せずにもいられない」から。 筆殺奥義の「おまえは歌うな」は、詩「歌」の冒頭節から。 耗弱時の「それでも僕は、書いていたい」は、小説「村の家」の主人公・勉次の台詞「よく分かりますが、やはり書いて行きたいと思います。」から。 勉次は作中で共産主義運動に関わったことで逮捕され、転向して出所した人物であり重治本人と重なる部分が多々ある。 尚、台詞の前には勉次の父・孫蔵が文筆を捨てるべきだと語っているが、勉次本人は「ここで筆を折ったら本当に最後だ」と考えている描写がある。 負傷時の「未練は老醜のはじまりだね」は、小説「五勺の酒」の中の一文から。 文豪ノ途（能力開放時）の「知識は能力となり得るほどに、尊いものだよ」は書簡集『愛しき者へ』の中にある「知識は能力となる時に貴い」から。

• 耗弱・喪失時の台詞について

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  ネタバレ注意

  補修の「傷が癒えても、僕が人々の信頼を裏切った事実は消えることがないんだ……」は『『文学者に就て』について』の「僕が革命の党を裏切りそれにたいする人民の信頼を裏切つたという事実は未来にわたつて消えないのである。」から。 攻撃時の「僕は嘆きたくない」は、詩「わたしは嘆かずにはいられない」の中の一節「わたしは嘆きたくはない　わたしは告発のために生まれたのでもない」から。

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