感想&おすすめ本板
- 高村光太郎の「気仙沼」を読むと、今の気仙沼って本当にさみしく、けれど人々が逞しく生きている場所だと思った。頑張れ気仙沼。 --
- 高村光太郎「触覚の世界」。彼の世界の感じ方が独特すぎる。確かに芸術家だねというか。
「千恵子の半生」と合わせて読んだ感じだと、ほんとに芸術家肌同士の、相思相愛の似合いの夫婦だったんだろうなあと思う。 --
- 夢Q先生が実装ということで「ドグラ.マグラ」が気になっています。
しかし当時読むと発狂すると言われていたとか日本三大奇書の一つとか怖い逸話が多すぎてなかなか手が出ません… 読んだ方、どんな感じだったか教えて頂けますでしょうか… --
- うーん・・・。私も読んでみたんですが、発狂すると言うよりも、内容が複雑すぎて頭が追いつかないという感じですかね・・・。途中で、「キチガイ外道祭文」という長い歌?が延々と続きます。そこで読むのを挫折する方もいるみたいです。あと、角川文庫版のやつは、表紙がアレなもんで、最初は、買うの躊躇いましたけどね。 --
- 原田マハ「リーチ先生」。白樺派と交友関係のあった陶芸家バーナード・リーチの話。主人公とリーチに高村光太郎が重要な影響を与えていて、高村先生自由だなあと思う。志賀直哉や武者小路実篤と過ごした我孫子時代も面白い。楽しかっただろうなと想像できる。名前だけなら小泉八雲も出てきます。当時の芸術家や文士の卵たちの様子が伺えておすすめです。 --
- 「ドグラ・マグラ」を読んでみたら、頭がボーっとしてきて、文字が頭に入ってこなくて、途中からごちゃごちゃになってきました。でも、わさびたっぷり付けた稲荷寿司を食べたら、正気に戻りました。
菊池先生の「納豆合戦」。タイトルにつられて、koboで青空文庫の無料プレビューをダウンロードしました。プレビューだから、冒頭の数行しか読めなかったですが、読みやすくて面白そうな感じでした。どんなお話かめっちゃ気になる。 --
- 以前、雑談板で話題になってた「〆切本」に第二弾の「〆切本2」が出てましたよ。まるで文アルに新文豪が実装されたのと連動してるみたいに二葉亭四迷先生と夢野久作先生の分が入ってますw
最初に話題になった頃から新人司書さま方もずいぶん増えられたと思うのでここでご紹介しますと、これは「〆切」にまつわるいろんな作家の随筆・書簡・日記・発刊遅延のお詫び等々、さまざまな文章が集積されている本です。 謹厳実直に見える作家の先生方の生の叫びが聞こえるようでめっちゃ面白いです。 第一弾の「〆切本」の方が文アルに登場されている諸先生方の収録率は高めですね。夏目漱石・島崎藤村・泉鏡花・志賀直哉・谷崎潤一郎・菊池寛…と目次の1ページ目を眺めただけでもこれだけの諸先生方が掲載されてますし他にもまだたくさんいらっしゃいます。「〆切本2」になると現代作家や海外作家の収録率が上がるんですが、それでも前掲のお二人の他、森鴎外・北原白秋・芥川龍之介・小林多喜二…とかなりの数の先生方が収録されてます。 個人的には、室生犀星先生の、おそらく人生最後の〆切を守られた原稿が娘の朝子さんの随筆と並べて掲載されているのがぐっときました… --
- 書店で泉先生の本を見かけ即買いして読んでみたところ、文学に慣れていない木には難しく挫折してしまいました。なので文学の世界の入り口として読むのにおすすめの本を紹介していただきたいです…!宮沢先生の本はよく読んでいるので、先生の作品以外だと有難いです。 --
- ちょっと古くて入手しづらいし、海外作家とかの収録も多い本なのでここでお勧めするにはどうかって気もするんですが、文学入門なら「ちくま文学の森」「新・ちくま文学の森」シリーズが良いとつねづね思ってます。各16巻あるんですが、1巻ごとに「美しい恋の物語」「心洗われる話」「変身ものがたり」…とテーマがあって、それに沿った古今東西の名作で、読みやすい短編〜中編のものが厳選されてます。
いくら名作でも興味の無いテーマを無理に読むのはつまらないし、全32巻の中から興味あるテーマの1巻を選んで読んでみるのはどうでしょうか。 個人的なおすすめは「新」の11巻「ごちそう帳」かな。 何らかの美味しいものについて、井伏・夏目・正岡・若山各先生の作品が入っている上、安吾先生の「アンコウのドブ煮」の随筆が入っているのが文アル的に美味しいw 2頁くらいですぐ読めてしまいます。 泉先生の作品なら無印の3巻「幼かりし日々」収録の「龍潭譚」があります。主人公がたぶん小さい頃の泉先生で、少年視点で書かれてるせいか文語体でもとっつきやすいと思います。情景描写の鮮やかさがさすが! ちくまはこのシリーズに限らず、ルビの振り方や難しい言葉につける脚注が親切なので、同じ作品でも他の出版社のより読みやすい感じがします。 --
- ありがとうございます〜〜!!ちくま文学の森…!泉先生の本まで有難いです!探して読んでみます! -- 木
- 江戸川乱歩の「黒蜥蜴」、JET先生のコミカライズ込みで聞きたいのですが、ああいうねっとりとしたジャパニーズミステリホラー?他におススメありますか? --
- 大学の生協で、岩波文庫の『啄木歌集』を買いました。
自分の世間に向かってぶちまけてみたい思いが、歌として率直に表現しているのに感動しました。「寂しい」とか「死」を扱った歌がいくつかあったので、もし石川先生が隣に居たら、よしよししたいです。 この本を読んでから、啄木先生が好きになりました。 --
- おすすめ本だったのでこちらの板に
Twitterでも話題になっていた石井千湖『文豪たちの友情』。文アル初心者さんなどにも安心、文豪好きな人も参考文献のリスティング付きで楽しく読める内容でした。試し読みもあるそうなのでぜひ! --
- 佐藤春夫『詩人森鴎外』を読みました。
詩人として鴎外がどう活動したか、伝統的な詩型と乱立する新派といった当時の情勢がよくわかる良批評文なのですが、「鴎外らが陣頭に立ってタンバリンを鳴らした新詩の運動は」のくだりで脳内の森先生がシャンシャン演奏しはじめて噴いたのは許してほしい。春夫先生のこういう言い回しほんまSUKI。 --
- タンバリン鳴らす森先生に緑茶吹きましたwww
無表情で踊ってるところまで想像してしまった…探して読んでみます! --
- とりあえず文アルに関係のある先生で読みやすいものを……と思って江戸川先生の少年探偵団シリーズを少しと、D坂の殺人事件入りの短編集を読みました。なにあれすごく面白い。短編集は推理小説だけを目当てに買ったつもりがその……江戸川先生の作品だなぁって感じのアレがいっぱい入っててoh……となったけど、そういうのが苦手な筈なのに面白くて読んでしまったという。江戸川先生すごいです。
他は太宰先生の斜陽を一応読了。文学の難しさをひしひしと知りました……。それでも感じられる胸に残る何かがあって、なんというか文章の強さみたいなものを感じました。 現在は尾崎先生の金色夜叉に挑戦中。これは……古文だ……。 --
- 手書き漢字辞書にお世話になりっぱなし。古本屋で毎回買ってるから、文字にふりがながなさすぎて読めない漢字多数なもんで。たまに辞書にも載ってない字が出てきて驚きだよ。(高村光太郎詩集) --
- とりあえず、文語が読めない!!どれから読めばいいかわかんない!!って人は、擬人化辞典と同じ括りで文豪図鑑ってのあるから、それを取っ掛かりにすると良いかもね。文アルと関係ないけど、改正版のほうに秋声先生が来たあたり狙ってる。 --
- 補足、一応、載ってるのは比較的読みやすい代表作って感じですね。 --
- どっちかってとこっちと同類項なんで便乗さしてもらうけど、『宮沢賢治の食卓』がオススメ。
作品が読みやすくて綺麗だけど、哀しい宮沢先生の生涯を描いてる作品。 と言うか、この作品で、高村先生との接点を知ったぐらいに、省略されがちな接点を知ったからとも言う。 --
- 未明先生って「赤い蝋燭と人魚」以外に何書いてるんだろう…教えていただけると嬉しいです --
- 単に「小川未明」でググるんじゃダメ? 青空文庫にもずらっと入ってるし…基本童話だからどれも難しくないし。 --
- 紙媒体で読みたいのでしたら図書館で全集借りるのが手っ取り早いかと。ちなみに個人的なお勧めは『月夜と眼鏡』です。文章読むの得意でない方には絵本版も出ているのでお勧めです。 --
- 新潮日本文学アルバムの別巻が国語便覧っぽくていい感じでした。 --
- プロ組の著作を読んでみたいと思っている文学初心者です。読みやすいおすすめの本があったら教えてください! --
- そら、『蟹工船』『太陽のない街』辺りやろ。
そこそこ読みやすい&今読んでも共感できるって意味でも。 --
- 芥川先生の「アグニの神」と、宮沢先生の「雪渡り」を読みました。
教訓の面が強い芥川先生の作品も、幻想的な宮沢先生の作品も、どちらも楽しんで読むことが出来ました。 童話や児童文学って、荒んでいたら忘れてしまうような、人として大切な事を思い出させてくれて良いですね。 --
- 夢野久作の「ドグラ・マグラ」を読みました。
読書に不慣れなせいかもしれませんが読みにくい……!でも面白い! 文章量や情報量ゆえ途中で頭が重くなったりもしますが、後半につれて謎が解決していくと爽快感で一気に読み切りたくなります。ぜひ。 【以下ネタバレ】謎が解決して終わるとは言ってない --
- だからこそ、考察サイトとか未だにあるんだよねぇ、答えがもう分からないからこそ。 --
- 木としては中原中也先生の詩の独特の言い回しやフレーズが好きなのですが、他の先生でおすすめの詩などはありますでしょうか?
誰から手を付けるか迷っているので皆さんの意見を参考にさせてください。 --
- 中原中也が好きなら中原中也が好きな宮沢賢治の詩を読めば……っていうのは安直だろうか --
- 質問の回答にはなっていないかもしれませんが、ランボーの詩を中原中也版と小林秀雄版と堀口大学版などを読み比べてみるとおもしろいですよ。 --
- 河合弘『友、新美南吉の思い出』読了しました。
学生時代からの親友の方が綴った新美先生との回顧録です。東京で文学青年だった頃の話には当時人気だった他の先生方の話も出てきます。 --
- 先日、ちくま文庫様の太宰治全集を購入しました。
元々、本を読むのが早い訳ではないので、分厚めの本を十冊読みきるのは、中々に時間をかけてしまうのでは、と思っています。 ですので、宜しければ、太宰治先生の作品の中で好きな作品を教えて貰えないでしょうか? 宜しくお願いします。 --
- それほど太宰作品は読んだことはないのですが、個人的に好きなのは『葉桜と魔笛』。
病気で命がまもなく尽きる妹とそれを看取る姉の元に起こった小さな奇跡の話です。読んだ後、心が洗われるような気分になりました。 あと、笑ったのは『恥』。一言で言うとコントです。 両方とも短い短編なのですぐに読めます。 --
- 小泉八雲先生の『夢を食ふもの』が面白かった。簡単にあらすじを説明すると、八雲先生が妖怪・獏さんに悪夢を食べて欲しいとお願いするほのぼの話です。(少しだけホラー要素あり)
「獏さん、私の夢を食べてください」という台詞がめちゃくそ可愛かった。この台詞を文アル八雲先生の片言ボイスで聞いてみたいので朗読CDの第三段があるなら、この話を採用して欲しいと思いました。 --
- 有島先生の本を読みたいと思っているのですが、文庫になっているもので内容が読みやすいものだとどんなものがあるでしょうか? --
- 今ここをご覧かどうかわかりませんが……『一房の葡萄』と『溺れかけた兄妹』はいかがでしょうか。短編で読みやすいですし、有島先生の繊細な人柄がそのまま文章になっています。 --
- 『中原中也の手紙』安原喜弘 読了しました。文アルの中也は筆不精と言われていますが、実際の中也はかなりの筆まめだったようですね。この本の作者の話が本当であれば、室生犀星への……好感度(?)がかなり落ちました。 --
- 梶井基次郎の「櫻の樹の下には」がオススメです。
彼独特の詩的な、かつ狂気的な文を、声に出して読んでみて下さい。短編で、青空文庫にも出ているので初心者の方にオススメです。 --
- 文アル初心者ですが、皆様の力をお借りしたく。(場違いならすみません)
「あまり目立ちたくなくて何でもほどほどに穏便に済ましてきたキャラが、色々あって覚悟を決め全力を出す」系の作品を探しているのですが、何かご存知の方はいらっしゃいますか。 文アルに実装されていない方の作品でもOKです。 --
- 映画でよろしければ、黒澤明監督の『生きる』でしょうか。
胃がん宣告を告げられた主人公の男性が 命が尽きる前に自分の生きた証を残すために奮闘する話です。 文アルに関係ないと思われそうですが、 主人公がブランコに揺られている時に口ずさむ歌は 吉井勇先生作詞の『ゴンドラの唄』。 歌詞の内容に対して性別も年齢も異なりますが、 主人公の最後の生き方はまさしく『命短し恋せよ乙女』だったのだと思います。 木さんのご要望にお答えできる回答が自信はありませんが、 様々な賞を受賞している作品なので、 教養として見ることも一興かと思います。 長々と失礼致しました。 --
- ありがとうございます。小説以外の作品も募集してます。
あなたの情報や少し調べてみた限り、とても面白そうです。 黒澤明監督の名前は聞いたことがありましたが、これを機会に「生きる」も鑑賞してみようと思います。 --
- めちゃくちゃ現代文学ですが、伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」なんてどうでしょう。
文アルとの関連は……伊坂さんが吉川英治文学新人賞を受賞したことがあるとか?あんまり思いつきませんが、木主さんのご要望にはお答えできる作品だと思います。 --
- ありがとうございます。ゴールデンスランバー、図書館で借りてみようと思います。伊坂先生の作品はこれが初めてです。 --
- 『エコール・ド・プラトーン』読了。
リイド社から刊行している漫画で、現在1巻が発売されております。 ストーリーを簡単に説明しますと、関東大震災後の混乱期の日本で再び、文学芸術を盛り上げるために奮闘する文豪達の群集劇です。 主人公はのちに直木賞を受賞する川口松太郎。 文アルに関係している方々は松太郎を振り回す直木先生をはじめとして、 芥川先生、菊池先生、久米先生、谷崎先生など。名前だけなら更に様々な先生が登場します。 当時の文豪達の別の側面も見えてくる一冊です。 川口先生も図書館へ来て良いのですよ…(ボソッ) --
- 秋声の作品は青空文庫でもあるけど全集となると大学の図書館ですらまったく見つからない…
というのはさておき既出かもしれないが百年文庫74『船』に収録されてる徳田秋声『夜行船』が読みやすくてよかった。 --
- 今は知らないけど、秋声記念館で通販してたこともあるし、そちらを見るのもキチかと。 --
- 文庫本を買いたいと思う時にいつも思っちゃうのがどこのを買ったらいいんだ?ってなるのよね…
皆さんはどこのを買ってますか? --
- う〜ん。参考になるか分かりませんが、私の場合は気づくと新潮社ばかり選んでおりました。
個人的な意見ではありますが、印刷された文字が読みやすいからでしょうか。 あと、谷崎先生や川端先生の作品の表紙がほぼ統一されており、それもなんとなく選んでしまう要因なのかも。 ふわふわした理由ですみません…。 --
- 青空文庫にて萩原朔太郎先生の「僕の孤独癖について」読了。同じ強迫症状持ちとして共感するとこが多数あって仲間を見つけた気分になった。つい先日来たのでレベリング頑張る。 --
- 直接、文豪作品じゃないけど、「おもたせですが」ってコミックが割と萌えた。メインは、本収集家の叔母のお使いをする主人公のお土産グルメですが、文アル文豪以外も含みますが、それの文豪エピソードが萌えました。森先生の子どもの名前ネタや、三巻収録の「先生と呼ばれる理由」とか文豪の人間エピソードを読みたいならありですね。 --
- 中野先生の「五勺の酒」を読みました。……国民や政府の天皇陛下に対する扱いは余りにも非人間的ではないか、というのが、代替わりについてのあれこれを見た後だとかなりグサっと刺さりました。確かに、80過ぎて癌で入院してたりもしてるおじいちゃんが、「体力持たないからもうお仕事辞めていいかな?」って言った後もしばらく辞めさせてもらえなかった、って普通の会社だったら相当ブラックだよね……。 --
- 岩波文庫の「富嶽百景・走れメロス」はあとがきが井伏鱒二先生で、太宰先生とのエピソード(当時大学生だった太宰君から会ってくれないと自殺するという意味の手紙がきた等)があって面白いです。 --
- 映画版ドグラ・マグラがブルーレイで発売されるようなので、この機会にいかがでしょうか。
既読の自分から見ると原作の雰囲気や役者さんもかなり再現度が高く、満足度が高かったです。 また、この映画は再構成が上手くできていて、いい感じに内容や時系列を端折られており、作中の出来事が追いやすくなっていると思うので、原作(小説)を読んでない方にもおすすめしたい作品です。……既読者にとっては、まとまりすぎていて退屈と思う方もいらっしゃるかもしれません。 --
- 「文豪たちの悪口本」が面白かったです。太宰治、中原中也、夏目漱石、無頼派vs志賀直哉、永井荷風vs菊池寛、谷崎潤一郎vs佐藤春夫、直木三十五による文壇価値調査表と文アル回想の元ネタかな?と思える内容も多く読み応えがありました。編集者の主観は控えめで文豪自身の日記や手紙、当時の雑誌掲載内容等がメインです。 --
- 私は石川啄木先生が好きな司書なのですが、まだ詩や短歌を一回も読んだことがありません…。
皆さんがお勧めしたい石川先生の詩や短歌はありますでしょうか?ぜひ良ければお教えください。 --
- 小説「リセット」(高村薫著)に少女たちが啄木かるたで遊ぶシーンが出てくるのですが、そこで出てくる啄木の短歌が好きです。啄木の歌は人間のどうしようもない寂しさをうまく言葉で表現していてとても共感します。 --
- 枡野浩一という現代歌人が「石川くん」という本で啄木先生の短歌を現代語に訳し、ひとつひとつにエッセイをつけ紹介しています。桝野氏のエッセイ集という色が強いですし、啄木先生に対して馴れ馴れしい部分も目立ちますが、初めて短歌を読む方にはとっつきやすい本かと思います。よかったら、是非。 --
- ごめんなさい、上のツリーに投稿するつもりが間違えてしまいました --
- 接ぎ木しました。 --
- 岩波文庫から石川啄木歌集が出ていますが、一握の砂・悲しき玩具が収録されています。補遺として雑誌や新聞に投稿した歌が載っていますが、また違った一面が見れると思います。 --
- 1年ほど前の投稿に失礼します
石川啄木なら、一握の砂か、悲しき玩具ではないでしょうか? 友達に、「啄木さんの短歌、読んでみたら?」と言われて、どちらも読みました。 自分も好きなのでおすすめです。
(送り方、間違っていたらすみません) --
- 井伏鱒二作「志賀直哉と尾道」(短編集の場面の効果にあり)。
暗夜行路の舞台、広島県尾道市。 その街を見ていた志賀直哉を、じゃあ尾道市民はどう見ていたのか? 地元住民との交流の様子を、インタビューを交えつつまとめた作品。 井伏鱒二らしい、ユーモラスで茶目っ気溢れる、温かみを感じられる作品です。優しいながらも深く首突っ込まないクールな尾道市民と、無愛想ながら萌え要素溢れる志賀先生が可愛いので、ファンはぜひ。
多分、最後は思わずホロリとすると思います。 --
- 伊藤整 他『日本文壇史』(講談社文芸文庫)
全巻24冊ととっても長いですが、ここに出てくる文豪がほぼほぼ全員登場します!皆の関係が実話満載でしっかり紹介されているのでとても読みごたえありますよ。 --
- 山田風太郎の人間臨終図鑑というのがあります。文豪だけではないですが、著名人の臨終の様子を書いた本です。確か3まであります。面白いですよ。是非読んでみてください --
- 最近読んだ本ですが北村薫さんの「太宰治の辞書」(創元推理文庫)が面白かったです。シリーズもののミステリーですがこの巻だけで読めます。
ある女性編集者が太宰治の「女生徒」を起点に太宰が使っていたであろう辞書を探すという物語の体裁を取っていますが、太宰や芥川の作品についての考察が大変興味深かったです。 いわゆる日常系ミステリーですがお話自体も面白かったですよ。 --
- 若山牧水先生の「白鳥や 悲しからずや 空の青 海の青にも 染まずただよう」。
この詩に出会ったのは中学校の国語の便覧でした。この詩が好きすぎるあまり様々な先生方の詩集を買い集めたのは良い思い出… --
- どなたか壇先生の「火宅の人」感想お願いします…!
学校の先生にどんな作品か聞いたところ教えていただけず…。 あらすじだけでも結構です、よろしくお願いします --
- 投稿から時間が経っていますのでもう解決しているかもしれませんが、学校の先生に聞かれたということは未成年の学生さんかと思いますので先生のお立場では少々答えづらかったかもしれませんね。
私も未読ですが、あらすじは作品名で検索すれば該当のwikipediaがヒットしますのでそちらをご覧になるのがよろしいかと思います。 あらすじ以外のことで言えば、作者本人の実体験に題材を取った私小説であること、20年間断続的に書き続け死の間際、病床でも書き続けた遺作であることなどがあげられます。 --
- 宮沢賢治先生の「龍と詩人」オススメです!短く読みやすい上に幻想的な世界観と龍の慈悲……青空文庫で読めますが、あれを収録した文庫本がもっとあってもいいのになあ…… --
- ゲームはやりたいながらやっていない未成年の者です。
文アルによって、色々な近代小説を読むようになりました。
最近は、小林多喜二の蟹工船が大好きで、何度も読んでいます。 ポケットに入りて常に持ち歩いています(笑)
蟹工船が好きな人におすすめの本がありましたら、教えてください。 -- 颯馬音
- KADOKAWAのBOOKWALKERで檀一雄先生の「太宰と安吾」(角川ソフィア文庫)が読み放題の対象になってます。
角川文庫・ラノベ読み放題ってなっているので勘違いされやすいけどラノベ以外の角川文庫も対象ですので良かったらぜひ。 --
- 正宗白鳥先生の「文壇五十年」を読みました。
文壇の栄枯盛衰を白鳥先生の視点で描かれていて、とてもわかりやすく、面白かったです。 何といっても非常に文体が読みやすく、文壇の歴史について知りたい方にもおすすめですし、私情を交えながら描かれているので白鳥先生について知りたい方にもとてもおススメです。 --
- 『文豪きょうは何の日?』立東舎編
立東舎さんといえば「乙女の本棚」シリーズが有名ですが、来る6月リリースのこちらは、 「ある年のある日に、文豪たちがどこで何をしていたのか。作品の発表や受賞といった公的なエピソードだけでなく、恋愛や結婚、学生時代の思い出から日常の悩みに至るまで、文豪をより身近に感じられる私的なエピソードも含めてまとめてみました。」とのことです。 ネット書店で予約済み。今から届くのが楽しみです。 --
- 「完本 檀流クッキング」
檀先生のお料理エッセイ。再現レシピ付きで実際に作ってみたいと思う。佐藤春夫先生からもらったサラダにヒントを得た「ビーツサラダ」や草野新平流「心平ガユ」なども。 --
- 「文豪怪奇セレクション 恐怖と哀愁の内田百?」(双葉文庫)、ちょうど百?先生実装と同じくらいに刊行されたものですが、なかなか面白いです。じわじわと怖さが迫ってくる感じ。短編集なので読みやすいと思います。 --
- 最近始めた新米司書です。プロ組が好きなのですが、他の文豪さんに比べて文豪おもしろエピソードやほっこりエピソードなどがまとめられている本であまり名前を聞かない気がします……!
中野先生最推しなので「中野重治の画帖」は読みました。また、この板で紹介されていた三浦綾子さんの「母」は読んでみようと思っています。 もし他にプロ組のそういうエピソードが読める本をご存知のお司書様がいらっしゃいましたら、ご教示いただけますと幸いです。 --
- 『文豪たちの友情(新潮文庫)』
著者は石井千湖。 --
- 文豪たちの友情、を投稿した司書です。誤タップで書ききっていない状態の投稿になってしまいました
申し訳ないです。以下続き。
文庫本サイズということで持ち運びもしやすく、ページ数も少なめ(320p)で読みやすい。 文アル等から文豪を知った人には面白くていいかもしれない。ただ、少し内容がタイトルと外れたものもあるように感じた為、書店等で読んでみてから買ったほうがいいかもしれません。 --
- こんなところで蟹工船と出会うとは思わなかった。高校の夏休みの課題図書だったんだよなぁ。何故か分からないけど好きだった。 --
|