#shadowheader(1,異境秘録「グレート・ギャツビー」ヲ浄化セヨ・前編) &attachref(./異境秘録「グレート・ギャツビー」ヲ浄化セヨ・前編.jpg,70%); &attachref(img/異境秘録「グレート・ギャツビー」ヲ浄化セヨ・前編.jpg,70%); #contents *公式運営より [#mc13aa8c] 【開催期間】2020年12月23日 17:00から2021年&size(16){''01月06日 13:59''};まで #region(&color(black){【概要画像】};) &attachref(./異境秘録「グレート・ギャツビー」ヲ浄化セヨ・前編_概要.png); &attachref(img/異境秘録「グレート・ギャツビー」ヲ浄化セヨ・前編_概要.png); #endregion *情報まとめ [#y329ab3f] -&size(16){''&color(red){【重要】};本イベントは[[「聖家族」>有碍書/「い」の段#i-4]]クリアが参加条件に設定されている。''}; -封蔵書「グレート・ギャツビー」(第一章〜第四章)で構成される。 --一章につき五〜六節ほどで構成されており、各節のボスを倒すかそれによって開放される回想を入手することで次節に潜書できるようになる。 --「グレート・ギャツビー」各章の最終節もしくは追録のボスを倒すと、次章に潜書できる。 --イベント終了後は有碍書とは別に常設され、各種進捗も引き継がれる。 -イベント内の会話に登場する[[トルストイ]]、[[ドストエフスキー]]は、侵蝕者に対してより多くのダメージを与えることができる。 -ステージの中には「侵蝕度」というものが設定されている特殊ステージがある。 このステージで登場する特殊ボスを倒すと通常ステージに変化する。 --このボスは奇襲作戦系イベントに登場した作戦書ボスと違い、撃破後の再挑戦はできない。 --一定値まで体力を削るとその回の戦闘ではそれ以上ダメージを与えられなくなる。 つまり特殊ボスを倒すには複数回に分けて攻撃する必要がある。 ---一定値まで体力を削った後の再戦時に侵蝕ゲージと特殊ボスの体力ゲージがリセットされる。 ここでリセットされているのは表示のみであり、残り体力自体は据え置きとなっている。 -イベント開催期間中、[[限定召装 狂騒ノ時代>イベント295_限定召装_狂騒ノ時代]]を回すと一定の確率で入手できる装像「狂騒ノ時代」を装備して潜書すると、イベントステージで獲得できる封じの歯車数が倍加する。 &color(red){&size(16){''【注意 1】装像を最大まで強化すると特別効果が1枚につき4倍になります。''};}; &color(red){&size(16){''【注意 2】「ネコの手」「金のネコの手」は使用できません。''};}; |>|>|~装像特効早見表| |~会派で1枚装備|『封じの歯車』獲得数2.5倍|最大強化時4倍| |~会派で2枚装備|『封じの歯車』獲得数4倍|最大強化時7倍| |~会派で3枚装備|『封じの歯車』獲得数5.5倍|最大強化時10倍| |~会派で4枚装備&br;(4人全員装備)|『封じの歯車』獲得数7倍|最大強化時13倍| |~会派で4枚装備&br;(うち1枚最大強化)|『封じの歯車』獲得数8.5倍| | |~会派で4枚装備&br;(うち2枚最大強化)|『封じの歯車』獲得数10倍| | |~会派で4枚装備&br;(うち3枚最大強化)|『封じの歯車』獲得数11.5倍| | -封じの歯車はイベントステージの他に期間限定研究「『グレート・ギャツビー・前編』を踏破せよ」でも回収できる。 --研究では1日500個獲得できる。イベント期間は15日間なので最大7500個獲得可能。 -封じの歯車の獲得個数によって回想やアイテムなどの報酬を受け取ることができる。 --報酬は一覧から手に入れたいものを選択し、記載された数の封じの歯車と交換する。 --イベント回想は初遷移時に発生するもの、浄化完了時に追加されるもの、戦闘開始時かボス撃破後に発生するものの計三種類。 ---このうち初遷移時のものと二章三節・二章四節挑戦時に発生するものは図鑑に登録されない。 -封じの歯車は、次回開催時に繰り越しはできない。 -報酬受け取り期限と装像の特別効果は&color(red){&size(16){''01月06日13時59分''};};まで。 *封蔵書一覧 [#k9d37671] **グレート・ギャツビー 一 [#k4fca5f7] |CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|c |~難易度| &attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);|~著者|>|(表記なし)| #region(ステージ一覧) #region(一章一節) |CENTER:100|CENTER:100|c |>|~マップ| |>|&attachref();| |~難易度|&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);| |~入手可能な道具|&color(blue){文魂};(小)、&color(orange){語魂};(小)、封じの歯車| -封じの歯車 獲得数 --A-B:45個 #region(侵蝕者・経験値) &color(red){''※ここでの経験値・歯車の数値は全ての侵蝕者を倒した際の数値を表記しています''}; |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c |~出現&br;場所|~[[出現侵蝕者>敵一覧]]|~体力|~経験値|~歯車| |A|隠匿の守護者 零号|100|40|CENTER:15| |B|隠匿の守護者 零号|100|80|CENTER:30| |~|隠匿の守護者 零号|100|~|~| #endregion #endregion #region(一章二節) |CENTER:100|CENTER:100|c |>|~マップ| |>|&attachref();| |~難易度|&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%,);| |~入手可能な道具|&color(red){想魂};(小)、&color(blue){文魂};(小)、&color(orange){語魂};(小)、封じの歯車| -封じの歯車 獲得数 --A-B:45個 #region(侵蝕者・経験値) &color(red){''※ここでの経験値・歯車の数値は全ての侵蝕者を倒した際の数値を表記しています''}; |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c |~出現&br;場所|~[[出現侵蝕者>敵一覧]]|~体力|~経験値|~歯車| |A|隠匿の守護者 零号|100|40|CENTER:15| |B|隠匿の守護者 零号|100|120|CENTER:30| |~|隠匿の守護者 零号|100|~|| |~|隠匿の守護者 零号|100|~|| #endregion #region(獲得アイテム) |CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c |~獲得&br;場所|~アイテム名|~数量|~備考| | | | | | #endregion #endregion #region(一章三節) |CENTER:100|CENTER:100|c |>|~マップ| |>|&attachref();| |~難易度|&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%,);| |~入手可能な道具|&color(blue){文魂};(小)、&color(red){想魂};(小)、&color(orange){語魂};(小)、封じの歯車| -封じの歯車 獲得数 --A:32個 #region(侵蝕者・経験値) &color(red){''※ここでの経験値・歯車の数値は全ての侵蝕者を倒した際の数値を表記しています''}; |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c |~出現&br;場所|~[[出現侵蝕者>敵一覧]]|~体力|~経験値|~歯車| |A|隠匿の守護者 零号|100|120|CENTER:32| |~|隠匿の守護者 零号|100|~|~| |~|隠匿の守護者 零号|100|~|~| #endregion #endregion #endregion **グレート・ギャツビー 二 [#o1020642] |CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|c |~難易度|&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);|~著者|>|(表記なし)| #region(ステージ一覧) #region(二章一節) |CENTER:100|CENTER:100|c |>|~マップ| |>|&attachref();| |~難易度|&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);| |~入手可能な道具|&color(blue){文魂};(小)、&color(red){想魂};(小)、&color(orange){語魂};(小)、封じの歯車| -封じの歯車 獲得数 --A:40個 #region(侵蝕者・経験値) &color(red){''※ここでの経験値・歯車の数値は全ての侵蝕者を倒した際の数値を表記しています''}; |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c |~出現&br;場所|~[[出現侵蝕者>敵一覧]]|~体力|~経験値|~歯車| |A|隠匿の守護者 零号|100|120|CENTER:40| |~|隠匿の守護者 零号|100|~|~| |~|隠匿の守護者 零号|100|~|~| #endregion #endregion #region(二章二節) |CENTER:100|CENTER:100|c |>|~マップ| |>|&attachref();| |~難易度|&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%,);&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);| |~入手可能な道具|&color(blue){文魂};(小)、&color(red){想魂};(小)、&color(orange){語魂};(小)、&br;&color(blue){文魂};(中)、&color(red){想魂};(中)、&color(orange){語魂};(中)、封じの歯車| -封じの歯車 獲得数 --A-B:65個 --C:**個 #region(侵蝕者・経験値) &color(red){''※ここでの経験値・歯車の数値は全ての侵蝕者を倒した際の数値を表記しています''}; |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c |~出現&br;場所|~[[出現侵蝕者>敵一覧]]|~体力|~経験値|~歯車| |A|隠匿の守護者 零号|100|80|| |~|隠匿の守護者 零号|100|~|| |B|隠匿の守護者 零号|100|80|| |~|隠匿の守護者 零号|120|~|| |C||||| #endregion #region(獲得アイテム) |CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c |~獲得&br;場所|~アイテム名|~数量|~備考| | | | | | #endregion #endregion #region(二章三節) |CENTER:100|CENTER:100|c |>|~マップ| |>|&attachref();| |~難易度|&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%,);&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);| |~入手可能な道具|&color(red){想魂};(小)、&color(blue){文魂};(小)、&color(red){想魂};(中)、&color(orange){語魂};(中)、&color(red){想魂};(小)、封じの歯車| -封じの歯車 獲得数 --A-B:65個 --A-C:**個 --A-D:**個 #region(侵蝕者・経験値) &color(red){''※ここでの経験値・歯車の数値は全ての侵蝕者を倒した際の数値を表記しています''}; |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c |~出現&br;場所|~[[出現侵蝕者>敵一覧]]|~体力|~経験値|~歯車| |A|隠匿の守護者 零号|100|120|| |~|隠匿の守護者 零号|100|~|| |~|隠匿の守護者 零号|100|~|| |B|隠匿の守護者 零号|100|144|| |~|隠匿の守護者 壹号|150|~|| |C||||| |D||||| #endregion #endregion #region(二章四節) |CENTER:100|CENTER:100|c |>|~マップ| |>|&attachref();| |~難易度|&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%,);&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);| |~入手可能な道具|&color(orange){語魂};(小)、&color(blue){文魂};(小)、&color(red){想魂};(小)、&br;&color(blue){文魂};(中)、&color(red){想魂};(中)、封じの歯車| -封じの歯車 獲得数 --A-B:65個 --A-C:**個 --A-D:**個 #region(侵蝕者・経験値) &color(red){''※ここでの経験値・歯車の数値は全ての侵蝕者を倒した際の数値を表記しています''}; |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c |~出現&br;場所|~[[出現侵蝕者>敵一覧]]|~体力|~経験値|~歯車| |A|隠匿の守護者 壹号|130||| |~|隠匿の守護者 壹号|130||| |~|隠匿の守護者 壹号|130||| |B|隠匿の守護者 壹号|150||| |~|隠匿の守護者 壹号|150||| |C||||| |D||||| #endregion #region(獲得アイテム) |CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c |~獲得&br;場所|~アイテム名|~数量|~備考| | | | | | #endregion #endregion #region(二章五節) |CENTER:100|CENTER:100|c |>|~マップ| |>|&attachref();| |~難易度|&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%,);&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);| |~入手可能な道具|&color(blue){文魂};(小)、&color(red){想魂};(小)、&color(orange){語魂};(小)、&br;&color(blue){文魂};(中)、&color(red){想魂};(中)、&color(orange){語魂};(中)、封じの歯車| -封じの歯車 獲得数 --A-B-C:90個 --A-D:**個 --A-E:**個 #region(侵蝕者・経験値) &color(red){''※ここでの経験値・歯車の数値は全ての侵蝕者を倒した際の数値を表記しています''}; |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c |~出現&br;場所|~[[出現侵蝕者>敵一覧]]|~体力|~経験値|~歯車| |A|隠匿の守護者 壹号|130||| |~|隠匿の守護者 壹号|130||| |B|隠匿の守護者 零号|100||| |~|隠匿の守護者 壹号|130||| |~|隠匿の守護者 壹号|130||| |C|隠匿の守護者 零号|100||| |~|隠匿の守護者 壹号|130||| |~|隠匿の守護者 壹号|130||| |D||||| |E||||| #endregion #region(獲得アイテム) |CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c |~獲得&br;場所|~アイテム名|~数量|~備考| | | | | | #endregion #endregion #endregion **グレート・ギャツビー 三 [#a028f8e9] |CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|c |~難易度|&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);|~著者|>|(表記なし)| #region(ステージ一覧) #region(三章一節) |CENTER:100|CENTER:100|c |>|~マップ| |>|&attachref();| |~難易度|&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);| |~入手可能な道具|&color(blue){文魂};(小)、&color(red){想魂};(小)、&color(orange){語魂};(小)、&br;&color(blue){文魂};(中)、&color(red){想魂};(中)、&color(orange){語魂};(中)、封じの歯車| -封じの歯車 獲得数 --A-B-C-D:70個 --A-B-E-F:90個 --A-G:60個 -封蔵書のヒント 次の文豪を会派に入れているとこの書の最奥部に到達しやすいようだ 石川啄木 #region(侵蝕者・経験値) &color(red){''※ここでの経験値・歯車の数値は全ての侵蝕者を倒した際の数値を表記しています''}; |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c |~出現&br;場所|~[[出現侵蝕者>敵一覧]]|~体力|~経験値|~歯車| |A|隠匿の守護者 壹号|130||| |~|隠匿の守護者 壹号|130||| |~|隠匿の守護者 壹号|130||| |B||||| |C||||| |D||||| |E||||| |F||||| |G|隠匿の守護者 壹号|130||| |~|隠匿の守護者 壹号|130||| |~|隠匿の守護者 壹号|150||| #endregion #region(獲得アイテム) |CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c |~獲得&br;場所|~アイテム名|~数量|~備考| | | | | | #endregion #endregion #region(三章二節) |CENTER:100|CENTER:100|c |>|~マップ| |>|&attachref();| |~難易度|&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);| |~入手可能な道具|封じの歯車| -封じの歯車 獲得数 --A:150個 #region(侵蝕者・経験値) &color(red){''※ここでの経験値・歯車の数値は全ての侵蝕者を倒した際の数値を表記しています''}; |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c |~出現&br;場所|~[[出現侵蝕者>敵一覧]]|~体力|~経験値|~歯車| |A|ミメシス=ギャツビー| 4000&br;→2000||RIGHT:150&br;撃破時+4000| #endregion #region(会話・図鑑登録不可) |>|~内容(1回目)| |LEFT:||c |~高村光太郎|申し訳ないけど……僕たちにも譲れない信念があるんだ| |>|~内容(2回目)| |~ギャツビー|君たちは嘘を吹き込んでいるんだ……ここから出ていくことが幸せなのだと!| |>|~内容(2回目)| |~トルストイ|君は間違ってる……! 全部忘れて得られる幸せなんて、本当の幸せじゃない……!| #endregion #endregion #region(追録) |CENTER:100|CENTER:100|c |>|~マップ| |>|&attachref();| |~難易度|&attachref(img/難易度_大.png,nolink,難易度_大,50%,);| |~入手可能な道具|&color(orange){語魂};(小)、&color(red){想魂};(小)、&color(blue){文魂};(小)、&br;&color(blue){文魂};(中)、&color(red){想魂};(中)、&color(orange){語魂};(中)、封じの歯車| -封じの歯車 獲得数 --A-B-C-D:165個 --A-B-E-F:**個 --A-B-G-H:**個 #region(侵蝕者・経験値) &color(red){''※ここでの経験値・歯車の数値は全ての侵蝕者を倒した際の数値を表記しています''}; |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c |~出現&br;場所|~[[出現侵蝕者>敵一覧]]|~体力|~経験値|~歯車| |A|隠匿の守護者 壹号|150||| |~|隠匿の守護者 壹号|150||| |B||||| |C|隠匿の守護者 壹号|130||| |~|隠匿の守護者 壹号|130||| |~|隠匿の守護者 壹号|130||| |D|ミメシス=ギャツビー|500||| |F||||| |G||||| |H||||| #endregion #region(獲得アイテム) |CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c |~獲得&br;場所|~アイテム名|~数量|~備考| | | | | | #endregion #endregion #endregion **グレート・ギャツビー 四 [#qa630c10] |CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|c |~難易度|&attachref(img/難易度_大.png,nolink,難易度_大,50%);&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);|~著者|>|(表記なし)| #region(ステージ一覧) #region(四章一節) |CENTER:100|CENTER:100|c |>|~マップ| |>|&attachref();| |~難易度|&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);&attachref(img/難易度_小.png,nolink,難易度_小,50%);| |~入手可能な道具|&color(orange){語魂};(小)、&color(red){想魂};(小)、&color(blue){文魂};(小)、&br;&color(blue){文魂};(中)、&color(red){想魂};(中)、&color(orange){語魂};(中)、封じの歯車| -封じの歯車 獲得数 --A-B-C-D:70個 --A-B-E-F:90個 #region(侵蝕者・経験値) &color(red){''※ここでの経験値・歯車の数値は全ての侵蝕者を倒した際の数値を表記しています''}; |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c |~出現&br;場所|~[[出現侵蝕者>敵一覧]]|~体力|~経験値|~歯車| |||||| #endregion #region(獲得アイテム) |CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c |~獲得&br;場所|~アイテム名|~数量|~備考| | | | | | #endregion #endregion #region(四章二節) |CENTER:100|CENTER:100|c |>|~マップ| |>|&attachref();| |~難易度|&attachref(img/難易度_大.png,nolink,難易度_大,50%);| |~入手可能な道具|&color(orange){語魂};(小)、&color(blue){文魂};(小)、&color(red){想魂};(小)、&br;&color(blue){文魂};(中)、&color(red){想魂};(中)、&color(orange){語魂};(中)、封じの歯車| -封じの歯車 獲得数 --A-B-C-D:70個 --A-B-E-F:90個 --A-G-H:**個 #region(侵蝕者・経験値) &color(red){''※ここでの経験値・歯車の数値は全ての侵蝕者を倒した際の数値を表記しています''}; |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c |~出現&br;場所|~[[出現侵蝕者>敵一覧]]|~体力|~経験値|~歯車| |A||||| |B||||| |C||||| |D||||| |E||||| |F||||| |G||||| |H||||| #endregion #region(獲得アイテム) |CENTER:|CENTER:|CENTER:|100|c |~獲得&br;場所|~アイテム名|~数量|~備考| | | | | | #endregion #endregion #endregion *報酬一覧 [#s14054f2] 手に入れたい報酬を選択し、封じの歯車と交換することで報酬を手に入れることができる。 |~封じの歯車&br;回収数|~報酬(交換可能回数)| |~封じの歯車&br;回収数|~報酬(交換可能回数)| |~封じの歯車&br;回収数|~報酬(交換可能回数| |150|文魂(小)×50(-)| |500|異彩ノ薬液(刃)×2(15)| |200|洋墨×400(10)| |150|想魂(小)×50(-)| |500|異彩ノ薬液(銃)×2(15)| |200|食糧×400(10)| |150|語魂(小)×50(-)| |500|異彩ノ薬液(弓)×2(15)| |800|金の栞×1(1)| |250|文魂(中)×10(30)| |500|異彩ノ薬液(鞭)×2(15)| |500|金貨×100(5)| |250|想魂(中)×10(30)| |750|異彩ノ秘薬(刃)×1(5)| |5000|金貨×1000(1)| |250|語魂(中)×10(30)| |750|異彩ノ秘薬(銃)×1(5)| |5000|記憶ノ歯車×1(3)| |600|文魂(大)×1(5)| |750|異彩ノ秘薬(弓)×1(5)| |15000|フィッツジェラルド・衣装| |600|想魂(大)×1(5)| |750|異彩ノ秘薬(鞭)×1(5)| |20000|ネオンサインの装飾| |600|語魂(大)×1(5)| |8000|異彩ノ結晶×1(3)| | | | |1500|魂ノ歯車×1(5)| |1500|召装石×300(1)| | | | 回想「残された謎」を閲覧すると、限定印章「グレート・ギャツビー 前編」を獲得できる。 **報酬の回想内容 [#o3f3d8c7] #region(第一 〜 第十話 ''&color(Red){ネタバレ注意};'') #region(第一話 新たな任務 一) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~ファウスト|転生の力をもつアルケミスト、ようやく来たか| |~館長|それで……それがその本か| |~ファウスト|ああ、今は封蔵書だが、元は君たちの言う「有魂書」でもあることがわかった| |~館長|……さて、聞いてくれたとおりだ。以前に話した文豪を転生させる任務を実行する時がきた| |~ファウスト|封印されてはいるが、この本は強大な力を持っている……文学にしては異常なほどだ&br;結社も以前から目をつけていた。本の世界にお前たちが潜ることで何かわかるかもしれない| |~館長|わかった、調査しよう。誰か……| |~トルストイ|僕にやらせてください| |~館長|トルストイ……確かに、適任かもしれないな| |~トルストイ|非力な僕だけど……人を助けることなら何でもしたい。助けてもらった恩を返すためにも| |~館長|わかった。君……いや、君たちに任せよう。司書も構わないだろうか?| |~(選択肢)|[心強いです]&br;[構いません]| |~ドストエフスキー|ったく……| #endregion #region(第二話 一章一節) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~アカ|今回はこの四人か。よろしく頼むぜ| |~石川啄木|いや、やっぱ高村はいいやつだなー。頼んだら嫌な顔ひとつせず頷いてくれたもんな!| |~高村光太郎|今までにない任務だからって言われて、興味が湧いたんだ| |~|でも、石川くんがこういう特別な任務に参加するっていうのは意外だったな。珍しくやる気が見えるね| |~石川啄木|そりゃまあ、司書がアレをたんまりくれるって言うからさあ| |~高村光太郎|ああ、そういうことか……| |~トルストイ|アレって、お金のことだよね……フェージャもそれを聞いて目の色を変えていたし……| |~ドストエフスキー|そりゃ、金をくれるなら話はまったく変わるだろうがよ| |~アカ|館長も奮発したみたいだな。特別ボーナスなんてめったに出ないぜ? やる気でるよな| |~トルストイ|お金もいいけど、この任務はとっても大事なもので……| |~ドストエフスキー|そんなことは俺にとっちゃどうでもいいんだよ。相応の対価があるかどうか、それだけだ| |~石川啄木|そうそう、金なんだよ。金さえあれば、俺様は幸せになれるからな!| |~ドストエフスキー|こいつの言うとおりだ。金がもたらしてくれる幸福が、貴族のぼっちゃんにはわからないだろうがな| |~トルストイ|高尚な風に言っているけど、もらったお金をまた賭け事につぎ込むつもりなんでしょ&br;……もう一度言うけど、もう貸さないからね| |~ドストエフスキー|う……あれは悪かった。さすがにもうやらないって| |~高村光太郎|ドストエフスキーさん……| |~トルストイ|フェージャったら、図書館に来たらこの調子なんだもの。僕の尊敬の気持ちを返してほしいよ| |~石川啄木|この仕事で、あの借金取りどもの脅しも聞かなくてすむようになるはずだ……&br;白秋からせっつかれていた分をなんとかしてもお釣りが来る……にしし| |~高村光太郎|はあ……石川くん、またお金を借りてたんだね| |~ || |~守護者|ホーッ、ホッホ、ホーッ| |~高村光太郎|……楽しそうなところ悪いけど、守護者のおでましだ&br;武器を出した方が良さそうだよ| |~守護者|ホーッ!| |~石川啄木|よーし! 高村、張り切っていこうぜ!| #endregion #region(第三話 新たな任務 二) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~ファウスト|この機会に、お前たちに聞いておきたいことがある。例の転生の仕組みのことだ| |~館長|…………………………| |~ファウスト|本に潜り侵蝕者を屠る魂……文豪たちは一体何者なのか| |~館長|そうだな。機密中の機密だが、この状況だ&br;これを機会に話しておくべきだろう。許可も取ってある| |~ファウスト|今、奴らは私が持ち込んだ封蔵書で作者の魂を探しているようだが| |~館長|有魂書で探しているというのが正確な表現だろう&br;我々は何らかのきっかけで文学作品に文豪の魂が生まれたとき、それを有魂書と呼んでいるから| |~ファウスト|きっかけというのは?| |~館長|厳密にはわからない。外部の力……侵蝕を受けて有魂書となる場合もあるし&br;アルケミストの力が込められることで、初めて有魂書になることもある| |~館長|作家によって書かれた文学は無数の人々によって読まれ&br;複雑な文学の概念が、長い時をかけて形成される| |~館長|それが魂と呼べるものとなったとき、現世に召喚しているんだ。我々はそれを転生と名付けている| |~ファウスト|文学作品が有魂書となった時に、本の中で文豪は自我をもつ&br;書物に作家の魂がこもっているというのは、決して比喩ではないということか| |~ファウスト|なるほど、その魂の楔の役割を果たしているアルケミストがこの特務司書というわけか……&br;概念を現世に持ち込むなど、そんな能力を持つものは聞いたことがない、希少な人材だ| |~ |(嬉しいです/それほどでも……)| |~ファウスト|……ところで、私が今回持ち込んだ本はいつから有魂書だったかわからない&br;ずっと封蔵書として保管していたからな| |~館長|いつからかわからない……か&br;下手をすれば、この本の中に存在する魂は相当な期間この世界にいたのかもしれない、ということか| |~ファウスト|エドガー・アラン・ポーのように本の世界を好きなように作り変えているものもいたのだ&br;この本に描かれた世界がどういうものかは不明だが、その魂は一体、何をしているのだろうな……?| #endregion #region(第四章 一章二節) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~ドストエフスキー|レフ!| |~トルストイ|うん!| |~ドストエフスキー|やれやれ、大した事ねえじゃねえか| |~石川啄木|すげえな、一瞬で倒しちまった……| |~トルストイ|これが守護者ってやつだね、この本を侵蝕から守ってるって言っていたよ| |~ドストエフスキー|で、どうするんだ。この本の作者を探して転生させるんだろ| |~高村光太郎|そうだけど、ここに作者がいるとは思えないね……| |~石川啄木|あっ、あそこ! 丘を下っていった辺り、街みたいなものが見えるぜ| |~高村光太郎|本当だ。あそこなら手がかりがある……かも、向かってみようか| #endregion #region(第五話 一章三節) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~石川啄木|なんだここ……建物の森じゃん!| |~高村光太郎|見て! 向こうの方に人がいっぱい……すごい、こんな世界初めてだよ| |~アカ|本当かよ、たくさん人がいるだって? 初めて聞く現象だよ、それ。そんなに強い概念だってこと?| |~トルストイ|この街に足を踏み入れるまで誰もいなかったのに……この街自体に強力な力が働いているのかな……| |~アカ|それはあるかもしれない。場所によって概念の強さが違うのかも| |~ドストエフスキー|そこら中、人だらけだぞ。こんな状況で本当に作者を見つけられるのか?&br;そもそも本当にいるんだろうな| |~トルストイ|そのはずだけど……ねえ、これからどうすればいいのかな?| |~ |ザザッ……| |~館長|その世界に人がいるというのなら、登場人物としての自我を持つ存在を見つけるべきだ| |~館長|その人物ならば作者のことを知っているはず&br;シャーロック・ホームズのような、物語の鍵を握る人物が協力してくれたように……| |~ドストエフスキー|どういうことだよ、説明しろ| |~高村光太郎|あっ、後ろを見て……!| |~石川啄木|俺様たちを追いかけてきやがったのか…!!| #endregion #region(第六話 一章三節) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~石川啄木|なんだなんだ……やけに邪魔してくるなこいつら| |~ドストエフスキー|こいつらに用はない、逃げるぞ!| |~トルストイ|街の中に行こう、守護者のいない方へ…!| |~ || |~トルストイ|はあはあ、もう追ってきてないよね?| |~高村光太郎|そうみたい……| #endregion #region(第七話 新たな任務 三) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~高村光太郎|うーん、一気に街の中心まで来てしまったけれど……本当に人がいっぱいいるね&br;まるで本物のニューヨークに来たみたい| |~石川啄木|ニューヨークってアメリカのばかでかい街のことだよな&br;本物のニューヨークを知ってるのか高村は?| |~高村光太郎|うん、実は一回だけ行ったことがあるんだ……| |~トルストイ|すみません、ここはニューヨークですか?| |~街の人|おかしなことを聞くね、外国の人かい? そうだよ、ここはニューヨークの中心、五番街の入り口だよ| |~トルストイ|そうなんですね! 教えていただいてありがとうございます| |~トルストイ|す、すごいよ。街の人が返事をしてくれた……! ここにいる人たち一人ひとりが、生きてるんだ!| |~ドストエフスキー|アメリカで一番でかい都市か……とんでもない本に潜っちまったみたいだな| |~高村光太郎|アカくんが言っていた「この街にかかっている力」っていうのが関係しているのかな? &br;ねえ、アカくん?| |~ |………ザザッ………………………………| |~高村光太郎|あれ、おかしいな……調子が悪いのかな| |~ドストエフスキー|おいおい、さっきのフクロウが消えたことといい、何か変だぞこの街| |~高村光太郎|困ったね……| |~石川啄木|って言っても、別に危険は無いみたいだしさあ。このまま作者ってやつを探そうぜ| |~ドストエフスキー|さっきも言ったが、こんな人混みから見つけるのは至難の業だぞ&br;手当たりしだいに聞き込みに行けっていうのか| |~高村光太郎|さっき館長さんが言っていた、「物語の鍵を握る人物」を見つければいいんだ| |~高村光太郎|ほら、以前潜った本にいたホームズさんだって、自分がいる世界の仕組みに気づいていたじゃない&br;そういう人がここにもいるかもって、館長さんは言っていたんだ| |~石川啄木|あー、そういやシャーロック・ホームズのやつと協力して本を浄化したんだったな| |~ドストエフスキー|物語に出てくるやつってんなら、作者より見つけやすい……のか?&br;封印してたからどんな話かも分かってないんだろ?| |~トルストイ|やるしかないよフェージャ、誰もいなかったペテルブルグとは違うんだ。きっと手がかりが……| |~???|やあやあ皆さん、道の真ん中で盛り上がっているところ悪いが、そんなところにいると車に轢かれるぜ!| #endregion #region(第八話 大富豪の青年 一) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~高村光太郎|あの、貴方達は……| |~???|驚かせちまったか、悪い悪い。お前たちが危なっかしいもんでな| |~フィッツジェラルド|俺はスコット・フィッツジェラルド。スコットって呼んでくれ!&br;こいつはジェイ・ギャツビーだ| |~ギャツビー|……ギャツビーです、よろしく| |~フィッツジェラルド|困ってるみたいだな。俺たちで良ければ協力するぜ。いいだろ兄弟?| |~ || |~フィッツジェラルド|なるほど、レフとフョードルと光太郎と啄木な。覚えた覚えた| |~フィッツジェラルド|奇妙なご一行、ニューヨークへようこそ。歓迎するぜ| |~石川啄木|聞きたいことがあるんだけどさ、お前たちは「作者」を知らないか?| |~フィッツジェラルド|え、いや知らないな……というかなんだ? 作家ってことか? 名前は?| |~石川啄木|いや、そいつの名前はわからないんだ……| |~フィッツジェラルド|ギャツビー、知ってるか? そんな二つ名持ってる人間、このニューヨークにいたっけ?| |~ギャツビー|いえ……私も知らないですね。もう少しどんな方か詳しく教えていただけませんか| |~高村光太郎|ええと……どう言えばいいのかな| |~フィッツジェラルド|この街で人を探すのは大変だぞ? 名前がわからないなら尚更だ| |~高村光太郎|いえ、知らないならいいんです。変なことを聞いてすみませんでした| |~フィッツジェラルド|待て待て。どうやら事情がありそうだな、詳しい話を聞かせてくれよ| |~ギャツビー|スコット、あまり人に……| |~フィッツジェラルド|いいじゃないか。困っているみたいだし助けてやろうぜ、兄弟?| |~ギャツビー|……わかりました。私たちで力になれることがあれば協力しましょう| #endregion #region(第九話 大富豪の青年 二) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~高村光太郎|手がかりがつかめるかもしれないなら、嬉しいけれど……| |~フィッツジェラルド|そうそう、ついでに夜のパーティにも招待するぜ? ギャツビーの家で開く盛大なやつだ| |~フィッツジェラルド|街中の仲間が来るから、何かしら手がかりがつかめるかもしれないぞ| |~高村光太郎|えっ、そんなものに僕たちが行ってもいいの……?| |~フィッツジェラルド|ああ、俺たちのパーティはどんなやつも大歓迎さ| |~高村光太郎|えーっと……どうする?| |~トルストイ|彼の話は、この物語の筋書きの一部かもしれない……何か手掛かりが見つかるかも| |~石川啄木|あの二人、どこか怪しいしな| |~ドストエフスキー|推測だが……ここで話しかけられたのは偶然じゃないだろう。話は聞いておくほうがいい| |~高村光太郎|じゃあ、お言葉に甘えようかな| |~フィッツジェラルド|Deal! きまりだな。じゃ、詳しい話はギャツビーの家で聞くよ。こんな往来の真ん中ではアレだしな| |~ギャツビー|ええ、車をとってきます| |~ギャツビー|ですが、その前に……スコット、まず例のモノを取りに行かなければ……| |~フィッツジェラルド|そうだった! まだ必要なものを調達している最中だったな。今日の宴は盛大にやるつもりだから| |~ギャツビー|私は皆さんを乗せて先に行きますから、頼めますか?| |~フィッツジェラルド|わかったよ。後で車を拾って追いつくぜ| |~高村光太郎|例のモノって?| |~フィッツジェラルド|今日のパーティのために用意していたやつさ&br;俺の行きつけの店じゃ、いいブツを出すんだ。もちろん違法なんだがな!| |~ドストエフスキー|行きつけの店で違法なブツ? なんだか知らねえが、そそられる響きだな……| |~フィッツジェラルド|お、興味あるかいお兄さん?| |~ドストエフスキー|ああ、見せてくれないか| |~ドストエフスキー|お前たちは先に行ってろ。あとで合流しようぜ| |~トルストイ|ちょっとフェージャ、何を言って……| |~ドストエフスキー|なんだよ、いちいち騒ぐな。文句があるならお前も来い| |~ドストエフスキー|(あいつには何かある。一人にしないほうがいい)| |~トルストイ|そういうことか。てっきり僕はフェージャが違法なあれこれに手を出したかったからかと……| |~ドストエフスキー|…………………………| |~トルストイ|……わかった、僕もフェージャについていくよ| |~高村光太郎|ふたりとも、気をつけてね| |~トルストイ|うん、そっちもね| |~フィッツジェラルド|話はついたか? じゃあ兄弟、後でな。すぐ追いつくよ| |~ギャツビー|……わかりましたよ、スコット。先に行ってます| #endregion #region(第十話 二章一節) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~石川啄木|風がすごい! 木がビュンビュン後ろに流れていくぜ| |~高村光太郎|石川くんは車に乗るのは初めてだったんだね……| |~石川啄木|ああ。これが文明か……| |~ギャツビー|楽しんでもらえているようで何よりです| |~高村光太郎|ギャツビーさん、ごめんなさい、無理を言って| |~ギャツビー|いえ、スコットがそうしたいと言ったなら、僕は協力するだけですよ| |~高村光太郎|彼、すごく……活力のある人だったね| |~ギャツビー|彼は誰とでも友人になってしまうんです。困っている人は放っておけないんですよ| |~石川啄木|兄弟って呼ばれてたから、本当に兄弟なのかと思ったぜ| |~ギャツビー|……兄弟ではありませんよ| |~|ブロロロ……| |~石川啄木|あれ、どうしたんだ? 車が止まっちまったけど| |~ギャツビー|ああ……調子が悪いようです。これはお手上げですね……| |~ギャツビー|すみません、後ほんの少しなので、ここから歩いて行きましょう| |~石川啄木|この車はどうするんだ? 大丈夫か? 盗まれたりしたら大損だぞ!| |~ギャツビー|大丈夫ですよ、着いたらすぐ人に取りに行かせますから| |~石川啄木|人にって、もしかして使用人?| |~ギャツビー|ええ| |~石川啄木|す、すげえ……これが金持ちの感覚か| |~高村光太郎|石川くん、目がキラキラしてる| |~高村光太郎|どうやら本当に、雲の上の世界の人みたいだね| |~ギャツビー|…………………………| |~石川啄木|ああ、ギャツビーみたいに金があったら、当然借金取りに追われることもないし&br;雨漏りしない家に住めるんだろ……?| |~石川啄木|靴下に空いた穴も縫い直さなくてもいいし……&br;それだけじゃなくて毎日花を飾れるし、美味い飯と酒を飲めるし| |~石川啄木|……あー、なんか虚しくなってきた| |~高村光太郎|石川くん……| |~石川啄木|ん? あれ? ギャツビーはどこにいったんだ?| |~高村光太郎|本当だ、いつの間に……| |~石川啄木|探しに行ったほうがいいのか、これ| |~高村光太郎|いや、さっきの一瞬でいなくなるなんて、そんなこと……| |~石川啄木|うわっ、いきなり出た!| |~高村光太郎|このフクロウたち、さっきまでいなかったのにどうして……!| |~守護者|ホーーーーッ!| #endregion #endregion #region(第十一 〜 第二十話 ''&color(Red){ネタバレ注意};'') #region(第十一話 大富豪の青年 三) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~トルストイ|あちこちに人がいる……! 本当にここで沢山の人が暮らしているんだね| |~フィッツジェラルド|外から来たやつはみんな、この摩天楼と喧騒を見て驚くんだよな| |~トルストイ|この世界は……僕たちが知っているアメリカとも違うみたい| |~ドストエフスキー|そこら中、浮ついてるやつらばっかりだ。どいつもこいつもヘラヘラしてやがる&br;この世の堕落を極めたみたいな奴らだな| |~トルストイ|え……堕落ってそれ、フェージャが言うの?| |~フィッツジェラルド|鋭い指摘だな、フョードル! 堕落は俺たちニューヨーカーの専売特許だ!| |~トルストイ|ええー……| |~フィッツジェラルド|考えてみろよ! 世の中ってのは、えてして夢みたいなもんだ &br;楽しまなきゃ損だって、俺は思うぜ?| |~ドストエフスキー|アンタはここにずっと住んでるのか?| |~フィッツジェラルド|そうそう、自慢じゃないがニューヨークは俺の庭だ&br;ま、兄弟……ギャツビーには及ばないけどな| |~フィッツジェラルド|アイツこそが真のニューヨーカーだ&br;アイツはこの街のことなら何でも知ってるって言ったが、誇張じゃないぜ?| |~フィッツジェラルド|あんななりでも、この街きっての大富豪なんだ &br;アイツに任せておけば、きっと探しているやつも見つかるさ| |~トルストイ|そんなにすごい人なんだね。とても優しそうな人だったけど| |~フィッツジェラルド|ははっ、あいつの本当にすごいところは、まさにその人となりだよ&br;ノリはいいし、あいつを嫌いになるやつはいないさ| |~ドストエフスキー|………………………………| #endregion #region(第十二話 大富豪の青年 四) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~もぐり酒場の店主|また頼むよスコット! Have a good day!| |~ドストエフスキー|違法なブツって言ったからなんだと思ったが……ただの酒じゃねえか&br;大仰に出してくるからなんだと思ったが| |~フィッツジェラルド|おいおい、声がデカイよフョードル| |~|そうか、外国から来たアンタは知らないんだな。今は往来で酒の話はしちゃいけないんだ&br;禁酒法っていうクソ法律があってだな……ま、各々うまく隠れてやってるんだが| |~|この世の栄華を誇るこの街で酒が飲めないってのは、皮肉なもんだよなあ| |~ドストエフスキー|信じられねえ。酒が飲めない世界なんてあっていいのか……?| |~フィッツジェラルド|そのとおりだよフョードル! バッカス神になんて失礼なことをするんだって| |~トルストイ|うーん、でも、お酒なんて無いほうがいいと思うよ……酔うと右も左もわからなくなっちゃうんだもの| |~フィッツジェラルド|レフ、アンタは何もわかっちゃいない。酒っていうのは……ん?| |~|あー、アーネストじゃねえか!| |~???|お前は……スコットか。元気にしていたか?| |~フィッツジェラルド|Duh! 久しぶりじゃないかアーネスト! こんなところで会うなんて| |~トルストイ|……スコットの友達?| |~フィッツジェラルド|そうそう。紹介が遅れて済まなかったな、アーネストだ| |~|アメリカを代表する小説家。アーネスト・ヘミングウェイ| |~ドストエフスキー|小説家……だと?| #endregion #region(第十三話 二章二節) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~ギャツビー|……あのフクロウが見えるということは、やはり侵入者ですね| |~石川啄木|おい! 無事だったんだな。いきなり消えたんだから、びっくりしたぜ| |~ギャツビー|ええ、こちらも驚きましたよ。この世界の外から訪問者がやってくるとはね| |~石川啄木|……どういう意味だ?| |~ギャツビー|あなた方は何者なんですか? 正直に言ってください| |~石川啄木|俺様たち? そりゃ……なんというか……| |~ギャツビー|答えられないようですね。自分の正体も明かせない人たちを、本当に歓迎すると思ったのですか?| |~石川啄木|ええっ| |~高村光太郎|なにか知っているみたいだね……| |~石川啄木|ついさっき協力するって言ったじゃねえか!| |~ギャツビー|何も言わずに、ここから、この世界から立ち去ってください| |~高村光太郎|君が作者、この世界の主なのか……!| |~石川啄木|作者だって?| |~ギャツビー|………………| |~ || |~高村光太郎|えっ。これは……| |~石川啄木|ああああ待て待て、平和的に! 平和的に話そうぜ!!| |~高村光太郎|僕たちはこの本の作者に会いたいだけなんだ!| |~ギャツビー|貴方たちに会う資格なんてありませんよ……!| |~高村光太郎|資格が、ない……?| #endregion #region(第十四章 大富豪の青年 五) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~フィッツジェラルド|こいつは俺のマブダチなんだよ。アーネストは……| |~|ん……?| |~|あれ? なあアーネスト、俺たちってなんでマブダチなんだっけ……?| |~ヘミングウェイ|……どうしたんだスコット? らしくないじゃないか| |~ドストエフスキー|おい、ちょっといいか。アーネストとか言ったか| |~ヘミングウェイ|………………………………| |~ドストエフスキー|単刀直入に聞く。お前は「この本の作者」なのか?| |~ヘミングウェイ|……その質問の答えは「No」だ| |~ドストエフスキー|……! おい、それってどういう意味だ?| |~アカ|ザザッ……あっ、もしもし!? やっとつながった!| |~ドストエフスキー|うるっせえな、いきなりなんだよおい| |~アカ|すぐに合流してくれ! 二人が危な……今大変なこと……いて……このま……じゃ| |~|はやく……ザザッ| |~トルストイ|え、二人は大丈夫!?| |~ヘミングウェイ|………………………………| |~ドストエフスキー|おい、行くぞ! どうやら本格的にやばいらしい| |~トルストイ|あっ、フェージャ! 待ってよ、彼はどうするの……| |~ドストエフスキー|今はあいつらのほうが先だ!| |~フィッツジェラルド|何だ何だ? 騒がしいが……っておい、どこに行くんだ!| #endregion #region(第十五話 二章三節) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~ギャツビー|いい加減、諦めてはどうですか| |~石川啄木|やめてくれ、俺様たちはこの世界をどうこうしに来たわけじゃない!| |~高村光太郎|平和的に話しあおうよ。僕たちは誰も傷つける気はない| |~ギャツビー|貴方たちは私の世界を乱した。話し合う必要はない| |~高村光太郎|まただ……! ギャツビーさんが操っているの?| |~石川啄木|そんなことができるのかよ!| |~高村光太郎|一瞬見えた、あの歯車の力……?| |~石川啄木|に、逃げろ……!| |~ || |~石川啄木|おいおい、無限に湧いてくるぜ……!&br;ここがバレるのも時間の問題だって| |~高村光太郎|何か交渉の手立てはないのかな……| |~|なんだろう……なにか引っかかる……&br;そうか、彼は作者じゃないのか| |~|さっき彼は「会う資格なんてない」って言っていた&br;つまり、彼は作者のことを知っていて、それを僕たちに知られたくないんじゃないかな| |~石川啄木|それが俺様たちに襲いかかってくる理由……作者のことを知られたら困るってことか?| |~高村光太郎|どうだろう、あの言い方……困るっていうよりは、かばっている風に見えるな……| |~石川啄木|かばってる……確かに、俺様たちのことを知らないくせに&br;敵認定して追い出しにかかるって相当だよな| |~高村光太郎|……もしかして、ニューヨークに彼といた、あの人が作者?| |~石川啄木|はぁ? なんでそう思うんだよ| |~高村光太郎|なんとなく……かばうほど大事な人なら。僕が彼と同じ立場なら、いつもそばにいようとすると思って……| |~石川啄木|じゃあなんだ、あのスコットとかいうやつが作者だとしてだよ、アイツも嘘をついていたってのか?| |~高村光太郎|それはわからない……嘘をついているようには見えなかったけれど| |~石川啄木|よし、じゃあ……| |~高村光太郎|あっ、石川くん!| |~ || |~石川啄木|おい、もうこんな事はやめようぜ!| |~|今頃スコットは俺様たちの仲間と話してる!&br;アイツが俺たちが探していた「作者」なんだからな!| |~ギャツビー|っ!| |~|そんなはずはない! 彼の記憶は僕が持っているんだ……!| |~石川啄木|おいおいマジだったよ……あのスコットがこの本の作者か!| |~ギャツビー|っ……カマをかけたな!| |~石川啄木|……ぎゃあ!| |~高村光太郎|石川くん!| |~石川啄木|いてて……構えろ、また来るぞ!| #endregion #region(第十六話 二章四節) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~ギャツビー|これ以上手荒な真似はしたくありません&br;早く立ち去ってください。さもなくば……| |~ || |~石川啄木|本格的にヤバいぞ。あの二人と合流したほうがいい!| |~高村光太郎|そうだね……彼らと合流できれば……あの人もいるだろうし| |~石川啄木|ああ、街の方へ逃げよう!| #endregion #region(第十七話 二章五節) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~ドストエフスキー|おいお前ら、無事か? 一体何だってんだよ| |~高村光太郎|ドストエフスキーさん、トルストイさん! 天の助けだ……| |~|彼に本から出ていけって追い回されているんだ| |~石川啄木|あとあと、お前たちと一緒にいたスコットってやつが作者だ!&br;あいつは嘘をついてたんだよ!| |~トルストイ|そうなの!? そういえば、どこか記憶がないみたいだったけど……| |~石川啄木|で、スコットは今どこにいるんだ?| |~トルストイ|君たちが危ないって図書館から連絡が入って、慌てて置いてきちゃった……| |~ドストエフスキー|なるほど。どちらにせよ、あの男をふん縛って話を聞く必要があるみたいだな| |~ || |~ギャツビー|貴方たちをスコットに会わせるわけにはいきません。ここから立ち去りなさい!| |~ || |~ドストエフスキー|ちっ、なんだこいつ、守護者を操ってる……!| |~トルストイ|ここに来るまでに敵ばかりだったのも、あの歯車の力のせい……?| |~ドストエフスキー|よし、レフ。お前たちはアイツを引き付けろ!| |~トルストイ|考えがあるんだね、わかったよ!| |~ドストエフスキー|お前も引き付けろ!| |~石川啄木|へ?| |~|うわあっ| |~ギャツビー|! 何を……!| |~石川啄木|ったく……人使いが荒いんだよ、おっさん!| #endregion #region(第十八話 二章五節) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~ドストエフスキー|うまくいったぜ。油断したな……!| |~石川啄木|おい、俺様を囮にしやがったな!| |~ドストエフスキー|あいつは俺たちを殺す気はないみたいだからな、悪く思うなよ| |~ギャツビー|それを……歯車を返せ!| |~ドストエフスキー|こうなりゃ手下をけしかけもできまい、四人と一人じゃ流石に不利だぜ&br;おとなしく話し合いのテーブルにつこうじゃねえか| |~ギャツビー|うるさい! こうなったら……!| |~ドストエフスキー|チッ、まだやるつもりか……| |~石川啄木|い、嫌な予感……| |~???|おーい、やっと追いついたぞギャツビー| |~フィッツジェラルド|車も置いていってるし、こんなところで一体何して……| |~高村光太郎|スコットさん!?| |~ギャツビー|しまった!| |~ || |~フィッツジェラルド|うわああああああああ| #endregion #region(第十九話 物語と記憶 一) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~ドストエフスキー|お前たち、生きてるか?| |~トルストイ|うん……なんとか| |~石川啄木|あのギャツビーって男、とんでもない力を隠し持ってやがったな| |~ドストエフスキー|ああ……俺の判断ミスだ。まさかあそこまでキレるとは思わなかった| |~高村光太郎|いえ、過ぎたことを言っても仕方ないですよ……| |~トルストイ|僕たち、地面が割れてその中に落ちたんだよね……良く無事だったな……| |~石川啄木|こんなところに落としやがって! ここは一体なんなんだよ!| |~ドストエフスキー|なんにも無い。侵蝕されてるわけじゃないみたいだがな| |~トルストイ|落ちてきた場所も見えないし……| |~高村光太郎|それだけじゃない、周りを見回しても果てが見えないんだけど……僕たち閉じ込められてる、のかな| |~ドストエフスキー|出口が無いなら困ったことになるな| |~|となると……| |~フィッツジェラルド|いてて……| |~ドストエフスキー|鍵を握っているのはあいつか| |~ || |~石川啄木|大丈夫か?| |~フィッツジェラルド|俺は頭を打って幻覚を見ているのか、それとも死んで天国に来ちまったのか……?| |~ドストエフスキー|やれやれ。こいつの様子がおかしかったのも、あのギャツビーの仕業だろうな| |~石川啄木|さっきのあれ、ギャツビーがやったのか?| |~ドストエフスキー|ああ。今頃、親友まで奈落に突き落としちまったことに慌てふためいていることだろうよ| |~石川啄木|そうだよな。あんにゃろ、絶対こいつを追ってここまで来るぜ……| |~フィッツジェラルド|Wait! 俺を置いていくな。一体全体何なんだ、説明しろっての!| |~石川啄木|わかった。そう急かすなって……俺様たちも混乱してるんだからさ| #endregion #region(第二十話 物語と記憶 二) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~トルストイ|っていうことなんだけど……伝わったかな| |~フィッツジェラルド|俺が作家で、この世界を作った……?| |~トルストイ|そう、僕も君と同じで最初は思い出せなかったんだけど……| |~ドストエフスキー|そういや、この歯車……| |~|レフの時と同じもの……だよな| |~トルストイ|そうだよ! その歯車で僕も記憶が戻ったんだ!| |~ || |~フィッツジェラルド|アーネスト! 待ってたんだぜ、楽しんでいってくれよ| |~ヘミングウェイ|かの F.スコット・フィッツジェラルド主催のパーティに招いてくれるとはな。今回は何のパーティだ?| |~フィッツジェラルド|よくぞ聞いてくれました! 俺の新作『グレート・ギャツビー』がめでたく世に出たから&br;ぱーっと行こうってな!| |~ヘミングウェイ|なるほど、だからいつもにも増して豪勢なわけだ。アメリカで一番売れている作家がすることは違う……| |~フィッツジェラルド|おいおいやめてくれよ。 俺とお前の仲だろ?| |~|それにお前ももうすぐアメリカ中に名前が売れる作家になるはずだ!| |~|嘘じゃないぜ? お前の書いた本を編集者に送ったら、出版してくれるってさ| |~ヘミングウェイ|なんだって?| |~フィッツジェラルド|Ha! 驚いたか、だからアンタにはその前祝いもかねてもてなさなくちゃな!| |~|さあさあ、飲めよ、親友!| #endregion #endregion #region(第二十一 〜 第三十話 ''&color(Red){ネタバレ注意};'') #region(第二十一話 物語と記憶 三) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~石川啄木|おい……おい!| |~ || |~フィッツジェラルド|……………………| |~石川啄木|おい、しっかりしろよ| |~フィッツジェラルド|……そうだ。俺はスコット・フィッツジェラルドだ| |~|じゃあここは、この場所は『グレート・ギャツビー』なの……か?| |~石川啄木|『グレート・ギャツビー』ね。俺様は聞いたことがないけど、高村は知ってるか?| |~高村光太郎|ううん、知らないな……| |~|あれ、まだ歯車が消えない| |~石川啄木|本当だ、なんでだ?| |~フィッツジェラルド|……なんなんだ、その歯車は| |~高村光太郎|君の記憶だよ。ギャツビーさんが持っていた……いや、君から隠していたといえばいいのかな| |~フィッツジェラルド|俺から、隠していた…………| |~|………………………………| |~石川啄木|おい、ビビってんのか?| |~高村光太郎|石川くん、言い方!| |~フィッツジェラルド|隠してたって、なんでアイツがわざわざそんな事してたんだ| |~石川啄木|俺様たちが知るかよ……| |~高村光太郎|たぶん、その記憶を思い出せばわかると思う……| |~|もしかしたら、それは開けちゃいけないパンドラの箱だった……ってことになるかもしれないけど| |~フィッツジェラルド|……寄越せよ、その歯車| |~|なぜかわからないが、正直に言って、その歯車を視界に入れるだけで嫌で嫌でたまらない……| |~|俺は、知りたい。アイツに会うために、向き合うために知らなきゃいけないと思う| |~高村光太郎|……わかったよ| #endregion #region(第二十二話 物語と記憶 四) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~ヘミングウェイ|スコットじゃないか。元気にしていたのか?| |~フィッツジェラルド|ああ、なんとかやってるさ| |~ヘミングウェイ|最近会うこともなかった、雑誌で新作も見かけない。どうしてるかと思って| |~フィッツジェラルド|ははっ、そうやって気にかけてくれるのはアンタくらいだよアーネスト| |~ヘミングウェイ|……金に困っているなら、力になるぞ| |~フィッツジェラルド|……ああ、ありがとな| |~|すまんが、急いでるんだ。また今度、俺から手紙を書くよ、じゃあなアーネスト!| |~ || |~フィッツジェラルド|そうだった……俺は……| |~石川啄木|…………大丈夫か?| |~フィッツジェラルド|だあああああ!!| |~石川啄木|うわっ、急に叫ぶな| |~フィッツジェラルド|そうさ! 時代が変わったんだよ、あの狂騒の時代は終わっちまった| |~|そうなった時、時代の寵児というものは、見向きもされなくなるものさ| |~|全部消えちまった&br;一瞬で俺は、借金に追われて、書きたいものも書けない三流小説家に落ちぶれてた| |~石川啄木|まじかよ……お前、大変だったんだな……| |~ドストエフスキー|金持ちの感覚のまま貧乏人になったら、そりゃ辛いだろうよ&br;大物だったプライドもあるだろうしな| |~フィッツジェラルド|ええい、同情はいいんだよ! それよりもだ、わかったよ。頭から尻尾の先までな| |~|確かに俺は辛かった。現実から目を背けて酒にも逃げた| |~|ずっと思っていたよ。あのときの狂騒が続けばよかったのに、ってな| |~|……だからこの世界で目が覚めた時、あいつは俺の願いを叶えたんだ| |~ドストエフスキー|なるほど、「全部忘れてここにいればいい」ってか……| #endregion #region(第二十三話 三章一節) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~フィッツジェラルド|…………………………| |~ || |~トルストイ|ねえフェージャ。謎は解けたけど……僕たち、早くここから脱出しないと……| |~ドストエフスキー|大丈夫だ。出口は向こうからやってきてくれるだろうよ| |~トルストイ|え、どういうこと……?| |~ドストエフスキー|ギャツビーだ。ここに親友を残しておくのは、全くの不本意だろうからな| |~フィッツジェラルド|…………………………| |~ドストエフスキー|おい、お前も覚悟しておけよ。これから起こることは、楽しいパーティとは真逆のことだろうからな| |~フィッツジェラルド|……答えてくれ。ギャツビーはいったい何なんだ? 俺が作り上げた幻なのか?| |~ドストエフスキー|ある意味ではそれは正しい。だが、幻と言ってしまうには存在感が強すぎるな| |~トルストイ|本物だよ。彼はこの世界に確かに存在して、世界を文字通り操っている……| |~ドストエフスキー|ああ。ただの幻なら、この世界の外から来た俺たちを奈落に突き落とすなんてできねえよ| |~ || |~石川啄木|どうしたんだ高村?| |~高村光太郎|考えていたんだ。彼をここから連れ出すことが正しいのかなって……| |~|だって、彼とギャツビーさんがここで暮らしていたのは本当のことだし| |~石川啄木|それは俺たちが決めることじゃねーし。あいつが決める話だろ| |~|それより、俺様たちが勝てるかどうかじゃねーか?&br;ギャツビーのやつ、完全にキレてたぞ| |~高村光太郎|そうだね……こっちも本気でかからないと、無事じゃ済まない&br;スコットを通して説得できればいいんだけど……| |~ || |~石川啄木|またかよ……お前たちの顔はもう見たくね―んだよ!| #endregion #region(第二十四話 物語と記憶 五) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~トルストイ|実は僕たちは君をここから連れ出すために来たんだ| |~フィッツジェラルド|……なんのために?| |~ドストエフスキー|俺達は今、お前みたいな作家を探してるんだ| |~トルストイ|今、世界が危機に瀕している。この世界や君自身にも危険が迫るかもしれない&br;その前に現実の世界に行って、一緒に戦おうってね| |~|そう思っていたんだけど……ここじゃ状況が違ったみたい| |~|スコットさん、君は答えを出さなくちゃならない| |~|もし君がすべてを知った上で望むなら、ギャツビーさんの言う通り、僕たちはここから去るよ| |~ドストエフスキー|おいレフ、勝手に決めるな| |~トルストイ|でも、彼の意思は尊重しないと……| |~|それにスコットさんはギャツビーさんのことを、とても大事に思っている&br;その気持はホンモノなんだから| |~|ずっと一緒にいたんだからギャツビーさんも悲しむだろうしね| |~ドストエフスキー|やれやれ、あの男のことを思い出したら、また気が重くなってきた| |~|何だって奴はこいつにここまで執着できるんだ……?| |~フィッツジェラルド|………………………………| |~|| |~フィッツジェラルド|マジのマジで今度はすごいものになるんだって| |~|新しい小説の主人公は夢を追い続けるやつなんだよ!| |~|その夢は儚い、幻のようなものだってことに気づかない| |~|社会的成功は手に入れても、本当に欲しかったものだけは手に入れられないんだ| |~ヘミングウェイ|相変わらずセンチメンタルなものを書くんだな| |~フィッツジェラルド|ほっとけ! これは俺がずっと書きたかったやつなんだ。楽しみにしておけよな!| |~ || |~フィッツジェラルド|……そうだったな。俺はあの時、自分のことを書いているつもりだったんだ| |~|俺はあいつの人生を考えて、生きる世界を描いて&br;あいつの考えることを表すための言葉を何時間も考えた……| |~|俺があいつのことを何でも知ってるように、あいつも俺が感じた絶望を、失望を、なにもかも知ってる&br;……だから隣に居てくれたんだな| |~???|スコット! 無事ですか?| |~ || |~フィッツジェラルド|兄弟……| |~ギャツビー|君たち……スコットに……| |~フィッツジェラルド|待ってくれ。こいつらと話す前に、お前に聞きたいことがあるんだ| |~ギャツビー|………………| |~ || |~フィッツジェラルド|ギャツビーの、俺たちの家だ……| |~ギャツビー|ええ、「僕たちの」家ですよ| #endregion #region(第二十五話 三章二節) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~フィッツジェラルド|ギャツビー、ここは一体なんなんだ? お前は今、何をしたんだ? &br;外の世界ってやつは本当にあるのか? だとしたら、俺は……| |~ギャツビー|スコット、落ち着いて。僕を信じてください| |~|外の世界があったとしても関係ありません。そうでしょう?&br;君の居場所はここです。この屋敷と、あの栄華を誇るニューヨークなんですから| |~フィッツジェラルド|ああ、そうだ……そう思って生きていた| |~|ここでお前と暮らすうちに、忘れちまったんだ| |~ギャツビー|やっぱり記憶が……あなた達の仕業ですね……| |~ドストエフスキー|なんのことだか。俺は落とし物を持ち主に届けただけだぜ| |~ギャツビー|許さない……!| |~フィッツジェラルド|落ち着けって、こいつらは俺たちの敵じゃない| |~石川啄木|そうそう、こいつを探しに来たってだけなんだ| |~ギャツビー|嘘だ! お前たちはスコットを連れ去りに来たんだ!| |~フィッツジェラルド|…………………………………………| |~ギャツビー|全部台無しだ……ようやく作り上げたっていうのに……| |~|そうだ。あの声が言ったとおりだ……&br;また記憶をとってしまえばいい……そうしたら元通りだ……| |~石川啄木|やばい、ヤツの力が暴走してる……!| |~フィッツジェラルド|おい、やめろギャツビーっ!| |~ || |~ギャツビー|ここが唯一の世界なんだ。すべてを失ったことなんて忘れて、永遠にここにいればいいんだ……!| #endregion #region(第二十六話 三章二節) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~ギャツビー|君たちは嘘を吹き込んでいるんだ……ここから出ていくことが幸せなのだと!| #endregion #region(第二十七話 三章二節) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~フィッツジェラルド|兄弟!| |~ギャツビー|スコット……| |~フィッツジェラルド|馬鹿野郎、どうしてこんなになるまで……| |~ギャツビー|僕は君のことをずっと見ていた……君のことは誰よりも知っている……| |~|望んだ小説家として生きられなかった君……あんな君の姿は見たくないんだ| |~|過去の栄光は遠い、それでも書き続ける君の姿は哀れだ……| |~フィッツジェラルド|……ギャツビー、お前はここで、ずっと俺のことを見ていたんだな| #endregion #region(第二十八話 物語と記憶 六) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~フィッツジェラルド|兄弟、よく聞いてくれ| |~ギャツビー|……………………………| |~フィッツジェラルド|この最高の夢が見られて楽しかったよ| |~|……でも、夢は醒めるものだ| |~ギャツビー|君は行ってしまうのか?| |~フィッツジェラルド|……俺のいるべき場所は、多分、ここじゃないんだ&br;なんて言えばいいのか……俺の魂がそう告げているんだよ| |~石川啄木|本の世界と、そこにいるやつの身に危険が及ぶかもしれないってんで、俺様達は来たんだ| |~高村光太郎|その危険の原因を突き止めたい。そのためにも、彼の力を貸してほしい| |~ギャツビー|……いつかこうなる気がしていたよ。だから嫌だったんだ| |~石川啄木|ま、別にまた来ればいい。俺様たちがここに来たみたいによ| |~高村光太郎|一生の別れじゃない、本を開けばいつだってここに来ることはできるんだ&br;スコットが望む限り、この世界は存在し続ける| |~フィッツジェラルド|俺はお前にこれ以上ないくらい感謝してる&br;お前を置いていかなきゃいけないなんて、身を引き裂かれるような気持ちだよ| |~ギャツビー|かまわない……君が決めたことならね| |~フィッツジェラルド|無理するなよ、寂しいって顔に書いてあるぜ| |~ギャツビー|……君が僕を創ったんだから、当然じゃないか| |~フィッツジェラルド|そうだよな、ここで出会う前から俺たちは親友、いや兄弟だったんだもんな| |~ギャツビー|……そのとおりだよ、兄弟| |~フィッツジェラルド|そうだ。一つだけ、言っておかなくちゃな| |~|お前は俺が全部失った後も惨めに書き続けてるのが哀れって言ってたが、それは違うぜ| |~|俺にとって書くことは、金とか名声とか、全部失った俺に最後に残された救いだったんだよ| |~|それに、作家が命を賭けて創作に取り組むのは宿命みたいなものだからな&br;それを哀れなんて言ってくれるなよ| |~ギャツビー|……どれだけ時が経とうと、君は小説家なんだね| #endregion #region(第二十九話 残された謎) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~トルストイ|ギャツビーさん……| |~ギャツビー|……負の感情に飲まれてしまった自分が恥ずかしいです| |~ドストエフスキー|ようやくお前と落ち着いて話せるな| |~トルストイ|ギャツビーさん、ごめんなさい……スコットさんのこと……| |~ギャツビー|謝らないでください。不愉快なだけですから| |~|僕はずっとこの世界で暮らしてきた&br;ここがどういう世界なのかも、自分が何者なのかもわかっている| |~|私もスコットと共に行く、それが叶わない夢だということも……| |~トルストイ|…………………………| |~ギャツビー|貴方たちの事情は知らないし、興味もありません&br;それでも貴方たちが文学のために戦うというのは真実なのでしょう……彼を、お願いします| |~ドストエフスキー|ああ、わかったよ| |~|そうだ。お前に一つ聞きたいことがある&br;「アーネスト・ヘミングウェイ」という男を知っているか?| |~トルストイ|そうだ! ギャツビーさんたちと別行動していた時に会った人だよ| |~フィッツジェラルド|あー! そう言えば!| |~|あのとき俺は、なんの疑問も持たずにアーネストって話しかけていた| |~|あいつは本当にアーネスト……なんだよな?| |~ドストエフスキー|それだよ。本当にアーネスト・ヘミングウェイだとしたら、なんでいるんだ?| |~トルストイ|この世界にはもうひとり作家がいるってこと……だよね| |~ドストエフスキー|『罪と罰』にレフがやってきたように、ここにもヘミングウェイがいるということか……?| |~トルストイ|あのとき、みんなを追いかけてそれどころじゃなくなってしまったけど……&br;ギャツビーさんは、何か彼のことを知ってる?| |~ギャツビー|……わかりません。貴方たちがこの世界に侵入してきたことは感知していました&br;同じようなことが起これば、気づくと思うのですが| |~ドストエフスキー|……謎が残るな| |~トルストイ|でも、もし本当にヘミングウェイって人がこの世界にいるなら、僕たちはまだ帰れないよ| |~ドストエフスキー|選択肢はないみたいだな……ったく、この働き分の報酬、後で絶対ぶんどってやる| |~|高村と石川……だったか。お前たち二人はフィッツジェラルドを図書館に送っていってやれ&br;俺とレフはこのままこの世界を調べる| |~高村光太郎|いいんですか? 一度戻っても……| |~ドストエフスキー|早いほうがいい。ヘミングウェイと思しきやつの顔を知っているのは俺たちだけだしな| |~トルストイ|あの……ギャツビーさん、協力してもらえませんか……?| |~フィッツジェラルド|俺からも頼む、ヘミングウェイは俺の親友なんだ。あのとき会ったあいつの正体を知りたい| |~ギャツビー|仕方ありません……この世界に私の知らない部外者がいるというのも気分が悪い| |~|私もヘミングウェイのことは知識として知っています。力になりましょう| #endregion #region(第三十話 四章一節) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~トルストイ|ヘミングウェイさん、今はどこにいるんだろう……?| |~フィッツジェラルド|俺としても不可解だ。ニューヨークでお前たちが走り去っていったと思ったら &br;アーネストもいなくなっていたんだからな| |~トルストイ|結局、何の話もできなかったんだね| |~フィッツジェラルド|ああ、お前たち二人と別れた後は、何も話せていない| |~ドストエフスキー|ヘミングウェイは別の世界でアンタと同じように暮らしていて&br;何かのきっかけでこっちにやってきたのかもしれない| |~フィッツジェラルド|そんなこともあるのか? 全く、この世界は不思議なことだらけだよ| |~|……アーネストとは作家仲間でさ。俺が人気作家だったあの頃、毎夜一緒に飲み歩いていたのさ&br;小説のことで夜通し語り合ったり、書いた小説を批評しあったりもした| |~|伝えてやってくれ。「俺は先に行って待ってる、お前も来い」ってさ| |~ || |~トルストイ|ってフィッツジェラルドさんは言っていたけど……| |~守護者|ホーッ!| |~ドストエフスキー|おい、ギャツビー! こいつらに言ってやれよ、俺たちはもう敵じゃないって!| |~トルストイ|ギャツビーさん、なんとかできないの?| |~ギャツビー|残念ながら、今の僕に残された力はありません。彼らに干渉することはできないんです&br;相変わらず、僕に対しては敵意はないようですが……| |~トルストイ|やっぱりこうなっちゃうのか……| #endregion #endregion #region(第三十一 〜 第三十二話 ''&color(Red){ネタバレ注意};'') #region(第三十一話 四章二節) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~トルストイ|守護者は封印された本を守っているって言っていたけど……&br;僕たちにまで攻撃するの、止めてくれないかなあ| |~ギャツビー|この様子だと少し心配ですね……&br;アーネスト・ヘミングウェイがいたとして、危険な目に遭っているかもしれません……| |~|……!| |~ドストエフスキー|どうした?| |~ギャツビー|この違和感は一体……?| |~ || |~トルストイ|侵蝕者!| |~ドストエフスキー|なんでこいつらが……!| #endregion #region(第三十二話 四章二節) |>|~内容| |LEFT:|LEFT:|c |~ギャツビー|これが、貴方たちの言っていた……| |~トルストイ|そう、文学の世界を壊す侵蝕者だよ!| |~ドストエフスキー|おい、急げ!| |~|まさかとは思うが……!| |~ || |~ドストエフスキー|これは……………| |~トルストイ|あの、人でいっぱいだった街は一体どこに……| |~ |To be continued| #endregion #endregion *コメントフォーム [#zd405ef7] #pcomment(,reply,10) TIME:"2023-03-10 (金) 17:02:29" REFERER:"http://bungo.wikiru.jp/index.php?cmd=edit&page=%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88294_%E7%95%B0%E5%A2%83%E7%A7%98%E9%8C%B2%E3%80%8C%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%84%E3%83%93%E3%83%BC%E3%80%8D%E3%83%B2%E6%B5%84%E5%8C%96%E3%82%BB%E3%83%A8%E3%83%BB%E5%89%8D%E7%B7%A8"