紡の有魂書
紡の有魂書について †
2021/11/01に実装されたコンテンツ。
「紡の有魂書」に潜書・探索することで、ランダムでアイテムや回想を獲得できる。
回想を全て集めることで潜書できる「覚醒ノ物語 終章」を浄化することで、
文豪の新たな力を引き出すための「覚醒ノ指環」を獲得することができる。
覚醒ノ指環が実装されている文豪のみ潜書可能。
潜書には「有魂書」が必要となる。
「覚醒ノ指環」入手後にも、引き続き「紡の有魂書」の探索と「覚醒ノ物語 終章」の潜書が可能。(回想を除くアイテム、経験値の入手のみとなる)
出現アイテム一覧表 †
時間 | アイテム |
0:10 | 文魂(小)×5 想魂(小)×5 語魂(小)×5 |
0:20 | 文魂(中)×2 想魂(中)×2 語魂(中)×2 |
1:00 | 文魂(大)×1 想魂(大)×1 語魂(大)×1 |
魂ノ歯車×1 記憶ノ歯車×1 |
異彩の薬液(刃/弓/銃/鞭)×1 異彩の秘薬(刃/弓/銃/鞭)×1 異彩ノ結晶×1 |
対象文豪の通常衣装×1 対象文豪の回想×1 |
覚醒ノ指環について †
文豪の秘められた新たな力を解放するアイテム。
「覚醒ノ指環」を獲得すると、下記効果が発生する。
- 対象の文豪に装備させることで、戦闘時に特殊な効果を獲得できる。
- 司書室>助手変更>助手選択から、対象文豪の覚醒の姿が選択でき、助手に設定できる。
覚醒の姿での助手時のボイスは一部変更となる。
- 散策で各移動先に登場した時の台詞が変化する。
「覚醒ノ指環」を文豪に装備させることで、下記が通常時から変更になり、特殊な効果が付与される。
【通常時からの変更】
・戦闘時の文豪のイラストが覚醒の姿になる。
・戦闘時のボイスが一部変更になる。
【戦闘時の特殊効果】
・筆殺奥義の発生確率が通常時より上昇。
・喪失状態にならなくなる。 ※文豪の負傷状態は耗弱までとなる。
覚醒ノ指環実装履歴 †
覚醒ノ物語について †
紡の有魂書で獲得できる回想。回想は全部で「10」個あり、獲得すると進行度が変化する。
潜書させる文豪のレベルが高いほど回想の探索成功率が上昇し、Lv60時の探索成功率は30%。
(レベルが2上がるごとに、探索成功率が1%上がる模様)
時系列は、序章→芥川→太宰(その後実装順)となっている。
関連回想 †
「覚醒ノ物語」は、今までの回想を文豪が思い出し、振り返る形で展開するため、
関連する回想を見ていない場合は(イベント回想の場合は一連の回想を)閲覧しておくことが推奨される。
各文豪の折りたたみをクリックで、関連回想のタイトル一覧を表示。
文豪の作品が引用されている場合は、灰色で出典を記載。
+
芥川龍之介 |
章数 | 関連回想 |
一 | 有碍書回想「芥川と菊池」 |
三 | 『斜陽』ヲ浄化セヨ「志賀と芥川の証言」 |
四 | 「歯車」ヲ浄化セヨ 「討伐任務 歯車 五」 |
五 | 『斜陽』ヲ浄化セヨ「志賀と芥川の証言」 |
六 | 有碍書回想「志賀と芥川」 |
七 | 有碍書回想「芥川と夏目」 |
八 | 「歯車」ヲ浄化セヨ 「歯車 四」 |
九 | 有碍書回想「芥川と堀」 「歯車」ヲ浄化セヨ 「討伐任務 歯車 五」 |
+
太宰治 |
章数 | 関連回想 |
四 | 『斜陽』ヲ浄化セヨ「斜陽 三」 |
五 | 『斜陽』ヲ浄化セヨ「斜陽 六」 |
六 | 『斜陽』ヲ浄化セヨ「斜陽 六」 |
七 | 散策回想「人間合格」(佐藤と太宰) |
八 | 「火宅の人」ヲ浄化セヨ 「太宰と檀」 |
九 | 「走れメロス」ヲ浄化セヨ「討伐任務 走れメロス 五」 |
十 | 「人間失格」ヲ浄化セヨ「討伐任務 人間失格 五」 |
+
萩原朔太郎 |
章数 | 関連回想 |
三 | 出典:「猫」 |
四 | 出典:「地面の底の病気の顔」 |
五 | 出典:「干からびた犯罪」 |
六 | 出典:『月に吠える』序、「悲しい月夜」 |
七 | 「月に吠える」ヲ浄化セヨ「討伐任務 月に吠える 五」 |
出典:『月に吠える』序 |
八 | 梶流クッキング おもてなし料理編「詩の種を蒔いて」 幕間 萩原朔太郎「詩情」 有碍書回想「萩原と北原」 |
九 | 「月に吠える」ヲ浄化セヨ「月に吠える 三」 |
出典:「漂泊者の歌」 |
十 | 出典:「さびしい人格」 |
十一 |
「覚醒ノ物語 終章」について †
進行度10まで回想を獲得すると、探索成功率の表示は「済」となり、対象文豪の通常衣装を所持している場合、「覚醒ノ物語 終章」への潜書が可能となる。
「覚醒の物語 終章」に潜書すると、回想の後戦闘となる。(覚醒ノ指環入手済みの場合、戦闘のみ)
潜書時の装備は通常衣装で固定。
※「覚醒ノ物語 終章」に潜書するには、解除されたトグルを「潜書する」に切り替える必要がある。
回想内容 ※ネタバレ注意 †
+
+
内容 |
(選択肢) | [ここは……?] |
| |
(選択肢) | [歯車が……] [指環……?] |
| |
??? | ……………………………………おーい |
??? | 起きて……………………………… |
アオ | あ、目が覚めましたか? |
アカ | くくっ、なんか寝言を言ってたぞ。変な夢でもみたのかー? |
アオ | 手続きに必要な書類の確認に来たら、あなたがすやすや寝ていたので… 悪いですが、起こさせてもらいました |
アカ | あれ、アンタ顔色がめっちゃ悪いぞ |
(選択肢) | [めまいが……] [眠気が……] |
アオ | 大丈夫ですか? |
アカ | 忙しくて昨日、あまり眠れなかったとか? |
アオ | 調子が悪いなら、補修室に行って診てもらったほうがいいですよ |
(選択肢) | [うん。そうし……] |
アカ | おい、だいじょうぶか!? |
+
内容 |
館長 | 大丈夫か? 見舞いに来たぞ |
館長 | 気を失ったと聞いて心配した。病気じゃないと聞いて安心したが…… |
アオ | 森さんは過労じゃないかと言ってましたが……はっきりとした原因はわからないんだそうです |
アカ | 確かに働きすぎなのかもしれないけどさ……侵蝕者の親玉を倒してからはそうでもないじゃん |
館長 | いつからこの調子なんだ? |
(選択肢) | [実は……] [けっこう前から……] |
館長 | ほう。かなり前から、めまいと倦怠感……そして眠気があった……と |
ネコ | オイ、お前たち。客だぞ |
館長 | 客? いったい誰が…… |
ファウスト | 久しぶりだな |
アカ | おいおい、アンタ。ここまで来ていったいなんの用だ? |
ファウスト | 私は警告しにきた。文豪が危ない、それだけではなく……特務司書、お前もだ |
ネコ | ファウストが言うには、お前が倒れたのはただの不調ではないらしい |
| |
館長 | 文豪と司書が危ないというのは、どういうことだ? |
ファウスト | 順を追って説明しよう |
ファウスト | 私は侵蝕者の事件の後、文学について研究していた。そこでいくつかわかったことがある |
ファウスト | 知っての通り、文学は人々に読まれ、親しまれることでひとつの概念……世界を作る |
ファウスト | そこに、文豪の魂というひとつの概念がつながると その文学作品は有魂書になり、現世へつながる扉が開く |
ファウスト | これが有魂書が生まれる仕組みとわかった。文豪はそこから転生しているのだな |
館長 | なるほど。我々は多くの文豪を転生させてきたが、 文学作品が有魂書になり、文豪を転生させられるようになる理由は長らく不明だった それを明らかにしてくれたのは、研究に対する大きな一歩だ |
ファウスト | だが、話はここで終わらない |
ファウスト | 侵蝕者が文学を侵蝕していたことで魂と文学のバランスが崩れていた |
ファウスト | 文学はお前たちが浄化して安定したが、魂の世界は不安定なまま その不安定さは時間とともに悪化している |
ファウスト | これが私がやって来た理由だ。この事実を伝えに来た |
館長 | 話がみえてきたぞ…… |
ファウスト | 文豪がこの世に存在していられるのは 常に司書がアルケミストの力を持っているから。そうだろう? |
ネコ | ……ああ。吾輩が館長の力でこの世界に存在しているようにな |
館長 | その魂の世界が不安定なことで、司書の力は酷使されている それが体調不良に現れてしまっているのではないか |
ファウスト | そうだ。魂の世界が不安定になっていることで 転生し続けることにより多くの力を必要としてしまい、疲弊している |
館長 | その仮説が正しければ、問題を解決しない限り司書は治らないということになるな |
ファウスト | ああ。それどころか司書のアルケミストの力自体が弱まり 文豪がこの世に存在し続けることが難くなってしまうかもしれない |
+
内容 |
アカ | ええーっ、司書たちが危ないじゃん! |
ゲーテ | 自体は深刻なようですね。ファウストが知らせてくれたことは救いですが…… |
アカ | なあなあ、なんとかならないのか? |
アオ | 魂の世界が不安定だからってことが原因なら、安定させればいいのでは? |
ゲーテ | そのとおりですが、我々アルケミストは文学……人工の概念にしか干渉できません 人の魂という自然由来の概念に干渉できるのはその魂の持ち主だけでしょう |
アオ | つまり、文豪自身がなんとかしないといけないってことですか? |
ゲーテ | ええ。幸いなことに、文学と魂の世界は繋がっています 潜書すれば、たどり着くことができるでしょう |
館長 | だがそこは、我々にとっても未知の世界。危険であろうことは想像に難くない…… |
館長 | 文豪ひとりで何処までできるか……そもそも文豪がなんとかできる話なのか? |
アカ | わからないけど、やってみるしか無いんじゃないか。これまで文学を浄化したみたいにさ |
館長 | そうだな。ふたりとも、文豪たちを呼んできてくれないか? |
アカ | わかった、何人かに相談してみるよ |
ネコ | ゲーテは潜書しないのか? |
ゲーテ | 私は、当分はアルケミストとしての研究に徹したいと思います 文豪の皆さんのことは信じていますから |
ゲーテ | 今は、潜書とは別の手段……司書さんを救うために根本的な原因 私を含め、文豪の方々が司書さんの力に頼らずにいられる手段を探そうと思うのです |
館長 | そのとおりだな。我々としてもそのほうが助かる |
ネコ | 吾輩も協力しよう |
(選択肢) | [ありがとうございます] [よろしくお願いします] |
館長 | 特務司書、君も安心してくれ。俺たちがついている |
館長 | 凄腕のアルケミストたちが全力を出すんだ。必ず手立てを見つけるよ |
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芥川龍之介 | なるほど、事情はわかったよ |
芥川龍之介 | そういうことなら、僕は協力を惜しまない、その魂の世界にはどこからいけるんだい? |
ネコ | 芥川、お前の有魂書に潜書することになるだろう。準備ができ次第。調査に向かってくれ |
館長 | その世界に何があるのか、確かめたい。頼んだぞ |